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カテゴリ:ミュージックあれこれ( 86 )

ケイト・ブッシュかフェイフェイか

 ロックにせよポップにせよ、耳ごごちのいい声を持ったアーティストは少なからずいて、たとえばロックならケイト・ブッシュなどは、あんなに高音なのにキンキンしてない歌声で耳にしっとりくるし、ポップならたとえばフェイ・ウォンみたいに艶っぽくてなおかつ清廉、これまたしっとりと聞きほれてしまう。

 自分の声をテープに録って聞いたことがあるが、自分で思っている声質とはかけ離れた、なんだこれ的声だったりして、自分が歌を歌っても誰もしっとりと聞いてはくれないだろうなとは容易に想像がつく。いったいにきれいなしっとりとする歌声を持ったアーティストというのはそんなに多くはないだろうが、そのアーティストの声そのものが個性そのままで好きになるというわけで、結局は好きなアーティストの声も好きに聴こえるというわけなのかもしれない。

 ていうかなぜそんなことを?というと、先ほどまでインスルメンタルな曲をずぅーっとかけていて、かけている間は誰も来なかったのに、ケイト・ブッシュに変えた途端にお客様がどしどしと。これはケイト・ブッシュの歌声の力によるものであると考えざるを得ず・・・ということで。ケイト・ブッシュはいいけれど、けれどもいらっしゃいませーと言う自分の声はイマイチすぎて残念ではあるのでした。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「お伽草子」島津久基編校。岩波文庫。古―い岩波文庫の版なんだけど、なんか面白そう。室町時代から江戸時代くらいの童話系をさして御伽草子というらしいが、たとえば一寸法師とか浦島太郎など古めかしい言葉で載っているので、内容より文章的に時代を感じつつ読んでみるとまた違う味わいがあったりする。浦島太郎はやはりタイムトラベラーだったのかな・・・。

 今日流れているのは、ケイト・ブッシュです。
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by yoshizo1961 | 2019-04-19 15:18 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

お侍さんのCDとは

 先週の土曜の夜に書いたもの。

 すごく寒い。ドア閉めたいけど女子がひとりいらっしゃる。突然ドア閉めたら不審がられそう。そんなことないか。その辺の気の使いようがどうしたらいいのかわからないんだよね。こういう時に副店長がいればなぁ。

 寒すぎる。暖房なんてききやしない。あー、帰っちゃったな・・・。ま、とにかくドアは閉められる。急にクソ寒くなった。真冬並み。ただ今19:40分。もう少し粘ってお客様待ち。

 お侍さんのCDをヘビーローテーションで聴いているんだけどさすがに三日連ちゃんで聴いていと、歌えるくらいに覚えてしまう。ああ、お侍さんというのは、お店にたまに来てくれるお客様で、髪の毛を後ろで束ねているのでお侍さん。働きながら曲作ったり詩を書いたり歌ったりしている人。本人が私はミュージシャンですとか、アーティストです、って言わないのでどう言ったらいいのかわからないが、見た目はイケメン兄ちゃん、ガタイもいい、しかし素朴なナチュラリスト…そんな感じの人。歌もかなりいい感じでそれなり以上の、いや、プロ生活10年はやってますくらいのパフォーマンス。ギターも超上手い。

 そう考えるとうちのお店周辺にはミュージシャンが多いな。ご近所に5,6人はいる。ラビさんも隣にいるしな(笑)。美術系アーティストもたくさんいるし、作家もいる。ほんと文化的だ・・・。うれしいことだな。なんかちまちましたことばっかり言ってる人が多い昨今、お店周りの作家さんたちはみなどこか吹っ切れている人が多いので見ていて気持ちいいね。うらやましいよ、ほんと。

 しかしもう今日は打ち止めかな。誰も歩いてないし(笑)。ていうかそんなこと言ってるばあいじゃないんだけどね。もっと人通りを多くする方法ってないものか?そんな問題じゃないって?いやいや多少はそういう問題もあると思う。もちろん、しっかりしたお店なら人通り関係なくお客様は来るんだと思うよ。そこかな、やっぱ。

