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カテゴリ:詩あれこれ( 18 )

詩集よ目覚めよ

 先日、棚の入れ替えをした時に、詩集など詩関連の本をまとめて中央の背の低い棚の上から2段目に入れた。入口脇の棚の一番下に並べていた時より見栄えが良くなった。

 バックヤードにしまったままの詩集もあるが、それほどなじみがないであろう詩人の作品でもこうしてそれらしく並べてみるといい感じがするし、それなりに売れてゆくので詩集も詩集なりの存在感があるのである。

 そもそも詩集は売れないアイテムの一つで・・・と固定観念に囚われていると、売れるものも売れない。とはいえ売れる詩集はたとえば茨木のり子さんだったり最果タヒさんだったりするので、有名どころでないとダメかと言えば、今日は萩原朔太郎や宮沢賢治が売れたし先日は高村光太郎が売れたので、近代の大御所の作品もそれなりに売れるわけである。

 名もない詩人の詩集も置いているので、読んでみれば最果タヒさんにも匹敵する作品だったりするかもしれないので、知らない詩人ではあっても手に取って読んでみてほしい。

入口脇のジンコーナーの中には詩集もいくつかある。定価販売なので古本詩集棚に入れるとややこしくなるため、あくまでジンとして置いているが、こちらの詩人たちの作品も面白い。オノツバサさん、藤田一樹さん、ジャンブリーズさんの作品が並んでいるので手に取ってみてほしい。

 ちびまど時代に詩の展覧会をやったことがあるが、その頃の熱情の残滓がこの棚に残っていると自分では思っている。またいつか詩の特集・展示をしてみたいものである。

 今日の国分寺は曇り時々雨。

 今日の気になる一冊は、「中野重治詩集」ナウカ社。いまだったら炎上しそうな詩が載っている詩集。復刻ではない現物。こんな本もまどそら堂にあります。

 今日流れているのは、マイク・オールドフィールドです。
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by yoshizo1961 | 2019-04-24 15:03 | 詩あれこれ | Comments(0)

不思議な話の会

 昨夜は小谷ふみさんを囲んで、「不思議なお話の会」が開催された。

 参加者がそれぞれ不思議な話を披露する会。懐中電灯をあごの下から照らしつつ、声をひそめて話す皆さんのどこかうつろな表情は、この会にもうどっぷりつかっている証拠。不思議な話は意外と身の回りには多く、みなさんの体験したことや、聞いたことなどをフムフムとうなずきつつ夜は更けてゆく。

 参加者は飛び入り含め13名。他に作家の小谷さん、僕と副店長の3人で総勢15名ではじまった。みなさんこれぞという話を持ち寄ってくれているので、滞ることなく話は進む。日常の中でのちょっとした差異からうまれてくる妙な話や、実際起こって伝説になった話などユニークな話の他に自分が感じる違和感を基にした話、お酒にまつわる意外な話とか、不思議盛りだくさんの会となる。

 ま、会の性格上、やっぱり心霊系の話が多く出てくるので、だんだん怖くなってくる。もうちっとネタっぽかったら怖くないのに、リアルな体験談だったりするので足元から涼しくなってくる感じ。夏だからいいけどね。実際の話を再録するのも怖いので省略(笑)。

 最後には小谷ふみさん自身が新作のひとつを朗読して終了。落ちどころがちゃんとしててよかったです。このまま心霊話で終わると怖かったので(笑)。みなさん、終了しても余韻を楽しんでしばらくそのままでした。

 店内が狭いため15人はやっぱキャパとしてはきついかな、と。今回の反省点。もう少し余裕がないとギュウギュウ詰めでリラックスできないかな。ほろ酔いの時はみんな酒を呑んでいるので酔っぱらって気にならないらしい(笑)。今回は素面でした。あと、懐中電灯の演出はどうでしたか?無くてもよかった?(笑)。

 小谷ふみさんのイベント、無事終えてよかったです。参加していただいたみなさま、気にかけていただいたみなさま、ありがとうございました。

 今日の国分寺は曇り時々雨。明日は定休日なんですが、事務仕事がありお店は開いているかもしれません(本も買えます)。ブログはお休みです。また水曜日に。

 今日の気になる一冊は、「蒸気機関車写真名鑑」監修/宮沢孝一。彰文社。ずいぶん昔に某古本市で手に入れた本なんだけど、何と本の中に壱円札が挟まったいた!ま、壱円札なんでたいしたことないんだけど、驚いたです・・・。

