20代の頃は何かイメージが湧くとそのイメージがどんどん膨らんで大きな物語になるまで夢想できたんだけど、この歳になるとイメージすら湧きにくいという体たらく。何事もイメージができないと為せるところまでいかないので、どうにかしてイメージを沸き立たせようと奮い立ってみてもどうにも湧いてこない今日この頃。
自分自身のアイデンティティーなどと言ったら大げさかもしれないが、自分が自信をもって言えたりすることはイメージが出来上がっているからであって(それは当たり前だけど)、適当に言っても自信がないので説得力もない。
今やりたいことや、やらなければならないことを具体的にイメージしていかなければならないんだけど、この想像力の低下によりスカッと出来上がっていかない状況を何とかしたい。しかし昼ご飯を食べれば眠くなるし、晩御飯食べた後は電池切れで意識すらなくなってしまうし。
酒飲むのをやめたりすれば少しはよくなる?それは関係ないか(笑)。実際自分ではわかっているんだけどインプットが足りなさすぎなんだと。家とお店の往復がすべてじゃあやっぱマズい。もう少し外に出ていろんなものを見て聞いて肥やしや種にしないと。
イメージするスキルや方法論なんてことはどうでもいいけど、能動的に動いて感受性のアンテナをおっ立てなければ鋭いイメージなんて湧いてこないよね。それはわかっている・・・んだよ。
今日の国分寺は晴れ。明日は定休日です。また水曜日に。
今日の気になる一冊は、「露店市・縁日市」秦考治郎。白川書院。この本はいい本なんだけど一向に売れて行かない。まどそら堂の始まり時点からずっとある本。そりゃタイムリーさもないし地味なんだけど意外と有名な本なんだけどなぁ・・・。値段も適正だと思うし・・・。こういう本も大切に売っていかなければ。
今日流れているのは、トム・ウエィツです。