昭和なあれこれ

 いま手元に「毎日ムック 戦後50年」という大型で分厚いムック本があるんだけれど、パラパラめくっていると、ああこんな・・・とか、おお、これって・・・などと唸ってしまう写真が満載ですごいことになっていた。

 おお、1971年にピンクフロイドが来日してる!大阪でライヴした時の写真?この年ははっぴいえんどが「風待ろまん」を発表してる。歌謡曲では「雨の御堂筋」とか「また逢う日まで」が流行してた。まんがは「男おいどん」。テレビは「スター誕生」、「野生の王国」など。野生の王国懐かしい・・・。テーマ曲もう一度聴きたいね。ていうか1971年って、そんな時代だったんだ。三島由紀夫の割腹自殺やよど号ハイジャックはその前の年の70年。

 スプーン曲げが流行ったのが1974年。関口少年ってこんな子だったっけ・・・。いまどうしているだろう。この頃の大衆食堂の写真がでっかく載ってるんだけど、いい感じ。トタンの看板に手書きの看板文字。暖簾も大きめで渋いなー。電柱はモルタルじゃなくて木だし。店の前にとまっているカブはあんまり変わらない(笑)。なんかこんな風景の路地を作ったら面白そう。

 昭和バリバリの古本屋もやってみたいなあ。隣が大衆食堂に喫茶店、大衆酒場にレコードや、駄菓子屋などなど。三丁目の夕日みたいか(笑)。

 ま、そんな懐かしい写真が満載のムック本、お店の中央ちょっと奥の棚の真ん中あたりに並べてあります。興味ありましたらぜひどうぞ。

 今日の国分寺は曇り時々雨。いま陽がでてる。明日は定休日です。また水曜日に。

 今日の気になる一冊は、「学習漫画 日本の歴史」集英社。小学校の時、教室の学級文庫の定番本だった。学習とはいえ漫画なのでよく読んだ記憶がある。お店にあるのは昭和50年の版だけど、初版が昭和42年だからリアルで読んだ本かも。歴史自体は頭に入ってないけどね…(笑)。

 今日流れているのは、またしても小林武文です。
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# by yoshizo1961 | 2018-09-03 16:08 | 本あれこれ | Comments(0)

三度目は無し

 この夏は、後悔先に立たず的出来事が二度もあり、一度目はグタグタひきずって一日二日の間悔やんでいたんだけど、二度目に至っては(開き直りではなく)気合いが足らない自分自身に自分で活を入れて、気持ちを引き締めた。

 いったい何をやらかしたかというと、稀少な絶版本をそうとは知らず超安値で売ってしまった・・・という古本屋にあるまじき失態(よくやることかもしれないがw)。

 1000円の本を100円で売ってしまったというレベルではなく、泣きが入りそうなレベルだったので、こんないつもピーピー言いながら月末を迎えているというのに、ちゃんと商売していればおかずの一品増やせただろうに、なんて甘い仕事をしているのかと自分が嫌になる。

 そんな小さいことでなどと言われそうだが、現実はそう言うことで、本を売ってナンボの仕事なのにそのナンボがわかっていない・・・というていたらくに自分が嫌になるわけである。

 けれども二度目では、こんなことがあってこそ大きくなれるのかもしれないと、いいように解釈することにしたけど、パチッと目が覚めた気がした。

 まだまだだなーと自分で自分に言う。情けないけど。

 今日の国分寺は雨時々曇り。

 今日の気になる一冊は、「ティム・バートン版 猿の惑星」ウィリアム・トーマス・クイック。角川文庫。ピエール・ブールの本家・猿の惑星ではない。ティム・バートン版の猿の惑星も本家もどっちも結構好き。映画と原作、どちらもちょっとばかり違うけど、どちらもSFの金字塔。

 今日流れているのは、昨日と同じく小林武文です。
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# by yoshizo1961 | 2018-09-02 16:48 | 本あれこれ | Comments(0)

読める本とは

 読める本を並べないといけないな、と最近思うのだった。

 読める本って?文字通りの読める本。読めるというのは、読んで深みを感じる本、心からお勧めできる本、ああ、これはいい本だったと言ってもらえるような本。小説が主体になるけど、その周辺も含めて。

 定番の名作と言われるものから、まどそら堂イチオシの本など文庫から単行本迄。一通り揃えたい。ていうかそういった本があるのが古本屋なのではないかっていまさら思うわけで、いかにそういう本がうちには少なかったかということに気が付いたというか・・・。

 もちろんおすすめの本を並べてはいても、やはりどこかマニアックすぎたり、奇抜だったり、ビジュアル先行だったりと、本そのものの魅力に圧されていたかな、と。それはそれでポリシーであるのでいいんだけど、落ち着いて向き合えるブンガクそのものが少ないんじゃないかと。

