2018年 02月 10日 ( 1 )

貸本屋さんの思い出

 うちの漫画棚には貸本落ちらしきアイテムが数冊あるんだけど、自分の記憶ではたとえば水木しげるの妖鬼伝みたいな貸本は、駄菓子屋にもあったような記憶が。

 貸本屋は昭和50年代くらいまでなら普通にあって(ていっても貸しているアイテムはリアルタイムの少年少女雑誌がメインで他にマンガなら新書版、他に古本屋みたいなアイテムの本・・・って感じで割と今まだあるスタンダードな古本屋の体裁に近かったような)。

 水木しげるとかミステリものの「影」とか、古い貸本って、駄菓子屋の本棚にあったような記憶があるんだけども。子どもには手の届かない上の方の棚に煤けてというか茶色い感じの、怖そうなおどろおどろ感と、子どもは読んじゃダメ的な雰囲気を醸し出していて、駄菓子屋に行くたびにじいっーと見つめていたような記憶があるのですな。

 そういう貸本って、まだ4,5歳の子どもには妙に気になるものでしたな。脳内で記憶の底に眠っている画像を呼び出してみると、瞬間的に棚の色合いとか空気がよみがえります。あの瞬間にタイムスリップできれば・・・。

貸本が可能だった時代・・・。今の便利さが無いっていうか、今見ると不便っていう事柄も、当時は当たり前のことだったわけで、一冊の漫画雑誌や本を、近所の子どもらから大人までが順番に読んでいたわけですな。本も雑誌も大事なものだったということです。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、昨日と同じくキース・ジャレットです。
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by yoshizo1961 | 2018-02-10 14:56 | 本あれこれ | Comments(0)