ひさしぶりに『ききみみずきん』を読みました。
お話自体は知っていたけど(小さい頃読んだから)、こんな話だったかなーと。亡くなった父親が大事にしていた頭巾で頭の汗をふきふきすると、なんと鳥の会話が聞こえる!と。それでどこそこの娘の病気はどこそこの木が枯れかかってるからだとかわかっちゃってその木を助けて娘も村も良くなるって話。
そんな頭巾があったらなー。いつも被ってる帽子じゃだめか(笑)。本を拭くタオルとかでもだめ?っていうか鳥の声聞こえたらどうだろうね。ネコとか、その辺の葉っぱとか。意外と俗っぽい話してたりして(笑)。
岩波の子どもの本版では、文が木下順二で絵がなんと初山滋!味わい深さとレトロ感が絶妙な絵柄だけど、今風と言えば今風のほっこり感。いい感じの絵本ですなー。頭巾はきつねがくれたんじゃなかったっけ?と思ったけど、元版(元の言い伝えのお話しでは)はいろんなパターンがあるそうです。木下順二バージョンはちょっとアレンジしてるみたいですね。
ききみみずきん欲しいですね。そうでもない?ちょっと聞きたいような聞きたくないようなって感じもありますもんね(笑)。
今日の国分寺は晴れ。今日も本のビニールがけ・・・
今日流れているのは、サキソフォンの曲です。