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カテゴリ:本あれこれ( 209 )

古本の値段2

 初めて古本屋に入った・・・という学生さんは結構多い。ま、そうだろうね。本屋さんっていったら普通新刊本屋に行き慣れているし、外観が本屋でも新刊本屋と何か違う(ていうか相当違う)この雰囲気に、ここは古本屋なのだとあらためて気づく人もいるくらいだから。

 古本屋であるという認識ができても、値段はどこをみればいいのかわからない・・・という人もいる。たいがいブックオフには行き慣れていて、裏に値段が貼られているというのがスタンダードだと思われているようで、本の最後のページの上の角に鉛筆で値段が書かれているか、または値段のスリップが挟まっているという古本の定番お約束までは知らないみたい。

 そしてその値段が本に記載されている定価よりも高い値段がついているという本も、ままあるということに驚くわけである。それが当時の定価と比べて相当高価な本だったりするとびっくりしてのけぞったりするわけである。

 先ほどから本を買うかそれともやはりメシ代にまわすかで友達に迷いを訴えながら悩む学生さんが。しばらく逡巡したあと、やっぱり買う!と決め、ていうかなぜそこでなのかわからないんだけど、これはいくらですか?と。値段を確認せずに買うかどうか悩んでいたのか?それとも本に表記されている定価が値段だと思っていたのか?なんだかその辺がよくわからないんだけど、裏表紙を開けて挟まれたスリップの値段を見せると、わわーっと後ずさりして、即座に本を棚に戻しまた来ますと言って出て行った(笑)。

 メシを一食抜いても買うべきだった・・・と思うほどいい本だったので、彼にとっても僕にとっても残念・・・な出来事でした。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、一冊じゃなくて一枚。「ハートブレイクステーション」シンデレラ。ハードメロコアというのかよくわからないけど、ハードロックなバンドの一枚。タイトルにもなっているハートブレイクステーションが好き。お店ではうるさすぎるかなと思ったけどボリュームを落とせばそうでもないかな。シンデレラっていうバンド名がいいね・・・。

 今日流れているのはシンデレラです。
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by yoshizo1961 | 2019-06-13 15:06 | 本あれこれ | Comments(0)

「ツンドラ・サバイバル」読んでみた

 服部文祥の「ツンドラ・サバイバル」を読む。

 服部文祥はすでに「サバイバル登山家」、「狩猟サバイバル」と読んできた。この「ツンドラ・サバイバル」も読みごたえあり。

 服部文祥はサバイバル登山家。食料は現地調達する(といっても米は持っていくが)。とにかく現地でイワナを釣ったり、シカを撃ったりして食料をゲットする。普段は山関係の雑誌などの編集やライターをしている。

 この人の自然とか生きることの意味とか死とかに対しての自分の立ち向かい方みたいなところが明確に感じられて好感が持てる。ていうかいつも生と死について考えてそれを自分の体で感じようと山に登るんだと思うんだが、撃ったシカを食べるのもイワナを釣るのも実際に命のやり取りをその手で実感し考えるわけで、頭の中であれこれ考えるのとはちょっと違うわけである。

 俺にはシカを撃つ勇気(勇気とは違うか)はないし、それでもお肉屋さんで買った豚小間などを食べ、解体されて部位でしか認識できない鶏肉を食べ、実体である姿かたちから食材に変わった生きものを生きものと認識せぬまま食べているわけで、いままで生きていたものの命を自らさばいて食べるという行為から生と死について考えるなんて、とてもできそうにない。

 ただそういったことについて考えることはする。だから服部文祥のような登山家作家の存在が自分の中では貴重。それにこの人は妙に文章がうまいので、ぐいぐい引き込まれるのである。脱線するが、恋愛小説とか書いたらどうなるのか一度読んでみたい。