 というわけで誰もいない店内でちまちましたことを考えている自分でした。

 今日の国分寺は曇り。今夜はほろ酔い夜話です。

 今日の気になる一冊は、お休みします。

 今日流れているのもお侍さんのです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-29 13:48 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

ビートルズあれこれ

 お店でたまにビートルズをかけることがあるけど、ま、初期から最後までの流れの中で、いちばん好きなのは、アルバムで言ったら「レットイットビー」か。曲で言えばやっぱレットイットビーかな。

 ビートルズの中で好きな曲をしぼれっていうのも酷な話だが、ベストテンを決めるとなるとかなり悩む。初期の「抱きしめたい」や「シーラブスユー」、「ミッシェル」、「イエスタディ」、「フールオンザヒル」なんかも好き。ていうかそんな感じで上げてったらほとんど好きなのばっかりだ。

 「サージェント・・・」も好きだし、でもやっぱ一番はレットイットビーかな。ていうかポールが好きなのかもしれない。もちろんジョンも好きだけど。でも作品としての楽曲はポール系か。ポールで好きな曲はビートルズ時代じゃないけど「マイラブ」だし。

 というのも若いお客様の反応として、ビートルズは知っているし、聴いたことはもちろんあり、いいと思う・・・くらいでビートルズに衝撃受けたとかそんな反応は無いなっていうか・・・。知識の範囲を超える存在ではない?んだろうなー。いまどきは。ロック系も多様化しすぎて何が何だかわからんし。

 それでもたまにビートルズをかけて、そのあたりまえな良さを感じているわけでした。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「詩羽のいる街」山本弘。角川文庫。純粋なるSF小説を背負った作家。ていうかSF愛に満ちているというか。この人の作品は納得できる。

 今日流れているのは、リュートです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-15 15:28 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

ユーミンブランド

 先日の話。

 本をギュウギュウに詰め込んだでかいバックを引きずりながら稲城から帰ってきた夜、ちょうどお店に着いたところで雨が降り出した。お店のドアを開けると、ユーミンがかかっており、副店長が笑顔で迎えてくれた。心地よい疲れを纏いつつ、一瞬力を抜いて聴くユーミンが体に染みる。

 外はもう暗闇で雨音も強くなりつつあり、ぎりぎりのタイミングで帰ってこられたことと、久しぶりに聴いたユーミンの曲がうれしく、今日はいい一日だったと静かに思う。

 話は違うけれど、最近、言葉の使い方、書き方について横着な、というよりキレのない言葉使いばかりしているためか、時間がたってから後悔することが多くちょっとへこむ。ある仕事で提出したテキストの文言がまわりくどくてキレのない文章になっていたり、軽い気持ちでコメントした言葉が軽すぎたり。

 そういうのはいかんなーと思う。なんでもかんでも責任ある文章など書けないかもしれないが、文章としてかっこ悪いのはやっぱかっこ悪い。書いている時に客観的になれないのがいけないんだけどね。つくづく反省。

 そしてまた話は戻り、ユーミン。聴いているのは荒井由実時代の曲。雨には最強にしっくりくる。晴れている時より、こんな雨の日にぴったり。花粉症のために目薬さしたら瞳からあふれて泣いてるみたいになって、ちょうど「ベルベットイースター」がかかっている時でそれで泣いてるのかと自分で錯覚する。そんなわけないけど、「瞳を閉じて」でまたしっとりとする。

 今日はいい日だった。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「火星のタイム・スリップ」フィリップ・K・ディック。ハヤカワ文庫。ディックはハマると面白い作家。SFはディックから入ったので思い入れも深い。この作品も好き。

 今日流れているのはユーミンです。
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by yoshizo1961 | 2019-03-13 14:27 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

クィ―ンと八代亜紀

 昨夜はちょっとのんびりして、以前に録りためたものを観たりして過ごした。NHKで放送したクィーンの番組を観ていたんだけど、やっぱ好きな人は同じような視点でクィ―ンが好きなんだなーと。僕らの世代は、そういったロック系やその前にフォーク系などに浸っていたわけで。

でもその裏(表という人もいるだろうが)で、歌謡曲もちゃんと聴いていたわけだよね。ていうか歌謡曲三昧だったわけで。だって今みたいにアーティストって感じじゃなくてプロの作詞家と作曲家が商売ありきで作った歌を、ひたすら歌うスターたちが好きだったわけで。
 
