最近ローカルのテレビ局では、ウルトラセブンが再放送されている。東京MXや神奈川テレビで。夜遅くだけど、週2回はセブンを観られるわけだ。テレビ埼玉ではウルトラマンが。
もう何回も再放送を観ているのでそんなにウキウキはしないけど、子どもの頃に刷りこまれた特撮ヒーローを無視するわけにもいかず、その時間になるとついチャンネルを合わせてしまう。
何度も観た回であれば、ここでこういう展開・・・と説明できてしまうので、だったら観なくてもいいんじゃないかと思うんだけど。でも結局観てしまうのは、ウルトラセブンを観たいんじゃなくて、その時代を観たいんだろうと。
最近の小さなお客様の中で、ウルトラシリーズ大好きのぼくがいて、そのぼくは各々のウルトラマン(ていうかウルトラ兄弟)の必殺技を熟知しており、ウルトラマン○○はなんとか光線、ウルトラマン××はなんとかビームと身振り手振りで教えてくれる。帰ってきたウルトラマン辺りまでなら対抗できるんだけど、もちろん平成のウルトラマンなどさっぱりなので、はー、とか、ほー、とか言って直接対決を避けるわけである。
考えてみれば人生の初期段階で、空を飛び腕とか頭から光線を出すメタリック地に赤い模様の入った宇宙人が、怪獣や侵略者の宇宙人をバッタバッタとなぎ倒すシーンを週一で見続けて、その世界観にどっぷりつかりまくったわけで、つくりものだとわかってはいても、感情移入して頭の中では仮想現実化していた子ども時代のその記憶は(日々の暮らしの小さなことはすぐ忘れるのに)、まったく褪せずにいるわけで。
仮に宇宙人が地球に来て、地球の人を怖がらせないよう忖度して、リアルにウルトラマンとかセブンの恰好で現れたら・・・やっぱウルトラ兄弟はいた!ってことになるんでしょうか(笑)。ま、そういう話じゃなくて。
さて今週もアンヌ隊員を楽しみに・・・。
今日の国分寺は晴れ。
今日流れているのは、トム・ウェイツです。