 服部文祥の本、いずれもおすすめです。

 今日の国分寺は曇り。

 今日の気になる一冊は、「ジュニア・アンカー漢和辞典」学研。この時期は辞書がぼちぼち売れるが、最近近所の大学生たちが、ドイツ語の辞書ないかって来る。一人二人じゃないので語学の授業で使うんだろうけどうちのお店にドイツ語の辞書がゴロゴロ並んでるわけないでしょ、って思う前にすぐ仕入れて対応するのがプロってもんじゃないの?と自分で自分に言う。

 今日流れているのは、マイク・オールドフィールドです。
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by yoshizo1961 | 2019-04-25 14:54 | 本あれこれ | Comments(0)

西村賢太「下手に居丈高」を読む

 最近読んだ本。西村賢太の「下手に居丈高」。

 いつもの私小説ではなく短文集。一つの短文が原稿用紙3枚くらいなので読みやすい。西村賢太の生活や心情が伝わってくる。やっぱ私小説家として腹をくくって生きてる人の文は読んでいて面白いのであった。

 西村賢太のいつも面白がって使う言葉が好き。面白がってという言い方は違うかもしれないが、時代がかった言いようと校正で引っ掛かりそうな言い回しが好きなのである。たとえば、「根がロマンチストにできてる故に」とか、「はなも言った通り」とか、「いったいに私は」とか。「畢竟」とか「癖(へき)」とか「深更」とかそんなに使わない言葉もよく出てくる。

 西村賢太は小説家として吹っ切れている気がするので、まことの言葉でしか語らないように思える。そんな潔さが好き。ちまちまとした丁寧さが疎ましく見える昨今、この私小説家の言葉で留飲を下げる場面も少なくない。

 いつか今以上の怒涛の私小説を書き上げそうな作家。この連休の読書本として西村賢太、おすすめです。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、前述の「下手に居丈高」西村賢太。徳間書店。したてにいたけだかと読むが、西村賢太の作品のタイトルも結構好き。このタイトルはそんなでもない気がするけどw。「小銭をかぞえる」とか好き。「やまいだれの歌」も好き(正確な表記は[やまいだれの部首のみ]の歌)。文字入力でやまいだれって打てない・・・。

 今日流れているのは、ブライアンイーノです。
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by yoshizo1961 | 2019-04-16 14:16 | 本あれこれ | Comments(0)

好きな本ベストテン

 本関係の雑誌ではよくベストテンなどやっているが、自分の好きな本ベストテンって考えてみたら面白いかな、と。ま、自分のみ面白いかもしれないので、みなさんも自分のベストテンをやってみてください。

 途中選考の様子は省略していきなり発表。

1位 「コインロッカー・ベイビーズ」村上龍
2位 「銀河鉄道の夜」宮沢賢治
3位 「砂の女」安部公房
4位 「歩道橋の魔術師」呉明益
5位 「ドサ健ばくち地獄」阿佐田哲也
6位 「ねじ式」つげ義春
7位 「世界の終わりとハードボイル・ドワンダーランド」村上春樹
8位 「深夜特急」沢木耕太郎
9位 「チップス先生さようなら」ヒルトン
10位 「夏への扉」ハインライン

 なんか普通(笑)。ていうかきっと漏れていたりする本もたくさんあるので、じっくり考えればもっと違うかも。5位くらいまでは不動としても6位以下は100位くらいまでほとんどだんご状態で順位がつけにくいかな。単純にSFとかファンタジーなんかのジャンルでもあふれるほどあるし。乱歩とかも入ってないし。小説でなくてもあるしね。

 というわけでこういうのをやろうと思ったら最初に100書くらい候補だして順位つけるのが解りやすいかも。ていうかそんなヒマなことしてるヒマはないって?たしかにそうですな、さ、仕事仕事。

 今日の国分寺は晴れ。明日は通常は定休日なのですが、臨時に開店しています。どうぞお寄りください。ブログはいつも通りお休みさせていただきます。

 今日の気になる一冊は、「鰐の命日」美土路春泥。大阪屋號書店。大正15年の本。内容はさておき、表紙絵が面白い本。本の中には装丁についての表記がないのではっきりとはわからないが、ひょっとしたら岡本一平の絵かも。サインが一平に見えるので。表紙の絵が味わい深くて気になる・・・っていう本もあるわけでした。