 楽曲の良さが先行するのはフォーク系のアーティストが作った歌であり、歌っているスターより楽曲の方が上みたいな感じがあった。歌はとりあえず置いといてアイドルのスター性だけで聴いていた歌は、やはりあんまり憶えていない。

 今どきのJポップなどは歌謡曲とは言わないんだろうな。演歌って今でも演歌だけど、今の世代の人は演歌って聴くのだろうか?紅白歌合戦で毎年のように(ほんとは毎年ではないと思うが)、石川さゆりが歌う「天城越え」はあの怨念みたいなところが日本人の情に訴えてつい聴いてしまうけど、今の世代的にはどんな風に聴こえるのだろうね。八代亜紀の「舟歌」がわかるようになったらもうコテコテのおやじなんだろうか・・・。そんなことを考えながら「ボヘミアン・ラプソディ」を聴いてました。

 今日の国分寺は曇り。

 今日の気になる一冊は、「グアムに生きた二十八年 横井庄一さんの記録」朝日新聞特派記者団。昭和世代ならこの方を知っていると思いますが、立ち上がったりするときによっこいしょーいち!っていうギャグが抜けなくて困っています・・・。

 今日流れているのは、コールド・プレイです。
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by yoshizo1961 | 2019-02-15 13:44 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

夜半に聴く音楽は

 お店ではインスルメンタルな音楽をかける頻度が上がっていて、プログレやロック系は時々になってる。

 ま、お客様が本を見ている時にうるさそうなときもあるので、コテコテのハードロックはかけにくかったりする。そのお客様がコテコテのハードロックが好きなら逆に反応がいいわけだが、その辺は見た目ではわからないし、若い人は特に今の音楽系なので(意外と昔のロックを聴いている人もたまにいるが)、コテコテのハードロックはかけにくい。

 というわけで、お客様がぱったり途絶えた夜半の時間などに、コテコテのハードロックを聴いているのである。さっきからコテコテコテコテ言ってるけど、どんなのがコテコテなのか。ま、たとえばディープパープル!レインボー!レッド・ツェッペリン!クィ―ン!エアロスミス!などなど。その辺の時代のバンド。もちろん他にも色々だけれど、シンプルにハードロックな人たちの。

 あまりにも定番なのでなんだけれど、ディープパープルの「バーン」のあの間奏のギターとキーボードの早弾きに何十年経ってもしびれてしまうのは、多感な頃に刷り込まれてたためか、そもそもディープパープルが根本的に凄かったのかどっちかなんだろうなと。

 米津玄師とか聴いてみるとそれはそれで何度も聴いてしまうし、いいと思うんだけど、ディープパープルとかを聴く耳と体とは違う位相の耳で聴いてしまっている気がして。ていうか感動原理が違う・・・。

 バーンを聴いた後にハッシュなんかを聴くと、またこれが楽しい気分になるのだった。やっぱただのおやじなんだろうかね・・・。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「學生版原色植物圖鑑 園芸植物篇」牧野富太郎。北隆館。ポケットサイズよりちょっと大きめ。たぶん携帯できるように小さいんだと思う。けど中身は充実。今見ると図鑑というよりボタニカルアートの画集のよう。素敵です。

 今日流れているのは、ピアノの曲です。
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by yoshizo1961 | 2019-02-08 14:56 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

頭の中の音楽

 頭の中で音楽が流れていますか? 

 最近頭の中で流れているのがクイーンの「Somebody to love」で、それがたまに誤作動して「バイシクル・レース」に変わったりしてる(つながりが変だけど)。「ボヘミアンラプソディ」はあのガリレオガリレオガリレオ~ってところばっかりリフレインするので頭の中では再生しない。

 「藍色夏恋」をPVにしてる台湾の張懸の「喜觀」っていう曲も頭の中でよく再生される。なんとも厭世的な気分になる曲で、藍色夏恋の映像にピッタリでとても好き。

 こうして頭の中でグルグル勝手に再生されているわけなんだけど、声もバックの演奏も同じように再生されるのは何故なんだろう(もちろん鼓膜に響いて聞こえるわけじゃなくて)。歌詞とかあやふやだったり、英語で何言ってるのかわからないところなんかもそれなりに音階だけ流れてくるし、頭の中の記憶装置ってよくできてる。

