久しぶりに「火の鳥 鳳凰編」を読んだ。
何度も読み返してこのブログでも何度も書いているおなじみ手塚治虫の火の鳥シリーズ。なかでもこの鳳凰編が好き。ていうか、ほぼこの鳳凰編しか頭の中に記憶されていない(ほかのも読んでいるけど)。
小学校の頃に読んだから記憶中枢に刷り込まれているんだろうな。子ども心に輪廻転生とか不思議な感じに包まれた気がする。いま読んでみるとその世界は壮大であってもそうなんだろうなーと納得がいく。子どもの頃感じたやむにやまれぬ不思議感は薄れてしまっているけど。ていうよりこの歳で感ずるには不思議でないなということか。
それにしてもこの火の鳥シリーズはすごいね。手塚治虫はやっぱすごい漫画家だ(あたりまえかw)。もし、手塚治虫がまだ生きていて、まだ描いていたらどんな火の鳥を描いただろう。この時代の閉塞感を描くだろうか。それとも明るい未来を想像したものか。
どちらにせよ手塚治虫の新作・火の鳥を読んでみたいな。みなさんも読みたいでしょ?
新作はないけど、既刊の文庫版は入荷していますのでどうぞ。
今日の国分寺は晴れ。
今日流れているのは、ザ・バンドです。