みなさん、まどそら堂内の貸し棚をご存知ですかー?ただいま〈咲文庫〉、〈たちばな〉、〈まんとブックス〉3店主さんの貸し棚が稼働中。本日は各店舗から僕の独断で選んだ1冊をご紹介します。
まずは咲文庫さん。選んだ本は井上陽水と五木寛之の対談本『青空ふたり旅』。二人ともまだ若くて、ま、言いたいことを言っているなという対談(笑)。どちらもノッている頃なのでこういう企画も立ち上がったんだろうけど、陽水の心情や制作に関わる話など今読んでも面白い。陽水ファンだったという方でまだ読んでなかったらおすすめ。 続いてたちばなさん。カッパ好きでカッパの本を集めているらしい(笑)ので、まずはこの一冊。『カッパ夜話』小林蹴月・島田立山編。タイトル最高!値段見るとぶっ飛びます(笑)。さすがに読んだことないので内容には触れられませんが、カッパ好きにはたまらないだろうと(笑)。国分寺周辺でカッパ好きの方!早いもの勝ちですよー! 最後はまんとブックスさん。まんとさんはCDも置いているのでその中からキャロル・キングの『つづれおり』を。これまた有名、しかもよく聴いていましたという方も多いので、説明も不要かもしれませんね。ただ世代的にかなり上の方たちの話ですが(笑)。 そんなわけで貸し棚3人衆の棚からお送りしました。貸し棚はまだ6人分残ってます。どしどしお問い合わせください! 今日の国分寺は豪雨。たまに曇り。まいります・・・ 今日流れているのは、ロッド・スチュアートです。 咲文庫さん たちばなさん まんとブックスさん #
by yoshizo1961
| 2016-08-20 15:39
| 貸し棚情報
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国分寺マンションに越してきて1年と3ヶ月くらい。このお盆休み明けは人通りも少なく、ましてますますの猛暑。ひところは涼しくなってきたかと思っていたけれど、まだまだ暑い夏は続きます。
国分寺マンションは国分寺駅南口から新宿方面へ坂を下ったところにあるマンション。サバを読んでいるわけでもなく、ほんと1,2分の距離なのであっという間につきます。マンションの正面に殿ケ谷戸庭園があり、マンション背後には国分寺駅の線路。 殿ケ谷戸庭園の木々を通り抜けた風がお店の玄関から入ってきて、裏の勝手口に抜けていくような日は、多少暑くても、抜けていく風だけで気持ちもよく、クーラーもいらないくらい。 暑さも落ち着けば、また人の流れも増えてにぎやかになって来ると思いますが、今は大学も夏休み中だしまばらな人の流れで静か。早く涼しくなればいいね。 マンション端っこのほんやら洞は相変わらず緑モシャモシャで、なんとなく涼しそう。うちのお店の壁までこのモシャモシャが続いてくればいいのに(笑)。国分寺マンション緑化計画(!)でこのモシャモシャでマンション全体を包み込もう!ということにならないかなー(笑)。いえいえ、ぼくの妄想です。 今日の国分寺は晴れ。また雨降るのかな? 今日流れているのは、ニール・ヤングのアンプラグドです。 #
by yoshizo1961
| 2016-08-19 13:29
| お店あれこれ
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今日はアーカイブスです。
『ジャック・ワイルドみたいに』 2014/6/23 今日は映画の話。1971年に公開されたアラン・パーカー監督のデビュー作「小さな恋のメロディ」について。 この映画を初めて観たのは公開から6~7年後。高校生の時、田舎の名画座で。それからテレビ放送で観たりビデオで観たりで、もう何度もくり返して観てる。何がそんなにいいのかと自分でも思うほど観たけれども、忘れたころに、また観たくなる。日本では大ヒットした映画だけど、本国のイギリスではそれほどでもなかったらしい。 初めてまともに見たイギリスの風景と生活。ヒルトンの「チップス先生さようなら」で頭の中に出来上がっていたイギリスの学校のイメージもそのまま。こてこての日本的生活とは何もかもがまるで違っていて、ある意味ではカルチャーショックめいたものも感じたりした。食の風景もまるで違ったなぁ。昼飯に家族でハム(生ハム?)だけをお皿で食べているシーンは、えー、これだけ?って感じだったが、それがおいしそうでたまらなかった。主人公の一人であるダニエル(マーク・レスター)は中産階級の家の息子で、もう一人の主人公のメロディ(トレイシー・ハイド)は労働者階級の家の娘だったが、労働者階級でどちらかといえば貧しい家であっても、大きなテーブルで家族みんなで大きな生ハムをナイフとフォークで食べるシーンは、ちゃぶ台でたまごかけごはんが定番のイメージの自分にとっては、超リッチな感じがしたもんだ。 脇役ではあったが、存在感で二人の主人公をも食っていたオーンショー(ジャック・ワイルド)も労働者階級の家の子で、しかも貧しい家の子という設定であったが、彼が食べる昼飯にしてもオーブンに無造作に投げ入れたなんだかわからない食べ物であっても、たまごかけごはんよりおしゃれでおいしそうだった。 