人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちゃぶ台でランチ

 昨日は稲城市にあるカフェ、いな暮らしさんで開かれたはちみつ市に参加。あっという間に時間は過ぎて無事終了。来ていただいた皆さま、気にかけていただいた皆さま、ありがとうございました。

 本は宅急便と手荷物でおよそ300冊前後を運び、いな暮らしさん2階の本棚とその手前で展開。什器小物など用意できなかったのでお借りできるものとバスケットや布等でなんとか並べました。同じ部屋では、蜜蝋で作ったキャンドル、蜜蝋を塗ったラップなどを販売している方と、タロットカードによるリーディングをされている方なども。1階では無農薬野菜とはちみつの販売、小物バックの方、ベジマフィンの方、木製の器の方など。そしていな暮らしさんのごはんと。

 いな暮らしさんから今回声をかけていただいて、躊躇なく参加を決めたのは、いな暮らし的在り方というか、いな暮らし的なものをちゃんと見に行きたかったから。仕事のせわしなさにかまけてじっくり物事を考えることから遠ざかっている気がして、そんなときに地に足がついた活動をしているいな暮らしさんで何かを感じられるんじゃないかって気がして。

 実際行ってみたら思っていた通りの場所で、そこはやはり人ありきの場所だったと。いな暮らしさん親子のお人柄、というか人としてどう生きているかというところがあの場所をつくっているのだなと。奇をてらうこともなく、飾らない、かっこつけないありのままのお二人がつくるごはんがその在りようを見せてくれている気がして。

 ちょっと疲れている時なんかは、中庭なんかをぼーっと見ながらちゃぶ台でランチをいただきながらお茶をすすったりすれば、休まるようなそんな場所。住宅街の中にある昭和レトロ住宅。すぐ近くに多摩川。おすすめですよ。

 今日の国分寺は晴れ。明日は定休日です。また水曜日に。

 今日の気になる一冊は、「神秘列車」甘耀明。白水社。H.A.Bさんがやってる百書店大賞でまどそら堂が推薦した作品。短編集ですが、そのなかの「微笑む牛」が秀逸。こんなストーリーをこさえてみたいもんです。

 今日流れているのは、荒井由実です。
ちゃぶ台でランチ_b0304265_142174.jpg

# by yoshizo1961 | 2019-03-11 14:02 | お店あれこれ | Comments(0)

明日は、はちみつ市

 明日の日曜日は、稲城市の矢野口にあるいな暮らしさんで開かれる「はちみつ市」に古本部門として出店します。いな暮らしさんでの出店は初めて。稲城ではくらすクラスの古本市に出て以来。

 稲城は遠いようでそうでもないかな。国分寺からだと、西国から乗り換えか、立川からも行ける。車なら調布の北側って感じ?その稲城市の南武線・矢野口駅から多摩川方面へおよそ8分くらいのところにいな暮らしさんはあるんだけど、古民家的昭和レトロな家で営業しているカフェ。

 カフェとはいえ、普通のカフェではなく色々なイベントを毎回開催してる稲城でのランドマーク的存在。こころにもからだにもやさしいごはんが食べられるカフェでもある。

 今回ははちみつや野菜中心の市みたいだけど、古本としても暮らしに根差したカテゴリからちょっと変わった本まで、ま、古かわいい本を並べたいと。親子のお客様が多いと思うので、絵本など中心になるかな、と。

 時間は11時から16時までとわりと短いので、いな暮らしさんでランチしつつ、見ていってくれたらなーと思います。もちろん国分寺のお店も開けてますよ!いな暮らしさんには僕が終日居て、副店長は午前中のみいな暮らしさんにいますが、お昼前に速攻で国分寺へ戻りお店を開ける予定です。

 というわけでどちらもよろしくー!雨が降りませんように!

 今日の国分寺は晴れ。明日は終日いませんのでブログはお休みします。また月曜日に!

 今日の気になる一冊は、「天の夜曲」宮本輝。新潮文庫。おなじみ流転の海シリーズ。その第四部。流転の海シリーズは読みだしたら止まらない骨太な小説。宮本輝の父親がモデル。つい最近完結したが、この第四部はその真ん中あたりなので、じっくり読むのがおすすめ。

 今日流れているのは、ブライアン・イーノです。
明日は、はちみつ市_b0304265_1401545.jpg

# by yoshizo1961 | 2019-03-09 14:00 | お店あれこれ | Comments(0)

なんにもない

 なんにもない なんにもない まったくなんにもない

 うまれた うまれた なにがうまれた

 ほしがひとつ くらいよぞらに うまれた

 ほしにはよるがあり そしてまた あさがおとずれた

 なんにもないだいちに ただ かぜがふいてた

 たしかそんな歌だったような。はじめ人間ギャートルズのアニメのエンディング曲。アニメは子供向けに脚本されていたと思うが、園山俊二の原作マンガはもっとエロく、やっぱ大人向けでナンセンスでありながら哲学的でもあったような・・・。そうでもないか(笑)。

 園山俊二的マンガを読むと、谷岡ヤスジと混同してしまいそうになるが、鼻血ブー!とかアサー!っていうのが谷岡ヤスジ。だったよね?どちらもコマ割りも単純で、そんなに描き込まないので、似て見えるのかな。

