人気ブログランキング | 話題のタグを見る

夜露死苦万葉集

 世の中では改元に関する話でもちきりなので、新しい元号の令和について何か書こうと思ったが、取り立てて何かあるかといえばそうでもないな、と。れいわとキーボードを打てば、すでに何度も打っているためか、令和という漢字にすぐ変換されるようになったくらい。

 最果タヒさんが、令和かわいい、とツィッターで言っていたのが印象的。たしかにレイっていうところはかわいい感じがする。元号もキラキラネーム化していくのだろうか(笑)。そんなことないか。クラプトンのレイラの露出が増えたのも笑ってしまうが。

 しかしそんなことより発表を聞いてすぐしたのが、店内で万葉集あったかなーと探したこと(笑)。重々しそうな函入りの万葉集が1冊在庫していたので、すぐ面陳で並べてみた。確かあったんだけど、残念ながら文庫はすでに売ってしまっていた。

 けれども誰も反応しないのでつまらないのだった。ま、それで万葉集ないかー?って来るお客様もいないか、ふつう。世の中の本屋ではバンバン売れているらしいが。すごく目立つところに置いてあるのに気が付いたのはひとりかふたりだもの・・・。

 しかし施行される5月にはすでに慣れてしまって、で、令和がどうした?ってなもんかも。とはいえ想像していたような安直そうなものでもなかった感もあり、ま、いいと思う。

 平成生まれの子どもらがいまどきだったけど、令和生まれが新しくて、平成の子らはもう一世代前の印象となる。ていうか俺ら昭和生まれは昭和・平成・令和と3つの元号を生きることになった。運が良くて長生きすればもう一つくらいあるかもしれない。平成の子らに昭和といえばまだ通じるものがあるが、令和の子どもらに昭和というと、古―いと一笑されてしまいそうなそんな予感・・・。

 領収証も間違えそうだな、しばらくは。平成と令和が合体して平和って書きそう・・・それはそれでいい気がするけど。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「万葉集」鶴久・森山隆編。おうふう(桜楓社)。出典個所を探すだけでも一苦労する(笑)。全部漢字ばっかだからなぁ(笑)。はじめてまともに万葉集を読んだが、現代語訳がなくても句はなんとか意味がわかる気もする。だって暴走族風の夜露死苦みたいに読んでいけば読める。烏梅能波奈(うめのはな)・・・とかね。万葉かなっていうんだね、勉強になった(笑)。

 今日流れているのは、サキソフォンの曲です。
夜露死苦万葉集_b0304265_15353178.jpg



 
by yoshizo1961 | 2019-04-03 15:35 | 本あれこれ | Comments(0)
<< 遠い彼方へ消えゆく 四月がはじまる >>