 今日流れているのは、昨日と同じくリュートのアルバムです。
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by yoshizo1961 | 2018-08-27 17:55 | 詩あれこれ | Comments(0)

小谷ふみ「ふみとロウソクの夢」始まる

 今日から小谷ふみさんの新作「うたたねのうたかた」(私家版)の展示販売。

 昨夜、ご本人があーでもないこーでもないと、展示場所のミシン台ディスプレイ上で格闘。ほどなくして無事展示し終えてホッとした顔でお帰りになりました(笑)。作家さんのこだわりがそのままミシン台の上に乗っかっておりますので、小谷ファンはもとより、ご来店の皆さま、どうぞ手に取ってご高覧頂き、お求めいただければと。新作以外にもおなじみの「やがて森になる」「よりそうつきひ」なども同じ台上にて販売中。こちらもどうぞよろしく。

 26日の夜には【不思議なお話の会】も開催。小谷さんを囲んで不思議な話の会を。参加される方はどこか不思議な話をひとつふたつお持ちいただいて、電気を消した店内で懐中電灯を顔に当てながら話すという・・・。コスプレもOK。どんな会になりますやら。

 不思議系でもホラー、オカルト系でもいいので、われこそはという方がいらっしゃったら当日飛び込みでも大丈夫です。参加費が1000円かかります。今すでに12名ほど予約が入っておりますのでほぼ満席状態ですが、ま、なんとかなると思います。

 小谷さんの作品を一望するには最適な展示になっております(作家自身制作によるプロフィール帳もありますよ!)。どうぞよろしくお願いいたします。

 今日の国分寺は晴れのち曇りのち時々雨。

 今日の気になる一冊は、「赤い花」ガルシン。思索選書(思索社)。ガルシンって、いまは絶版の福武文庫に入っている短編集を読んだことがあるけど、ひょっとしてこれが底本かも。1950年版。ガルシン、意外といいです。

 今日流れているのは、昨日と同じくクリンぺライ。
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by yoshizo1961 | 2018-08-23 14:59 | 詩あれこれ | Comments(0)

ふみとロウソクの夢

 FacebookとTwitterではお知らせしましたが、お待ちかねの夏のイベント、小谷ふみ祭りが今年も開催されます!って毎年やってたっけ?なんてことはさておき、知る人ぞ知るあの小谷ふみさんが、まどそら堂でイベントを!

 イベントの名は小谷ふみ祭りじゃなくて、「ふみとロウソクの夢」。新作「うたたねのうたかた」(私家版)の展示販売と、「不思議なお話の会」の二本立て。展示販売は会期中、店内中央のミシンディスプレイ上で展開します。「不思議な・・・」は8月26日の19:00から。小谷ふみさんを中心に皆で不思議なお話をする会です。

 小谷ふみさんってどんな人?今更ですが、小谷ふみさんは物書きの人です。詩、エッセイ、本人曰く、たまに写真も。国分寺、西国分寺あたりでは特に有名な人。今までの主な作品は「やがて森になる」(クルミド出版)、「よりそうつきひ」(yoriso.books)など。繊細な感受性そのままに、ハートフルな言葉を紡ぐ作家さんです。

 そんな小谷ふみさんは人前に出るのが大の苦手。ま、そういうことは誰でもそうなんですが、今回はドドーンと前に出てイベントを仕切ります!(ってプレッシャーかけすぎ)。「不思議な・・・」の夜は、小谷さんを囲んで皆で盛り上がりましょう。小谷ファンはもちろん、まだ会ったことがない、お話したことがないという方、どしどしご予約ください。

 開催までまだ一ヶ月ありますが、夏の終りを飾るにふさわしいイベントになるよう、小谷ふみとまどそら堂共にがんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします。


「ふみとロウソクの夢」
まどそら堂×小谷ふみ 夏のイベント
真夏の夜のまどそら堂でロウソクの灯りとともにお待ちしております・・・

【小谷ふみ新作「うたたねのうたかた」(私家版)展示販売】
2018年8月23日(木)~8月27日(月)
13:00~19:00
【不思議なお話しの会】
2018年8月26日(日) 19:00~21:00
参加費:1000円(冷たいお飲み物と夏の駄菓子付き)
お申込み:参加ボタンをポチッとお願いします。まどそら堂店頭でもお受けできます。メールでもお電話でも手紙でも大丈夫です。