 何も考えない時の方がそういった記憶の再生が上手くできるっていうか、考えていないから当たり前なのかよくわからないけど、そういう風に大事なことも記憶できたらいいのにな、と。ひらめいてしまった言葉とか、カッコいい言葉とかメモらなくても頭の中ですっと出て来てくれたらいいのに。
 
 若かりし頃はそうだったのになーと、衰えつつある頭の中の記憶装置を洗いたい気分です。

 いまはピンクフロイドの「原子心母」の歌パートが流れています(脈絡なし)。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「屋根裏の散歩者」江戸川乱歩。光文社文庫。普通そこまでしないでしょ、って言ったら乱歩先生に怒られますかねw。不気味チックだけど。乱歩はいいですね。生きていたらいまどんな作品を書くのか・・・。読んでみたいです。

 今日流れているのは、ビートルズです。
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by yoshizo1961 | 2018-12-01 15:32 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

クイーンでこみ上げる

 昨日の定休日は、週末開催されるギャラリーうぉーく出店のため、ギャラリーchibimadoで展示の準備。めどが立ったので早々に国分寺を離脱し、副店長とふたり、立川にある爆音上映の映画館にかけつける。

 夕方前の回の座席を確保し、それまで近所を散歩。あっという間に上映時間となり、映画館の座席に体をうずめる。これから観る映画はもちろん「ボヘミアン・ラプソディー」。

 20世紀FOXのサインにすでにブライアン・メイのギターが被ってる。映画が始まってものの3分、あれってウェンブリーだっけ?ライブエイドの会場の幕間から入っていくフレディ・マーキュリーの背中越しに見える観客の熱気、その瞬間に涙腺がぐわーんとしてこみ上げて嗚咽しそうになる。

 その時(ほんとに)爆音で流れている「Somebody to love」のなんと愛しいこと!こんなにつくりこんでいた曲だったっけ?って思いながら。数日前までクイ―ンは店でかける曲の合間に聴いていたくらいで、好きだけど、好きなのは当たり前、って感じで日常のロックだったんだけど、こうして映画の中で聴いていると、やっぱいいバンドだったんだな、と。

 後半のゲイ、エイズに関する流れはまた別の重みをかもしていたけれど、クイ―ン、フレディ・マーキュリーの楽曲の良さや作り込み、売れたアーティストがぶち当たる壁とか、バンドの不仲とか、ありがちであってもグイグイ引き込まれてしまう。

 ボヘミアンラプソディーだってまともに詩を読んで聴いたことなかった。それにクイ―ンだよ、普通にいままで聴き続けてきたじゃないか。こうして映画の中で聴いてあらためてグッとくるとは。

 映画はいいな。ロックはもっといい。もう昨日からしあわせ。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、本じゃなくってレコード。「A Night At The Opera」。Queen。オペラ座の夜、うちから持ってきた。洋書木箱の棚に並べてみた。ボヘミアン・ラプソディーも入ってるよ。非売品。

 今日流れているのは、もちろんクイーン。Fくんが録ってくれたCDから。
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by yoshizo1961 | 2018-11-21 15:07 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

ラーメンスープの塩分と天国への階段の関係

 先日の昼、北口にあるラーメン屋へ行き、ノーマルな中華そばを食べた。

 基本的にこってり系は苦手、というかおなかがきゅるるるーとなるので、なるべく普通のラーメンを食べている。ま、普通でもきゅるるるーとなることもあるので、ラーメンのコッテリ度ではなく、グルテン系がだめなだけかもしれない。

 それでもたまにはラーメンを食べたくなるのは誰でも同じで、その日も普通なんだけど煮干し出汁が効いている系のラーメンを食べていた。しかし、いつも思うのは、一口食べたその瞬間の味がトップまで行っているのがどんなもんなのかなと。

