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国分寺で、今日を問う

 かたずけ物をしていたら、机の引き出しから一枚のポストカードが出てきた。

 まだ旧店舗時代(現chibimado)に企画した詩の展覧会の案内状。マットなアート紙にマゼンダ100%とスミで印刷したシンプルなデザイン。ヘッドコピーの“国分寺で、今日を問う。”は字組をあーでもないこーでもないと何度も直して組んだ。文字自体をぼかして水の底から言葉が浮いてくるようなイメージにした。

 展覧会のタイトルである「問う今日と、国分寺詩」という言葉は、東京都国分寺市にかけていたが、当時そこに気づいてくれた人はいなかった。国分寺でなにかやって行こうと決意した頃だったからおおげさにそんな言葉を考えた。

 今でも詩は好きで、最近ならよく最果タヒさんの詩に触れている。国分寺詩という名前が詩の世界のひとつの潮流として一時代を築くきっかけになればと思ったが、もちろんそんなこともなく(笑)、毎日がありふれた言葉でみちた国分寺である。それでいいんだけど、また詩についても考えてみたいなとも思う。

 当時参加してくれた作家さんたちはどうしているだろうか。もちろん相変わらずご活躍の作家さんもいれば様子はわからなくてもきっと創作しているだろうと思われる人もたくさん。皆さん、ちゃんとやっているのだろうと思う。骨皮さんはどうしているだろうか。彼だけが心配と言えば心配(笑)。

 国分寺で、今日を問う・・・か。今も問いまくっている、というか問いしかない日々がずっと続いているような。

 今日の国分寺は曇りのち雨。

 今日流れているのは、リュートです。
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by yoshizo1961 | 2019-07-13 16:03 | 詩あれこれ | Comments(0)
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