あんなに寒かったのにここにきて残暑到来。クソ暑すぎてクーラー全開にしなけりゃいけないことが悲しい。夏風邪ひいてクーラー冷えの怖さを知り、それでも冷やさなきゃいけない状況が悲しいのである。
だいたい昔から古本屋は夏暑くて冬寒いのが常識だったはずだが、快適な冷え冷えモードあたりまえの昨今、クーラー弱めにしていると、あちーあちーと言われてしまうのである。そりゃたしかに暑いのでクーラー効いてないとつらいかもしれないが、あちーなーとタオルで汗をふきふきしながら古本屋巡りをするほうが、逆に風情が感じられていいと思うんだけど・・・。
昭和の高度経済成長期であっても、それでもまだクーラーなんてなかったし(クーラーがあるのは金持ちの家とかデパートとか)、扇風機が1台あればなんとかなった。当時はこんなには暑くなかったのでそれでオッケーだったし、暑いってことが文化になった時代だったんだろうなーと。
縁側でスイカとか、おおきな麦わら帽子とか、水浴びとか。道路は打ち水をして夜は花火、ブタの蚊取り線香と肝試し。夜空を見上げれば天の川、小川のせせらぎと乱舞するホタル。そんなもんがまったくどこかにいってしまって、クーラーガンガンかけて家の中でテレビかゲームなんてなー。時代が変わって生活も変わり、クーラーなしでは室内で熱中症になってしまう昨今。
早く秋の風を感じたいね。ちょっと寒いくらいで胸元の襟をキュッとしたくなるくらいの。秋になったら京都あたりに小旅行して鴨川のほとりをプラプラしてのんびりしたい(ささやかな夢です)。はー、でもまだまだ暑そうだよ・・・。
今日の国分寺は晴れ。
今日流れているのは、ピアノの曲です。