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3days Bookstoreに出店!

 今日で2月も終わり。

 3月からしばらくイベントが続きます。まずは手紙社のEDiTORSで開催される新しい古本市、”3days Bookstore"に出店します。この古本市は、既存の古本市とは違い、出店する古書店を分けず、みんなの本を混ぜこぜで展示販売します。出店するお店は複数だけれど、ひとつの古書店にみえるような展示となります。

 出店するお店は、吉祥寺のMAIN TENTさん、調布の古書モダン・クラシックさん、小金井のカヌー犬ブックスさん、調布の古書玉椿さん、下北沢のクラリスブックスさん、八王子の古書むしくい堂さん、そして、まどそら堂の7店です。

 昨年から計画を練り練りして、なんとか開催にこぎつけそうなところまで来ました。元は古書モダン・クラシックさんからの提案から。多摩の古書店を中心に、今までにない古本市ができないものかと。東京蚤の市でお世話になっている手紙社さんとのタッグも実現し、こうして来月の開催となりました。

 とはいえまだちゃんと準備できてない(笑)。ま、いつものことですが、来月入ったら(って言っても明日からですが)持って行く本をまとめたりスリップ入れたりの作業開始です。この古本市が成功して大きくなっていけばいいんですが(いまのところ一回で終わりではなく連続して開催する予定)。

 3月後半の週末は、3days Bookstore用に空けておいてくださいね。近くなったらまた告知します!

 3days Bookstore
 2018年3月23日(金)~3月25日(日) 11:00~18:00
 会場:EDiTORS(手紙社)

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、ケイト・ブッシュです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-28 15:38 | お店あれこれ | Comments(0)

夜のとばりが降りる頃

 昨日は人の流れが多くて忙しい一日だった。こんな日もあるんですな。そんでもって人心地ついて気がついたらもう夜になっていた。

 もう閉めようかなって外置きのワゴンなどしまっている時、外からしみじみと店内を覗いてみた。暗い夜空に溶け込むような黄色い裸電球。昼間とはうってかわってしんと静まった空気感。自分のお店ながら、夜の古本屋っていいですな。

 なんだか時間が止まっているようで。

 昼間気が付かなかった本が、あ、ここに、あれ、ここにもって。夜に目をさます本たちがいるんだね。いつもは静かにしているのに、夜をまとうと、にわかに息を吹き返す。本の周りの空気が揺らいで、ほらここにおりますよ、って。

 いいなぁ、そんな夜の本。「星の王子さま」も「夜間飛行」も。「銀河鉄道の夜」も。みんな漆黒の夜、こうしてページを開くと夜をまとった粒子が本から沸き立って、お店の中が夜そのものに。

 子どもの頃、夜、本を読むのが好きだったから、星月夜の晩は窓際でたまに遠くを見つめて、それでまた本に目を落とす。文字の上に星がまたたき、活字の匂いが風に乗って窓から飛んで行く。そして寝っ転がって読み始めるといつのまにかうたた寝してしまう。夜に浸って。

 昨夜は、そんな気分になれた夜でした。

 今日の国分寺は晴れ。明日は定休日。また水曜日に。

 今日流れているのも、キース・ジャレットです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-26 15:13 | お店あれこれ | Comments(0)