 ギャートルズは出てくるのが原始人家族とマンモスくらいなので、図柄は単純、原始時代の背景も遠くに火山があったり、草が3つくらいある程度の省エネスタイル。スミベタもほとんどなく、線一本でキャラを描き、線一本と点だけの背景なので見開き画面はしらっ茶けている。

 それでもなんだかよくわからないユーモアとペーソスっていうかそんなものが溢れている。それでもやっぱりかまやつひろしが歌っていたあのエンディング曲がとても好き。かまやつひろしの詞なのかは知らないけど、どこか谷川俊太郎っぽい。

 子どもの頃、アニメよりこの歌を聴きたくて観ていたような気がする・・・。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「人類の月面着陸は無かったろう論」副島隆彦。徳間書店。この手の本は読みまくっているが、実際どっちなのかいまだにわからない。空気のない月でなぜ旗が揺れているのかとか、影の方向が違うとか、そんなことよりなんで今のほうが技術が劣ってるのかよくわからない・・・。はやぶさでさえ着陸で四苦八苦してるのに、アナログ時代になんであんなに有人で月に行けたのか・・・。

 今日流れているのは、ブライアン・イーノです。
なんにもない_b0304265_13591712.jpg

# by yoshizo1961 | 2019-03-08 13:59 | マンガあれこれ | Comments(0)

ほろ酔い夜話やります

 さてさて、今年最初のほろ酔い夜話。今月の29日(金)19:00~開催決定。昨年の12月以来ですので3か月振り。まだ寒いのか暖かいのかよくわからない季節ですが、きっとほろ酔いの晩は月明かりがきれいで、タヌキも踊りだしそうな夜になればいいなと。なに言ってるのかよくわかりませんが、今回も楽しい晩になればいいなと思います。

 持ってくるのは朗読する本とお酒と会費です。本はお好きな本を。これが読みたい、みんなに紹介したい、なんでもオッケー。お気に入りの一冊をどうぞ。お酒もお好きなものを。自分で飲む分はもちろん、皆さんにおすそ分けっていうのもうれしいです。おつまみも。とはいえちゃんとしたテーブルとかないので、パーティー風の大皿おつまみなどは置けそうにありませんので。あと、お酒が飲めない、飲まない人はお水でもなんでもいいですよ。お酒が飲めないとダメっていう会ではありませんので!会費はおひとり500円(中学生以下無料)。お店から柿の種サービスします。

 どうぞみなさん、春の宵の暗闇の中、スポットライトに照らされながらの朗読会をどうぞお楽しみに。どしどしご参加ください。定員は最大で13名。先着順となります。フェイスブックでお申込みいただくと確実ですが、お店にダイレクトでも大丈夫です。

 前回は副店長も朗読したので、今回は自分も・・・なんてことはありません。もうひたすら裏方です。最近、スポットライトの性能が落ち気味なのでまた改良しないと。カラーセロハンとか貼って怪しい感じにしてみようかな(笑)。

 今日の国分寺は雨。

 今日の気になる一冊は、「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎。祥伝社文庫。説明不要なまでに面白いギャング小説。たまに来る星新一好きの女の子にすすめてみよう。きっとはまってくれると思う。

 今日流れているのは、ビートルズです。
ほろ酔い夜話やります_b0304265_1515190.jpg

# by yoshizo1961 | 2019-03-07 15:15 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)

眠りが浅い

 夜、眠りが浅いせいか昼間に眠たくなる。運転関係の仕事だったらヤバイかも。特に暖かい日は。今日はそうでもないけど・・・。花粉症の薬も飲んでいないのに眠たいもんは眠たいんであった。

 バックヤードにソファでもあったら10分でも15分でも昼寝してスッキリするんだが。一瞬でも眠ればなんとかなるもんだ。人間、眠れさえすればなんとかなる。一日の三分の一眠れば十分。ということはあと50年前後生きるとして15年強は眠っていることになる。そんなに眠っているのか!もったいない・・・。

 ま、8時間は眠れないのでせいぜい6時間、長くて7時間。そうすれば1年、2年は余分に起きていられるな。ていうかそんなこと考えてる時間があったら本のメンテでもしろよって感じですかね。

 と、そこで眠くなって(お弁当食べた後だしね・・・)、ふりだしに戻り、夜、眠りが浅いせいか昼間に眠たくなる・・・って永遠のループ状態。ここは無理矢理体を動かし、眠気を吹き飛ばそう・・・。

 今日の国分寺は曇り。

 今日の気になる一冊は、「僧正殺人事件」ヴァン・ダイン。改造社。昭和5年発行の版。昭和5年だよ!何年前だって言うくらい昔の版。僧正の僧の字が顔みたいなレタリングになっててかわいい。本は古すぎてボロボロになっているので、できるかぎり修復して店頭に並べます。

 今日流れているのは、ザ・バンドです。
眠りが浅い_b0304265_14504537.jpg

# by yoshizo1961 | 2019-03-06 14:50 | お店あれこれ | Comments(0)