 つまりラーメンはほぼ間違いなくしょっぱい。けれども塩分控えめのラーメンなんてほぼないに等しい。そこのラーメンもいきなりしょっぱいのだった。とはいえ、ま、ふつうなんだけど。何が言いたいかと言えば、最初は、ん?うすい?くらいの味で始まり(でもしっかりとした味で)、だんだん慣れてきて、食べ終わる頃に塩分のピークが感じられるような塩梅のラーメンがたべたい、と。

 そんなことを考えながら食べていたんだけど、これってたとえばツェッペリンの「天国への階段」のように、最初は静かにゆっくり、だんだん調子が上がってきて、後半には怒涛の展開、最後には爆発して絶叫、っていう流れに似ているなと。そんな「天国への階段」のような塩梅のラーメンを食べたいもんだと。曲の一番最後では絶叫の後、ささやくような・・・♪heaven・・・で終わるけどあのささやきのような最後の汁のひとくちという感じのラーメンを。

 どこかそんなラーメンを作ってくれないものだろうか・・・。できたら煮干し系で。

 今日の国分寺は曇り時々雨。いやーな天気が続く。午前中、道を歩いていたら職務質問された。どっか怪しく見えるのかな・・・?

 今日の気になる一冊は、「ある生き物の記録」小松左京。集英社文庫。小松左京のショート・ショート。星新一とは趣が違うけど(あたりまえか)。ジャケもいい(ていうか表紙絵が)。どなたかいかがでしょうか。帳場前のSF棚にさしておきます。1000円也!

 今日もリュートです。
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by yoshizo1961 | 2018-09-27 15:20 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

あのときかかっていたカセットテープ

 昨日の高校時代の夏の記憶の話スピンオフ。ひたすら描いている時にかたわらでかけていた曲の話を。

 当時はカセットテープが主流の時代。カセットテープは何度も録り直しできるので、色々な曲が上書きされているわけです。しかもラジオのFM局から録音することが多かったので、あらかじめ録音ボタンを押し一時停止状態にして、曲がかかるタイミングでポーズを外すと、録音ボタンのガチャっていうノイズが録音されなくなるという、涙ぐましいテクで録音してたりしていたわけです(エアチェックとポーズボタン!)。

 ちなみに普通に録音するときは録音ボタンと再生ボタンの2か所を同時押し。指をピース状態にしてタイミングはかってグッと押す。懐かしいですな。

 そんなことを繰り返しているので、前に録った曲が唐突に出て来たりするわけです。特にテープの最後の方で。たしか10ccとかラジオでエアチェックしてそれをよく聴きながら描いていたんだけど、そのテープの下に残っていたのが因幡晃(当時流行っていたシンガーソングライター)。因幡晃もそんな類でFMで録音してたんだと思うんだけど、聴きたい曲を録ったテープの終りの方でこの因幡晃の「貴方のいない部屋」が残っていたと。

 自画像を描いていた時この曲が流れていたのが妙に記憶されていて、たまたまYouTubeで見つけて聴いてみたらもうその時のことがバーっと甦ってきたというわけですな。あの頃の夏の匂いとか、朝のしんとした空気とか。それであの自画像の話とか書いたというわけ。

 ほんと音楽っていうのは、こうして記憶再生装置にもなるのですごいなーと。ここでこの曲を張りつけたいところですが、今はそういうのもしづらいのでみなさんYouTubeでチェックしてみてください。皆さんもそんな思い出の曲がひとつふたつありますよね。良き思い出です。

 今日の国分寺は晴れ。お知らせです。明日の日曜日(9日)は、所用のため臨時休業いたします。ブログもお休みします。また月曜日に。

 今日の気になる一冊は、「バイロン詩集」チヤイルド・ハロウド、土井晩翠譯。金竜堂書店。昭和14年の本。バイロンさんはイギリスの詩人。名前は有名なのでみなさん知っているかと思うけど、実際読んだことありますか?じつは僕も読んでないです(笑)。でもこの本、すごくかわいいんですよ!ジャケ買いですな(笑)。本の魅力っていろいろですから、こうして存在感のある本ていうのもいいものです。

 今日流れているのは、リュートです。
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by yoshizo1961 | 2018-09-08 14:57 | ミュージックあれこれ | Comments(0)