新入荷情報113

 本日は入荷情報です。よろしくお願い致します。


【いろいろ】

「世界名作物語 巌窟王」野村愛正/講談社/昭和23年
「世界名作童話 ふしぎなたから」久米元一/大日本雄辯社講談社/昭和21年
「ひこいちとんちばなし」小学二年生5月号ふろく/小学館/昭和34年
「白いタカ」E・アーノルド/岩波少年文庫170/昭和35年/3刷/函
「名探偵カッレくん」リンドグレーン/岩波少年文庫141/昭和34年/3刷/函
「カッレくんの冒険」A・リンドグレーン/岩波少年文庫167/昭和34年/2刷/函
「点子ちゃんとアントン」ケストナー/岩波少年文庫96/昭和34年/7刷/函
「シルヴィーとブルーノ」ルイス・キャロル/レンガ書房新社/1976年/1刷
「遺珠」萩原朔太郎詩集/小学館/昭和23年/再版
「もめん随筆」森田たま/中央公論社/昭和17年/23刷/函
「続もめん随筆」森田たま/中央公論社/昭和16年/28刷/函
「錦繪殺人事件」島田一男/岩谷選書28/昭和25年
「本の文化史」庄司浅水/雪華社/昭和38年/函
「THE ORIGIN OF SPECIES」CHARTES DARWIN, LL.D., F.R.S./1917
「ブリキおもちゃ博物館」北原照久・編/集英社文庫/昭和60年/1刷
「つるつる対談 多型倒錯」上野千鶴子・宮迫千鶴/創元社/昭和60年/1版/1刷
「ガロ曼荼羅」ガロ史編纂委員会・編/TBSブリタニカ/1991年/初版
「BEDTIME STORIES OSAMU’S MOTHER GOOSE」OSAMU GOODS
「196Xレトロ大百科」ミリオン出版/1987年/1刷
「1970年大百科」JICC出版局/1985年/4刷
「繁盛図案エコノグラフィー」荒俣宏責任編集/北原照久コレクション/1991年1刷
「スタア」文藝春秋/平成元年
「ビジュアル名鑑 ザ・スタア50年」近代映画社/平成7年
「ディズニーアニメ大図鑑」講談社/昭和58年/2刷
「日本を創った偉人たち365日」楠誠一郎/講談社α文庫/2008年/1刷
「代表的日本人」内村鑑三/岩波文庫/2016年/42刷
「愛犬ビンゴ」シートン集英社文庫/2008年/1刷
「モーツァルト」磯山雅/ちくま学芸文庫/2014年/1刷
「新選組100話」鈴木亨/中公文庫/1996年
「Beatles Yellow Submarine」GOLD KEY/1968※ピンナップ付き
「映画ストーリー臨時増刊 ビートルズのすべて!!」雄鶏社/1965年
「週刊読売臨時増刊 ビートルズが来た!」読売新聞社/昭和41年6月16日号
「Music Life別冊 ビートルズとリバプールサウンドのすべて」新興楽譜出版社/昭和39年
「ミュージック・ライフ THE BEATLES」 1964年4月号/新興楽譜出版/1964年

 今日の国分寺は曇りのち晴れ。

 今日流れているのは、キース・ジャレットです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-25 16:32 | 入荷情報 | Comments(0)

わたしたちは自由だ

 ほろ酔い夜話第11夜、今回もつつがなく終了。

 みなさんの朗読はいつもと比べて長めだったので、時間的には押しまくりでしたが全員ステージに立ち(ていうか座り)、朗読もしくは語りをし、呑んで、そしてみんなで話しました。

 酒の話、ショート・ショート、落語、俳句、スウェーデン・警察ミステリー、暮らし、児童書、アーティスト、自作エッセイ、フランス詩、詩集、他に自分のことなど。みなさんメートルが上がるごとに盛り上がってくる(いまどきメートルが上がるっていうか?)。

 選んだ本とその内容はバラバラでも、みなさんに共通するのは本(またはその物語)への愛情と360度の好奇心。そしてなによりお互いが読んだものについて皆で話すことが楽しい。内容はもとより、その周辺から広がっていくこの展開が、ほろ酔い夜話の醍醐味ですな。

 後半はグッと場も温まり、前回参加したこのほろ酔い夜話について書いたエッセイでもって文芸雑誌のエッセイ大賞を受賞した小池くんが、そのエッセイを朗読。そして、その文章の清冽さと訥々としたその朗読とが絶妙に響き、みな静かに聞き入って厳かな雰囲気に。