持ってくるもの:懐中電灯、不思議なお話ひとつふたつ(フィクション・ノンフィクション問わず。怪談・ホラー・オカルトでも可。みんなの話を聞いているだけでもOK)。
浴衣やお面での参加歓迎。

どしどしご参加ください。

 今日の国分寺は晴れ。明日は火曜日なので定休日です。また水曜日に。

 今日の気になる一冊は、「一瞬に咲け」楡野スズメ。花とゆめ16号。ガーベラ大賞新人賞受賞作。新刊本屋に走って買いました。最後の一冊、ギリギリ買えました。やっぱ読みたいじゃないですか、どんなのかなって。ただのミーハーなだけですが(ミーハーって死語?)。内容?・・・まあ・・・。

 今日流れているのは、ザ・バンドです。
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by yoshizo1961 | 2018-07-23 15:48 | 詩あれこれ | Comments(0)

ほんとうにおれが見えるのか

 ほんたうにおれが見えるのか・・・は宮沢賢治の『春と修羅』の一節だが、本当に俺が見えているのか?という疑問。

 というのも、二元論についての本を読んでいた時、知覚している像について考えていたら、知覚する時間についても考えてしまい、こんがらがってしまった。

 副店長と話をしていたとして、副店長は俺と言う知覚を得て俺と話をしているわけだけれども、副店長の網膜に、あるのかどうかも定かでない俺と言う実像の光の反射が届いて、やっとこさ副店長の脳に俺と言う知覚が現われるわけで、俺にぶつかった光子が副店長の網膜に届き、そこから電気信号で脳まで行くのに多少であっても有限の時間が必要になるわけだ。

 では今ここにいるであろう俺という実像に、副店長は今ここにいるという知覚の実感を得ていたとしても、それは過去の俺であって今ここの俺ではないわけだ。その意味においては、副店長は永遠に今ここの俺には会えないということか?

 おお。永遠に今の俺を見られないなんて。なんか哀しくない?みんな時間を共有しているようで、それはまったくすれ違っている!おーい!みんなー!俺は今ここダヨー!

 ほんたうにおれが見えるのか
 まばゆい気圏の海のそこに
(かなしみは青々ふかく)
Zypressenしづかにゆすれ
 鳥はまた青ぞらを截る
(まことのことばはここになく
 修羅のなみだはつちにふる)   宮沢賢治『春と修羅』から抜粋


 今日の国分寺は曇り。すっきりしません。

 今日流れているのは、ロッド・スチュアートのベスト盤。
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by yoshizo1961 | 2016-10-31 15:41 | 詩あれこれ | Comments(0)

骨皮さーん

  何ヶ月ぶりかな、半年ぶりくらい?久し振りに骨皮筋さんから手紙(メールではなく手紙です)が来た。

 ほんと、相変わらずの生活らしいが、なんやかんやいっても生きているね(ごめん)。たまーに、なにやら思い立ったか、気まぐれかで、便りをくれる。ありがとうございます。ま、便りの意味はともかく、新作の詩が書いてあるんだけど、なんだか途中みたい。というのも手紙の裏に無造作に書かれているだけで、スペースがなくて続きが書いていないような・・・。というか、続きを入れるのを忘れたのか(笑)?タイトルも忘れてるよ、骨皮さーん。

 
雨が降れば傘がいる
傘をさせば前が見えない
まっすぐ前を見ている筈なのに、視界が揺らぐ
雨が降っているから、傘をさす
傘をさせば前が見えない 

明日がどうなっているのか知りたくてこうしているわけでもなく、昨日がどんなだったかなんてもう覚えていない
知りたいことはどうやっても知ることができない
知りたくないことだけが心をよぎるので、よほどの強さがなければこうしていられない

雨が降るからだよ
だから濡れないように傘をさす
どうして生きておるのか
そんなことまで考える
だから傘が必要なのだ
雨はどこでも降りはじめ、ついさっきまでここでも降っていた


 骨皮筋さんは、「国分寺詩」展に出品してくれた自称詩人。相変わらずひょうひょうと生きているようです。また詩の展覧会をやりたいです・・・。

 今日の国分寺は曇り。明日は晴れかな?