 今日流れているのは、マイク・オールドフィールドです。
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by yoshizo1961 | 2019-04-08 16:30 | 本あれこれ | Comments(0)

夜露死苦万葉集

 世の中では改元に関する話でもちきりなので、新しい元号の令和について何か書こうと思ったが、取り立てて何かあるかといえばそうでもないな、と。れいわとキーボードを打てば、すでに何度も打っているためか、令和という漢字にすぐ変換されるようになったくらい。

 最果タヒさんが、令和かわいい、とツィッターで言っていたのが印象的。たしかにレイっていうところはかわいい感じがする。元号もキラキラネーム化していくのだろうか(笑)。そんなことないか。クラプトンのレイラの露出が増えたのも笑ってしまうが。

 しかしそんなことより発表を聞いてすぐしたのが、店内で万葉集あったかなーと探したこと(笑)。重々しそうな函入りの万葉集が1冊在庫していたので、すぐ面陳で並べてみた。確かあったんだけど、残念ながら文庫はすでに売ってしまっていた。

 けれども誰も反応しないのでつまらないのだった。ま、それで万葉集ないかー?って来るお客様もいないか、ふつう。世の中の本屋ではバンバン売れているらしいが。すごく目立つところに置いてあるのに気が付いたのはひとりかふたりだもの・・・。

 しかし施行される5月にはすでに慣れてしまって、で、令和がどうした?ってなもんかも。とはいえ想像していたような安直そうなものでもなかった感もあり、ま、いいと思う。

 平成生まれの子どもらがいまどきだったけど、令和生まれが新しくて、平成の子らはもう一世代前の印象となる。ていうか俺ら昭和生まれは昭和・平成・令和と3つの元号を生きることになった。運が良くて長生きすればもう一つくらいあるかもしれない。平成の子らに昭和といえばまだ通じるものがあるが、令和の子どもらに昭和というと、古―いと一笑されてしまいそうなそんな予感・・・。

 領収証も間違えそうだな、しばらくは。平成と令和が合体して平和って書きそう・・・それはそれでいい気がするけど。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「万葉集」鶴久・森山隆編。おうふう(桜楓社)。出典個所を探すだけでも一苦労する(笑)。全部漢字ばっかだからなぁ(笑)。はじめてまともに万葉集を読んだが、現代語訳がなくても句はなんとか意味がわかる気もする。だって暴走族風の夜露死苦みたいに読んでいけば読める。烏梅能波奈(うめのはな)・・・とかね。万葉かなっていうんだね、勉強になった(笑)。

 今日流れているのは、サキソフォンの曲です。
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by yoshizo1961 | 2019-04-03 15:35 | 本あれこれ | Comments(0)

昭和な児童書ふたたび

 昭和な児童書って、やっぱあの挿絵とか表紙絵の看板絵的リアリズムが魅力なんだと思う。具象画を描いている絵描きさんでなければ描けない技術力というか、それがアートとしてどうなのかっていうとまた別の問題なんだけど、あの妙なリアリティが児童書の魅力であると。

 リアルタイムでこのあたりの児童書を読んでいた世代は、こうした表紙絵・挿絵の記憶以外でも、内容そのものに古い記憶が呼び覚まされることがあるみたいで、たとえば同じ童話にしても出版社ごとに微妙に違いがあるわけで、この出版社のこの全集で読んだ、といった個々の記憶とお店で出会った本が同一だったりすると、もう懐かし光線が目から飛び出してしまうわけである。

 童話っていうのは、子ども向けだから当たり前だが大きな文字で漢字も少ないし、シンプルな言い回しで理解しやすくなっているけれど、さっぱりわからなかったりするときもあり、自分なりに解釈して読んでいたりするので、あらためて読むと、こんな話だったっけ?的なことも。