 また、読む前に、生活に埋没しがちな子育て世代のアンニュイを吐露しつつ、そこから自由になりたい、いや自由になるべきと真摯なまなざしでもってその心情を表現した後に、フランスの詩人エリュアールをフランス語で朗々と読みあげたママ。国分寺の小さな古本屋の暗闇の中、脆弱な光の下で聞く朗読に目を閉じれば、パリの並木道やサンジェルマンのアパルトマンの屋根裏部屋が浮かんでくる。その絶妙な空気感の中で、微かに聞こえてくるパリッポリッという音。何だろうかと後ろを振り向くと副店長がこのフランス空間まっただ中で、柿の種をポリポリ食べて一人もぐもぐタイム・・・(笑)。

 ぼくは書く お前の名を・・・エリュアールの詩に心を打たれつつ、今宵のほろ酔い夜話も佳境。鈴木志郎康の詩も出て、最後に、朗読無しでも自分語りで自己表現した参加者さんたちもいい余韻を残してくれました。

 今回もほろ酔いというには呑み過ぎの方が数名散見されましたが(笑)、みなさん無事にお帰りになったでしょうか。後片付けもそこそこにして飛び乗った電車は最終ひとつ前。とにもかくにも今回も無事終了してホッとした楽しい夜となりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。次回は春過ぎに。またよろしくお願いいたします。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、サキソフォンの曲です。
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by yoshizo1961 | 2018-02-24 19:20 | ほろ酔い夜話 | Comments(2)

ほろ酔いの準備

 さてさて今夜は”ほろ酔い夜話”の第11夜目。

 ほろ酔い夜話とは、お酒を呑みながら朗読する会。およそ12~3名の参加者を迎え、およそ2~3時間、いろんなことを話しつつそして呑みつつ、その合間に朗読をするというわけ。朗読が肴になるんだけど、これが意外といいもので、みなさんハマっていただけます。

 とはいえ、この狭い店内で12~3名が座る場所を作るのが難儀な話で、棚を移動してディスプレイ台も隅っこに寄せ、あっちこっち動かしてお店の中央部分を開けなきゃいけない。始まるのが19時だから営業時間最中から準備しないといけないので、けっこうきつく面倒な作業。けれどもこれをしないとみなさんに立ってやってもらわなければならなくなる。立ち呑みほろ酔い夜話、これもいいなー(笑)。

 そうか、立って呑んで、立ったまま朗読して貰えばいいか(笑)。とまあ、そんなことを言っていたもしょうがないので準備しなければね。というわけで、どうなったかのご報告はまた明日。

 今日の国分寺は雨のち晴れ。陽が出ただけいいとする。

 今日流れているのは、アウトオブマイヘアーです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-23 15:15 | お店あれこれ | Comments(0)

サブリエ猫まつり

 本日より日曜(25日)までの4日間、まどそら堂の駅側のお隣のお隣のギャラリー、サブリエにて「サブリエ猫まつり」が開催されております。

 まどそら堂も関連企画として猫本展を開催中。おなじくアーケード並びの洋菓子舗茂右衛門でも猫関係のお菓子とグッズなど販売。おなじくおば知恵でも猫絵本の展示販売。

 入口脇の絵本面陳棚に猫関連の本を並べてみました。猫が主人公の洋書絵本、国内絵本、ムック本か猫プチ写真集、猫文学系からも。本家のサブリエさんでは、10組以上の作家、工房の方たちが作品の展示販売を。銅版画から古道具、絵画、バック、小物、せっけん、陶器、本、木彫、かぎ針網など、猫をテーマに制作された作品をズラーっと、並べられております。

 猫好きの皆さま、どうぞ足をお運びください。よろしくお願い致します。

 今日の国分寺は曇り時々雨。

 今日流れているのは、ブライアン・イーノです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-22 15:46 | 国分寺あれこれ | Comments(0)