 今日流れているのは、はっぴいえんど。風街ろまんです。
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by yoshizo1961 | 2015-10-17 15:41 | 詩あれこれ | Comments(0)

現代詩手帖と秋の夜

 今日は肌寒いですな・・・。足元が冷える・・・足首からすねのあたりまで。

 秋ですからね、寒い日もありますよ。今日は冷えるなあと思ってもまさか暖房つけるわけにもいかず。レッグウォーマーでもしたくなる。というか足湯したいなー・・・。というよりこんな時は動いて暖かくなるか、何か食べて内燃エネルギーを燃やすかしかないもんね。帳場の下で足湯してるわけにもいかんし。

 こういうときには現代詩ですよ。意味がわからないけど。というわけで、秋の特集は「現代詩手帖」ですな。秋の夜長に現代詩ですよ・・・。

 特集コーナーで展示販売している現代詩手帖1971年・8月号では、横尾忠則が寄稿してる。相変わらずの、というか若い頃から横尾忠則は変わってないなあ、と。71年当時では何歳だったのかな。

 遠山かづこの詩が載っている。『ゆめのうた』。雨がふってて傘がなくて下駄の緒はきれているけどぬいぐるみの馬にまたがってあたしはうたうのよ、か。ああ、この号にも線引きがある。きっと元の持ち主は、詩人になるのを夢見ながら秋の夜に、現代詩手帖に線を引きながら読んでいた、のかもしれない。
 
 同じく71年の11月号では、いまは亡き赤瀬川原平と鈴木志郎康の対談が載っているが、いまこんな対談したらどうなんだろうかと思えるほど、ホントにどうでもいい話をしていて逆に面白かったりして。昔の現代詩手帖ってなんかいまの現代詩手帖と違う。表紙の装丁とかかっこいいけどね。

 そんなわけで、秋の夜長に現代詩手帖はいかがですか?おすすめです。

 今日の国分寺は曇り。月曜日は静かですな。

 今日流れているのは、ポール・マッカートニー。ベスト盤。
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by yoshizo1961 | 2015-10-05 15:58 | 詩あれこれ | Comments(0)

「ラプソディ」より

 昨年の詩の展覧会では、詩というものについていろいろ考えたりしてみたが、あれから一年弱、詩の本は数冊しか売れていない。売っている詩の本の総数がそれほどでもないという事情を差し引いても、月に1冊売れればいいほう、という状況はつらいものがある。

 うちのお店に限ったことではないと思うが・・・。専門店以外ではそんなに売れるジャンルではないとしても、“詩”そのものに興味・関心が薄いのは、内容が伴わないためなのか、それとも詩という表現自体が脆弱なのか。というより詩集という体裁がこんにちの表現としてずれているのか。メールや配信でやりとりされる言葉そのものが、現在の詩というものなのだろうか。

 詩集の棚にさしてある白石公子の「ラプソディ」。この詩集は棚にそのまま残っていてほしいと思っている一冊。値付けも高めにして、おいそれとは買えないだろう?という馬鹿げた思いで並べている。売れなきゃ意味ないと思うんだけどね、商売なんだから。でもそれだけいい詩集なんですな。

 どういいのかって言われれば、読んでとしか言いようがない。これが、現代詩なんだと思う。もう30年以上前の作品だけどね。でもそれも私的な感想と思い込みに過ぎないから、現代詩とはこういうものだと云々するつもりはないけれど、自信を持っていい詩集だと思えるものであることは確か。

 あんたがもってきた時計のおかげであたしは
 キャベツの千切りの速度が決められた
 その気づくはずがなかった慣習という
 単純な不幸のために
 あたしはあんた好みに重くなっていく
 (以下略)
 家庭 「ラプソディ」より

 ごめんねといわれたので
 うんといった突然に
 ああそうだ とびきりいい男になろう
 おれといってひげをはやして
 とびきりかたい彼女とねれば
 無彩色になって返事は無用
 マニキュアのはがれた爪を
 興味深くながめたりするおれになれば
 やさしさがいちばん嫌われる
 (以下略)
 あたしは本当によくセーラー服がにあっていた 「ラプソディ」より

 出だしだけの抜粋では伝わるかわからないが、言葉をねじくりまわすわけでもなく、それでいて凹凸のある響きを持つ詩が並んでいて、小説を読むのと同じように入り込める数少ない詩人だと思う。

 詩集がバカスカ売れるわけもないことは重々承知でしかもずっと置いておきたい本だけど、おすすめしたい一冊です。


 今日の国分寺は晴れ。今日の午前中はブックタウンプロジェクトの会合に。早く国分寺が名実ともに、本の街になればいいね。

 今日流れているのは、ジョン・レノン。ベスト盤です。
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by yoshizo1961 | 2015-03-22 14:59 | 詩あれこれ | Comments(0)