 それはそれで楽しい児童書。いまどきの児童書の表紙絵や挿絵はアニメ系のデジタル処理的イラストレーションがほとんどなので、キッチュさはなく洗練されたデザインと見た目の華やかさが勝負って感じ。それはそれでよしとして、いまの子どもたちはそうしたアニメ系の表紙絵が大人になってから懐かしさを感じるわけなのですな。

 昭和な児童書。まどそら堂にたくさんあります。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「適当教典」高田純次。河出文庫。この本がどうなのかよくわからないけど、ひょっとかしてじゅん散歩で突然高田純次が現れたら、ほれほれと見せるために文庫棚に入れてある・・・。来るわけないけどね(笑)。

 今日流れているのは、またまたお侍さんのCDです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-27 13:18 | 本あれこれ | Comments(0)

本のフェスはじまる

 一転して寒い。ドア開けっぱなしのせいかも知れないので、ちょっと閉めて暖気を溜めよう。

 そうだった、今日は土曜日、古本デー。新宿では「本のフェス」がはじまっている。今日と明日の二日間。本フェスの中で、双子のライオン堂さんが百書店大賞というイベントをしていて、そこに参加させてもらっている。

 結果的には94店の参加となったようだが、各店が一冊づつ大賞本を決めるという企画。というわけで百書店大賞。昨年の本フェスでも一押し本で参加させてもらって、その時は「歩道橋の魔術師」をプッシュした。

 さて今回は、各店の大賞ということで。まどそら堂の大賞は、ジャジャジャーン!甘耀明の「神秘列車」!ま、新作でないといけないというわけでもないので、昨年の台湾つながりでこの作品を大賞に。

 神秘列車については以前にも紹介しているので、内容は過去ブログを読んでいただくとして、この作品を会場で手にとって読んでくれればいいな、と。まどそら堂イチオシということでうちのお店にもシンパシーを感じてくれればもっとうれしい・・・ということですな。

 というわけで、新宿に行かれる方、ちょこっと「本のフェス」で検索してもらってのぞいてみてください。いろんなイチオシ本、百書店大賞をよろしく!

 今日の国分寺は曇り時々雨。

 今日の気になる一冊は、「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」展覧会図録。松井冬子は特別好きな日本画家。この図録は大切にしていたので売るとしたら高い(笑)。もちろん売りますが。

 今日流れているのも、お侍さんのCDです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-23 15:41 | 本あれこれ | Comments(0)

本屋日録

 赤坂にある本屋、双子のライオン堂さんの出版部から出ている文芸誌「しししし2」の本屋日録で、うちも取り上げられていて、昨年の8月ひと月分の日記を載せてもらっている。

 日記とはいえこのブログのような日記ではなく、一日31文字以内でつぶやいた日誌というべきか。昨年の夏はクソ暑かった記憶だけしか残っていないが、毎日記す31文字は難しくはないが、意外と短くて言い尽くせないのでその意味ではけっこう難しかった。あと一文字ほしいとか(笑)。

 暑い夏の日ばかりでお客様の出も少なく、そんな嘆きばかり書いていた気がする。ていうか読み返すとやはり嘆き節ばかり(笑)。それでもショートフィルムの撮影などしていた時期だったので、楽しいこともあった夏ではあったが。

 うちのお店だけではなく、全国の本屋さんの日記も読めて楽しい。書いていた時同時進行でほかのお店の日記も読めたのでけっこう楽しかった。沖縄の古本屋ウララさんとか。

 記録として残るものだから、もうちっとまともなことを書いておけばよかったとは思うけど、いまさらなので仕方ない。それでも面白い作業でした。今度は自分でやってみようかな。31文字日記って面白いよ。

 今日の国分寺は、晴れ。

 今日の気になる一冊は、「冷たい方程式」トム・ゴドウィン他。ハヤカワ文庫。「冷たい方程式」はSF短篇を集めたものだが、その中でもこのタイトルにもなっている「冷たい方程式」が秀逸。以前ブログでも書いたのでそれを読んでみて(SFのカテゴリから探してください)。冷たいから、ほんと。