本と休日

 今週も始まりましたな。うちのお店は火曜日定休なので、水曜日の今日が週の始まり、というわけです。

 昨日は重たい荷物を抱えて歩いたりしていたので、荷物を右手と左手とを持ち変える際、左の脇のそのまた下あたりの筋を違えてしまい今日になってちょっときついです。

 休日は本にまみれず、本のことも考えず、本から遠ざかる一日にしたいものだと思いつつ、結局図書館に行ってどっさり借りてきてしまい・・・。視力回復のために遠くの緑を見ましょう的リハビリで、リフレッシュのために本から遠ざかりましょう的な気持ちだったのに、、いつのまにやらフラフラと用事の後、図書館の棚の本の背をじっと見つめている。ぜんぜんリフレッシュになってない(笑)。

 ま、読書欲求は本を売るという行為とはまた別なので、やっぱ読みたい本を物色してる時間は本と切り離していることになるかな、とは思いつつも、家でオリンピックでも見てれば少しはゆっくりできたものを、と。

 いま気になっている最果タヒと、いつも読んでる雑誌(本系と物理系)と島田雅彦を借りてきた。島田雅彦は講談社文芸文庫に入った初期の短編集を。デビュー作からの数編と、「天国が降ってくる」が好きだったんだけど、未読の初期短篇に興味が湧き。最果タヒについては、ちょっとばかり読みこんでみて、自分の思い違いなのかそうでないのか確かめるためにもちゃんと読んでみたいなと。

 一昨日、ロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」を読み終え、同じ著者の別作品を読んでみようかなと思ったけど、図書館には無かったので残念。

 というわけで、結局、本に触れていた休日でした。

 今日の国分寺は曇り。寒いです。

 今日流れているのは、アバです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-21 13:55 | お店あれこれ | Comments(0)

最大の素数ふたたび

 素数がこんなに人気とは・・・。意外と素数好きっているんだなー。

 ていうか数学好きなのか?物理?どっちにせよそんな素数に惚れました・・・的な愛を感じるわけですな。「最大の素数」を手に取って、驚嘆するばかりでなく、その素数愛のまなざしで本を離さないお客様がけっこういる・・・。

 素数って言うのはその数と1でしか割れない数のこと。ただそれだけですが、暗号とかに使えるわけですよ。しかも素数って法則性がなくて数えていかないとワカンナイわけです。だから昨年の暮れに発見されたこの数字が、今現在においての最新の最大の素数なわけで何千万桁だろうが、たった一つの数字なわけです。スパコン使って延々と探しているんだと思います。もし量子コンピュータがあればあっという間に探すことができると思いますが。

 買う時には、えーい、買ってしまえー的な決断と、いいのだろうかという迷いの狭間で揺れていらっしゃるのがよくわかる(笑)。もうここまできたら、その分かれ目は懐の財布に2000円くらい余裕があるかどうかで決まるらしく、まだ買物しなきゃとかごはん食べなきゃとかあると、決断が鈍るわけですな(笑)。

 こんな変な本(失礼)、世の中で探してもそんなに(いやそんなにどころかまったく)無いわけで、ここで出会ったからには買うべき(笑)。見つけた時に、出会った時に買わないと、次にはもうないんですよ・・・。典型的古本あるあるですな。

 ま、「最大の素数」は売り切れたらまたすぐ発注しますのでまだ買えますよ!国分寺方面ならアマゾンに注文するより早く手に入るかもよ(笑)。とまあ、そんなわけで「最大の素数」、おすすめです。

 今日の国分寺は晴れ。明日は定休日です。また水曜日に。

 今日流れているのは、GillanのSecond Sightです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-19 15:12 | 本あれこれ | Comments(0)