骨皮さんの新作

 久し振りに骨皮筋さんからハガキをいただいて、その便りに以下の詩が添えられており、いつものごとくこの場で出してくれということなので、今日は骨皮さんの発表の場ということに。では、どうぞ。


「たちどまる」 骨皮 筋


 人間はどうしてこうしているのかな

 人間はどうして殺し合うのかな

 人間はどうして生きているのかな

 幸せになりたいです、そうですね、僕もです

 人間はどうして苦しいのかな

 人間はどうして淋しいのかな

 どうしたらいいのかわからない時、相談できる人はいますか

 人間はどうして泣くのですか 

 泣けることってなんですか

 ああ、

 空は青い、涙が出る、息ができない

 やることなすことすべてが裏目になるのは

 思い切り腕を振り上げて泣き叫ばないからだろう

 そうすれば生きていけるのに

 人間は。


 ※骨皮 筋(ほねかわ すじ):昨年5月の詩の展覧会に出品していただいた詩人(自称)

 
 世相と自分について書いたんですかね。骨皮さんにしてはソフトな感じがします。骨皮さんはどうにかやってるみたいだけど、またお店の方にも顔を出してもらいたいものです。そうはいっても色々あって・・・という言葉も書き添えられていました。書き続けていれば、いずれどうにかなると思う・・・というのは違いますか?違ってたらごめんなさい。でもまた連絡してください。よろしく!

 今日の国分寺は晴れ。月曜日ですね。明日また告知させていただきますが、今週は都合により、水曜日は臨時休業、木曜日は定休日ということで連休させていただく予定です。

 今日流れているのは、一柳慧。マリンバの作品。お店がいきなりアールヴィヴァンか日曜美術館風になっています。
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by yoshizo1961 | 2015-02-16 14:56 | 詩あれこれ | Comments(0)

作品2点について

  先日、久し振りに詩人の久保亜図美さんがやって来て、最近書いているという短編小説を持ってきてくれた。400字詰めで14枚。タイトルは「桜の骨組み」。他にも体の部位にまつわる短編をいくつか書き上げているという。連作としてまとめれば面白い本になりそう。

 表現することが自分自身の糧となるので、たくさん書いてもらいたい。小説でも詩でもどちらでもいいからね。可愛くて丸っこい小さな手書きの文字に似合わず、内容は越えている小説というのが、かっこいいと思う。予定調和な作品なんかくそくらえ!だよ(越えた地平にこそ引きつけるものがあるのだ)。ただいま亜図美さんの作品はまどそら堂で読めます。

 それともうひとり、こちらも詩人の骨皮筋さんから手紙が来て、作品が入っていたのでこちらもご開陳(本人のご希望なので)。骨皮さんはいま逃亡中。書き溜めた作品をまとめたい旨の話だったが。今年の5月の「問う今日と、国分寺詩」展に出品していただいた作家さんたちはみなさん作品を作り続けて発表してるね。みんなすごいよ。みなさん、また作品見せてくださいね。

 「おやすみ」 骨皮 筋

呼吸することを意識するのは肺に申し訳なく
肩を撫でてみるのは今日も痛む肩甲骨の裏側をおもんばかって
腰に手を当てるのは砕けそうな腰骨とその周りの筋にあやまりたくて 
明日があるのかないのか考える余裕がない
昨日も今日もそれでも生きていた
そして今日も今日とて一日が終わる
重たかろうが軽かろうがまた一晩眠ればキラキラ輝く明日がやってきます、そうだ、そうだろう?そう言って目をつむる。絶望、希望。

何かを成し遂げるまでは死んでも死に切れません、死んでたら死に切る前に死んでますよ
さあ、笑って
腹を抱えて笑い転げれば絶望もひっくり返り明日のキラキラ輝く朝日となって痛みを和らげてくれます。そうだろう?そうですね

寒いあなたの手は冷たくてこころもカチコチに凍ってしまい、解凍するための電気コンロを買いました
それで事足りるならばそんなに卑下してふさぐこともない
なぜなら今夜はそれほどの寒さでもなかろうよ
痛い冬はもうすぐだけど、今夜はまだまだ大丈夫
そんなことばかり考えて今日も今日とて一日がおわる
明日は必ずあるけれど、ないこともある
おやすみなさい

 今日の国分寺は曇り。明日は晴れますかね。明日は定休日なのでお休みです。また金曜日に。

 今日流れているのは、ピンクフロイド。「ファイナル・カット」です。
 
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by yoshizo1961 | 2014-11-12 14:16 | 詩あれこれ | Comments(0)