 自分が読んでこなかった作家でも、作品でも、いいものは限りなくあるわけで、読まず嫌いではなく並べ嫌いなところを是正するべし…と思ったわけです。

 お客様にスタンダードな名作のリクエストをされて、ああ、おまちください、と自分でこれはどうかなと差し出した本はいずれも定番ではあってもやっぱマニアック気味であったりするので、そうか、そういう需要にも答えられる棚がひとつくらいないといけないなーと思った次第。

 近代、現代文学の日本、外国小説のスタンダードで、おすすめできる作品を。そんな棚が必要だった‥というお話でした。

 今日の国分寺は曇り時々雨。

 今日の気になる一冊は、「獄門島」横溝正史。角川文庫。夏の最後に横溝正史はいかがですか。お店にある版は昭和46年の初版本。そうです、白背です。白い背を見て、おお!と反応してくださるお客様が少ないのは残念ですが、それも時代でしょうか・・・。

 今日流れているのは、「memimiamon」小林武文です。
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# by yoshizo1961 | 2018-09-01 15:27 | 本あれこれ | Comments(0)

秋に思うこと

 うーん、ちょっと前から片耳が急に耳鳴り・・・。どうしちゃったんだろう。風邪でもひいたか。

 とにもかくにも8月ももう終わり。31日ではないか!夏休みが終わってしまう。今日は金曜日だからまだ土、日2日間は学校休みか・・・。とはいえ今日日の学校は早めに新学期が始まるんだっけ?国分寺はもう始まってるもんな。

 ああ、学校行かなくていいからよかったー。子どもじゃないし。ていうか宿題とかしなくていいのはうれしいな。夏休みの宿題ほど嫌なものはなかったような・・・。ちゃんと早めにやっておけば楽勝だし、毎日キチキチやればいいだけだから、どうってことないはずなんだけど、それができれば悩むことないわなー。ま、そんな子どもの頃を回想していている場合じゃないんだけど、そう、月末はなんやかんやと出ていくばかりでそっちを考えれば、子どものままで夏休みの宿題で一喜一憂してた方がまだ楽かな、と。

 ま、そんな話をしていてどうするんだというわけで、明日から9月なので秋から冬のかけての予定などを確認しつつこじんまりとまとまらず、ガンガン行こうという感じですかね。ていうかどんな風なガンガンか自分でもわからないんですが(笑)。

 今日の国分寺は晴れ時々曇り時々雨。

 今日の気になる一冊は、「死の蔵書」ジョン・ダニング。ハヤカワ文庫。アメリカにあっても古本屋は古本屋で、同じようなことに一喜一憂しているわけですな。もちろんこの小説はミステリで、ハードボイルドだったりするして、古本好き、ミステリ好きなら誰でもハマる作品というわけです。

 今日流れているのもリュートです。
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# by yoshizo1961 | 2018-08-31 15:09 | お店あれこれ | Comments(0)

秋はもうすぐ

 もう夏も終わり。まだ暑さは残っているけれど、夏気分は抜けてきた。

 秋になったら寝苦しさからも解放され、蚊にも刺されずに穏やかに眠れるというもの。秋の風も空気も心地よくて、読書するにはもってこいの季節となりますな。

 クーラー入れなくてもいいし、暖房つけなくてもいいしで、電気代がグ―っと抑えられてうれしいし・・・。ホント、電気代って腹立つくらい高いもんね。電話代も。お店の固定電話って無いとまずいんですかね。そりゃあ、まあ無ければないで困りますか。携帯に全部かかって来るっていうのもね。

 ま、とにかく秋は何かとうれしい季節。お月さんを眺めながら古本屋を営む…意味が不明だけど秋と古本屋は相性が良さそう。栗羊羹でもいただきながら、古本売るわけですよ。お客様も秋の風情でね、いい季節になりましたねなんて言いながら、どこかで鈴虫が鳴いていたりするわけですよ。
秋風に乗って、夏には青かった葉が一枚ひらりと店先に落ちてきて、ああ、もう秋だね何て言いながら拾った葉はどこか哀しげな色合いで。

 まあ、お茶でも飲んでいきなさいと差し出すと、そうですか、ではいただきますと湯呑を受け取るお客様の手には、つい今しがた拾った葉の残り香が。帳場の前で秋の香りが広がって、私もお客様もいっとき目を閉じる。秋の夜の古本屋でのひととき。今宵は中秋の名月。・・・なんてね。

 それではまだ夏の名残りを楽しみながら、もうすぐ来る秋を楽しみに今日も働きましょうか。

 今日の国分寺は晴れ時々曇り。

 今日の気になる一冊は、「ドサ健ばくち地獄(上・下)」阿佐田哲也。角川文庫。バックヤードから出てきた懐かしドサ健。もうこれを読むと小さいことで悩むのが馬鹿馬鹿しくなってくる。もちろん救いもないので明るい明日は見えてこない。けれどもどん底だと思っていてもそのまた先にもまだまだ底はある気がして、負ではあるけど希望めいたものが感じられる。さすが阿佐田哲也。

 今日流れているのは、昨日と同じくリュートです。
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# by yoshizo1961 | 2018-08-30 14:40 | お店あれこれ | Comments(0)