数日前に倉庫の本を整理していた時に、大量の本を担いで移動させていたのがいけなかったのか,今日になって腰が固まって痛いのだった。
首筋も痛むのでなんか乗っかっているのかもしれないが、でも日常は平穏に過ぎているので悪いものでもなさそうな気もする。2月も半ばを過ぎ、花粉も飛び始めて、くしゃみも出始めた。冷たいだけの冬も過ぎ去り、ようやく春がやってくる。
元気な時は何も考えないが、どこか悪くなると色々考えて,くさくさすることがよくある。ただ苦しいだけの毎日なら腐りきってしまうけれど、意外と楽しい気もする今日この頃。だからそんなに落ち込むこともない。
老眼が進んで手前のモノがよく見えず、本を読むのが億劫になって、読書量が激落ちしているのが悲しいが、手前がよく見えるメガネにかけ替えればいいだけなんだけど、電車の中とかいちいちメガネケースを引っ張り出して取っかえるのが面倒くさくて結局読まないままだったりする。かたわらに本があれば、単行本だろうが文庫だろうが読んでいるはずなのに。
だから一気読みではないけど、今、読んでいるのは色川武大。十何年か前に読んだものを再読中。阿佐田哲也名義の方は夢中になって読んでいたけれど、色川名義の方はしみじみ味わいがあって、こういう文章が書けたらいいなーと思いながら読んでいる。
青空の下、道を歩きながら傍らに咲く早咲きの桜がきれいで、ホッとした気持ちになる。いろいろやることがあったり、考えたりしなければならないことがあっても、そんなに焦せることもない・・・って思えてきて、いくらか気楽に呼吸する今日この頃。腰はいずれ治り、首筋も軽くなるはずで、のんびり行けばいいかな、と。
コートを着なくてもいい日が早く来ればいいね。春はもうすぐそこです。
今日の国分寺は晴れてました。