そもそもこの映画はそういった社会の構造とか、権威と、旧態依然とした教育の現場を下敷きに、なぜもっと自由にものごとを感じてはいけないのか?というテーマを「恋」というかたちにして描いたものだが、高校生の時に観た印象は、トレイシー・ハイドが可愛いいとかジャック・ワイルドがかっこいいとかそんなこと。そしてメルヘンな恋の行方に気を取られて、あの二人はどこへ行っちゃったのかなー、などと思っていただけだった。けれども何度も観るうちに映画そのものの深みにハマっていった。 もし自分で映画を撮るなら、この映画の影響は多分に出ることだろう。ビージーズの曲と映像がマッチアップするあの感じとか、ジャック・ワイルド的立ち位置の配役とか。それに絶対なのは、この映画のラストシーンのように、だんだん上空にカメラが引いて行って風景に溶け込む終わり方!もうほとんど頭の中では出来上がっちゃってる(笑)。 当時はジャック・ワイルドみたいにちょっと斜にかまえた奴がかっこよく見えたが、それはいまでも変わらない。ジャック・ワイルドはもうこの世にはいないが、ああいう感じの役者さんで映画を作ってみたいもんだ(作れればいいなーという想像の話だけど)。まだ観たことないというアナタ、いますぐTSUTAYAへGO! 今日の国分寺は晴れ。台風一過で猛烈な暑さ。明日は定休日です。また金曜日に。 今日流れているのは、REMです。 #
by yoshizo1961
| 2016-08-17 15:13
| 美術あれこれ
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79年と80年の少女マンガ雑誌『なかよし』が入荷中。
『りぼん』系の乙女チック風でもなく、この時代の『なかよし』はやっぱ、いがらしゆみこか、たかなし♡しずえか。なんだか甘ったるい感じの絵柄。が、たかなし♡しずえは少々どことなく乙女チックではある。 通常の『なかよし』の方は1979年の8月号。人気ばくはつ4大連載と銘打って、『メイミー♡エンジェル』いがらしゆみこ・『しあわせ半分こ』高橋千鶴・『おはよう!スパンク』たかなし♡しずえ・『フォスティーヌ』原ちえこが並んでいる。他に読みきりであさぎり夕とか、志摩ようことか。なかよしもりぼん同様、ふろくが山のようについている。スパンクのチャーミングサマーバックなど、シールやアイロンプリント、ノートなど。 それにしてもいがらしゆみこの絵はすごいな・・・。コマ割りも。花が飛びまくってるし(笑)。高橋千鶴やたかなし♡しずえは当時っぽい絵柄。 もう一冊の方は『なかよしデラックス』。1980年の9月号。掲載作品は全部かきおろし。こちらも巻頭はいがらしゆみこ。『風とあいつとレインボー』が載っている。他には高階良子、曽祢まさこ、神崎順子、田所美千子など。こちらは判型が通常のものよりひとまわり小さい。 どちらも時代感があるが、まだまだ新しい感じがする。80年代初頭って遠い昔のように感じるけど、もの自体はまだまだ新しい?なんだかへんてこな気分です。 今日の国分寺は曇り。夜から台風だそうで・・・ 今日はビートルズでも・・・ #
by yoshizo1961
| 2016-08-16 14:42
| マンガあれこれ
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﨑山健一郎さんの家の写真集『東京ノスタルジック』が面白い。
都内にある古い家屋を撮りためた写真集。昭和の香りがプンプンしてきて懐かしさと記憶がないまぜになって脳内を刺激してくれる。昔の木造家屋ってなんだかいい感じ。 といっても昭和の高度経済成長期の家並みは、みんなこんなだった。そこに鉄筋コンクリートの家がポツポツ建ち始め、それから新建材の家が立ち並ぶようになる。いまじゃどこの家も同じ仕様でつまらない。けど、ま、昭和時代の家もみんなおんなじといえばおんなじだったかもしれない。 自分自身、朽ち果てたトタンの色合いなんかに魅かれて小屋の写真を撮っていた時期があるけど、その時に感じていたのは、時間が経過して変容していく造形というか、変化していく形への興味だった。が、この写真集に出てくる家々はそういった経年変化というより、昭和という時代そのもののノスタルジックさがツボという感じか。ま、写真集のタイトルそのままだけど。 何だかいいなーという感じの昭和な家。見た目はいいけど冬は寒そうだ(笑)。外見だけ昭和で中身は今風な家がいいかも(笑)。 今日の国分寺は曇り。まだ雨は降ってない・・・ 今日流れているのは、押尾コータローです。 #
by yoshizo1961
| 2016-08-15 15:00
| 本あれこれ
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