先日の定休日に稲城市にある「いな暮らし」に行ってきた。いな暮らしさんは知る人ぞ知るナチュラル系というかスロー系というか体にも心にもやさしいごはんと場所の古民家カフェ。古民家と言っても藁ぶきのとかじゃなくて、昭和な佇まいのお庭付き一軒家で、一階は食事ができて雑貨や服も並んでたり。二階はイベントスペースだったり、まどそら堂の本が置いてあったり(一階にもまどそら堂の本あり)。
店主は娘とその母というふたり。どちらもしっかり者でありながら飾りのない生き方を実践しているおふたりで、おみせのそこそこにその雰囲気が。ま、いわゆる自然派のカフェというところを越えて、一日ボーっとしていたくなるようなほっこり空間なわけである。
ご飯もべジ系で、スイーツもアレルギー対応の安心系。もちろんおいしい。考えてみればいちばん普通なことなんだけど、その普通な食事ができるところはそんなにないので、安心して食べられるカフェなのである。
そんないな暮らしさんに本を置かせてもらえるようになったのは、今年の三月にいな暮らしさんで開催されたはちみつ市にゲストで出店させていただいた縁から。数か月に一度のペースで本の入れ替えをするまどそら堂本棚。
いな暮らしさんの最寄り駅は南武線の矢野口駅。近くの方も遠くの方もぜひ寄ってみて。本はともかく休まるところだから。疲れている時などおすすめです。
今日の国分寺は晴れ。
今日の気になる一冊は、「フランス窓便り」田渕由美子。集英社文庫。文庫版の田渕由美子作品集。当時にでた新書版ならレア感がすごいけど、文庫版はそうでもない。けど中身は田渕由美子ワールドなのでいいのです。乙女チック、ブーム再燃・・・とはいかないですかね・・・。
今日流れているのは、「間を奏でる」です。