 今日流れているのは、イエスです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-14 15:38 | 本あれこれ | Comments(0)

憧れのミニシアター

 映画のパンフレットが大量に入荷しているので、徐々に袋に入れたりして並べるつもり。しかもミニシアター系のパンフが中心なので、いわゆるハリウッド系ロードショーの映画とは違い、観た人には鋭くアピールできそうだが、かなりミニマムだと思うのでピンポイントで売れてくれれば売れる、そうでなければまったく売れない・・・そんなアイテムが多い(笑)。

 それでもいいですな。素敵なパンフが多い。観たことないけどね・・・って(笑)。とはいえ自分もミニシアター系好きなので観たことがある映画もチラホラと。監督で言えばジム・ジャームッシュとかウォン・カーウァイなど。

 未だに気が滅入った時など『藍色夏恋』(藍色大門ね)のラストシーンをYouTubeで観て気持ちを落ち着けたりとかするし、そういう映画の力には助けられている。本もそうだけどね。映像はダイレクトだから。素早く気持ちをリカバリーできる。

 まどそら堂のショートフィルムを撮ってくれた監督は、年齢としてはまだ若いので今後どんな展開していくのか楽しみ。映画を作れる才能はほんとうらやましい。もし自分が作れる環境にあったなら、ラストはこういう感じで、こういう音楽に乗せて・・・って夢想したことは何度もあるけど(笑)。

 吉祥寺にもミニシアター系の映画館ができたし、国分寺にもそんな映画館があればいいのにね。仕事帰りにちょっと寄って観ていけるようなミニシアターが。この際、まどそら堂映画館をつくりますか!(もちろん妄想です)。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「終点:大宇宙!」ヴァン・ヴォ―クト。SF創元推理文庫。このタイトルの素晴らしさよ!ヴォ―クトの短編集だが、誰がこのタイトルをつけたのか(訳者?)。このタイトルに惚れて、うちでは少し高め(笑)。やっぱタイトルは大事。

 今日流れているのは、「天使の涙」のサントラです。
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by yoshizo1961 | 2019-02-04 14:36 | 本あれこれ | Comments(0)

かつての香港は遠くかすむ

 今月の半ば過ぎに最新号が出るロンデルさんの「1/f」(エフブンノイチ)。充実した企画と取材で幅広い層から人気がある雑誌なのだが、最新号が待ち遠しいのはそれだけではなく、まどそら堂が取材されているからなのであった(笑)。

 とはいえお店の取材というわけではなく、自分と副店長が90年代に頻繁に行っていた香港の旅の記録というか記憶についての対談が載っているのである。ここ最近ではなく、二十数年前の香港。中国に返還されて今後どうなってしまうのかと不安になった香港市民が続々とカナダに移住していた頃。香港は返還されても変わらないけど、その当時からしてみれば、今の香港はまた違うところになっている感がある。

 あの頃はまだ猥雑さが極まっていて、路地に入ればキッチュな風景に出会えたし、物価は安いし、食べるものもみな美味しく、それこそ朝から晩まで歩き回っていても面白すぎて疲れない街だった。

 そんな街の思い出を語る対談・・・ていうかあの頃はこうだったああだったっていう話をインタヴュー形式で答えるという感じ。大好きなお粥のレシピなども。そんな記事も出ているので、興味のある方はぜひ!今月半ば過ぎには店頭に並ぶと思います。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「タキオン」小尾信彌。朝日出版社。ちゃんとした科学本。タキオンとは光速を超える物質のこと。物質というか粒子というか。光よりも速い光。のぞみ?(笑)。いやいや、茶化してどうする、っていうわけですが、光より速いって相対性理論はどうなってしまうのか。光より早く移動できるなら過去に行ってしまう?マジでタキオン発見!なんてニュースを聞きたいです・・・。

 今日流れているのは、ピアノの曲です。
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by yoshizo1961 | 2019-02-02 14:32 | 本あれこれ | Comments(0)