まどそら堂~ちいさな古本屋さんのショートフィルム~はこうして出来上がった

 読書週間に合わせて公開されたショートフィルム「まどそら堂 ~ちいさな古本屋さんのショートフィルム~」。

 公開から1週間。夏の暑い盛りに撮影していたフィルムがこうして形になり、みなさんに観ていただけて、感慨もひとしお、というところ。

 さてさて、なぜこんな素晴らしい映像が撮れたのか、また、なぜ制作されたのか、いや、制作できたのか、というあたりがみなさんのもうひとつの気になるところだと思います。

 いい映画だね、素晴らしいねとお褒めをいただいて、次に、それでどうやって作ったの?的な質問をよくいただきました。

 結論から言いますと、このショートフィルムは、大学時代に映像を専門に学び、自主制作映画を多く制作してきたメンバーによって作られました。今回は少人数体制で構成されたメンバーによって制作。まどそら堂を舞台に映画を撮ってくれたということです。

 監督は坂田航(下記のプロフィール参照)。元々は彼の脚本から始まります。本と本屋さんにまつわるストーリーを書き上げ、その舞台としてまどそら堂を想定してくれたということです。

 彼からプレゼンされたときはここまでの仕上がりは想像していませんでした。というか、映画製作を続けていく途上での習作、またはキャリアのため・・・という印象でしたが、脚本が面白かったこともあり、撮影ロケ地として、というくらいの認識でOKしました。

 しかし撮影が始まってみると、その認識は吹っ飛ぶことに。若いとはいえ、そこは映像表現のスキルを持っている彼らの力をまざまざと見せつけられてしまい、脇から見ていただけでも、おお!としか言葉が出てきませんでした。

 俳優さんたちも当然プロなので、その演技には、すごいなーとしか言えず。結局、感嘆してみているだけ。そんな風に映画が出来上がり、公開に至ったというわけです。

 彼らの映画に対する熱情と、作り込む技術が相まって出来上がったショートフィルム。光がきれいで、流れるような画面展開。幾重にもかさなるストーリーは、まさに本を読んでいるかのよう。本と本を愛する人と、本がある暮し。

 まどそら堂が主たる舞台になっているので、まさにうちのお店のPVとして機能しています。けれども、うちのお店の宣伝が目的で作られた映画ではなく、純粋に本にまつわるストーリーのショートフィルムを彼らは作りたかったということです。

 ですから、まどそら堂としてはまさに、天から映画が降ってきた・・・という感じでした。卒業後、映像関係の職に就き、働きながら映画製作を続ける彼らですが、いずれすごいことをやってくれそうな気がします。

 以上がおおまかな経緯です。監督のプロフィールにリンクされている過去の作品も観ていただければさらに彼らの世界観が見られるかと思います。


監督プロフィール:坂田航。自主制作としてコメディ映画などを制作している。
「フリーフォール」では初めての試みとしてシリアスなミステリー映画を監督。第4回新人監督映画祭・中編部門にノミネートされ、ユナイテッドシネマ豊洲で上映された。
他、監督作品である「地球×熱40℃」では第4回関西学生映画祭入選、「妄想交響曲」では世界各国で行われる48Hour Film Projectの東京大会にて学生賞と編集賞の2つがノミネート、「おかしな家庭訪問」は湖畔映画祭で上映作品に選出された。
学生時代はフィルムでの映画制作の経験も持つ。

■第4回新人監督映画祭 中編部門ノミネート作品「フリーフォール」 予告


■48Hour Film Project 学生賞・編集賞ノミネート作品「妄想交響曲」 予告


■湖畔映画祭 上映作品「おかしな家庭訪問」 特報


■16mmフィルム作品 「相対性浪漫飛行」 予告


 今日の国分寺は晴れ時々曇り時々雨。

 今日の気になる一冊は、「猫城記」老舎。サンリオSF文庫。うちのお店にあるサンリオ文庫の中でもいちばんレアなアイテム。SF棚に鎮座ましましていますが、売れる気配なし(笑)。ま、売れたら売れたで寂しくなりますからいいんですけど。守り神みたいなもんですかね・・・。

 今日流れているのは、ミッシェル・ポルナレフ。
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by yoshizo1961 | 2018-11-05 12:55 | お店あれこれ | Comments(0)
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