新入荷情報112

 本日は入荷情報です。よろしくお願いいたします。


【いろいろ】

「すべての因襲から逃れるために」武満徹/音楽之友社/昭和62年/1刷
「武満徹対談集 音楽の庭」武満徹/新潮社/1981年
「音楽」小沢征爾・武満徹/新潮社/1981年
「音楽を呼びさますもの」武満徹/新潮社/1985年
「新版 北大路魯山人 上・下」白崎秀雄/新潮社/昭和60年
「シェーマス・ヒー二― アイルランドの国民的詩人」ヘレン・ヴェントラー/アルファベータブックス2016年/1刷
「愛 後期恋愛詩集」エリュアール/高村智編訳/勁草書房/1985年/新装版/1刷
「紐育の国のアリス」文・瀧口修造/写真・中江嘉男/絵・上野紀子/手紙・クリーフト父娘/河出書房新社/昭和50年
「和風探索 にっぽん道具考」GK道具学研究所/写真・本郷秀樹/筑摩書房/1990年/初版
「最高殊勲婦人」源氏鶏太/ちくま文庫/2016年/1刷
「片づける禅の作法」枡野俊明/河出文庫/2015年/4刷
「考え方のコツ」松浦弥太郎/朝日文庫/2016年/9刷
「ひとりでいること みんなですること」松浦弥太郎/PHP研究所/2015年/1刷
「コーヒーと小説」庄野雄治編/ミルブックス/2016年/2刷
「新宿風景 明治・大正・昭和の記憶」新宿歴史博物館/平成23年
「あゝ新宿 スペクタクルとしての都市」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
「吉祥寺 横丁の逆襲」桑原才介/言視舎/2011年/初版
「横丁と路地を歩く」小林一郎/2014年/1刷
「ビル・ウォッチング」畑田国男/河出書房新社/1987年/初版
「都市(まち)に住みたい」宮脇檀/PHP研究所/1992年/1刷
「江戸東京地形の謎」芳賀ひらく/二見書房
「江戸の崖東京の崖」芳賀ひらく/講談社/2012年3刷
「中央線がなかったら 見えてくる東京の古層」陣内秀信・三浦展編著/2012年/初版
「東京極上散歩術」坂崎靖司一季出版/平成3年/初版
「しなやかな都市東京 比較都市空間学入門」市川宏雄/都市出版/1994年/1刷
「東京はいつまで東京でいつづけるか」枝川公一/1993年
「東京」陣内秀信文藝春秋1992年/1刷
「江戸の坂 東京の坂」横関英一/有峰書店/昭和45年
「嵐に咲く花」山中峯太郎/東光出版社/昭和23年
「夕月姉妹」峯牧夫/千鳥書房/昭和25年


 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、イエスです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-18 15:35 | 入荷情報 | Comments(0)

本は生きています

 ここ最近お店の前の道では人の流れがまばらで、大学も試験の最中だったりしたのかなと思うが、なんだか静か。そんな時こそお店の中をなんとか動かしてと思い、積んだままになっている古本タワーを取り崩し、“いま出せそうな本”と“引っ込めた方が良いかも本”とを仕分けする。

 といっても、ではいいかなと思って並べても何も反応なしだったりするし、引っ込めるとあの本はどこですかなんて言われたりする(笑)。もうバックヤードの奥深くに沈みこんで浮いてきません・・・的しまい方をしてしまうので、どうか引っ込める前にお買い求めください(笑)。

 でもどういうわけか、全然動かなかった本でもちょっと気にかけて触ってやったり移動したりすると、何故だか売れていくこともあるので、やっぱ本も生きているのかもしれないと思ったりする。休眠中には存在を消し、覚醒するとここだよー、ここにいるよーと叫び出す。

 本はいつまでも生きていて、どこかの本棚や机の上とかちゃぶ台の上に乗り、次に読んでくれる人を待っているのかな。読まれてこそ本冥利に尽きる・・・と思っているのかどうか。並べられてその威厳そのものの存在感だけで、どうよって言っている本もあるけど、やっぱ覚醒して読まれてナンボって思っている本は、どこか光っている。

 いま「ジェニーの肖像」っていうSFを読んでいるけど、内容もそうだけど、訳がなんともノスタルジックで、ああ、なんかニューヨークのこの時代感がよく伝わってくるなあ、と思いつつ本を手に取ってしみじみ眺めて見ると、やっぱ生きているのか光って見えるのでした。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、クロノス・カルテットです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-17 15:52 | 本あれこれ | Comments(0)