久し振りに所沢の古本市に行ってきた。
相変わらずどどーんと広いホールに整然と並ぶ棚。端っこから順番に見ていくとなると半日はゆうにかかるだろうなと。端折ってみて行っても3時間ぐらいはかかるし。
台風が熱低に変わるだろうといっていた日の午後。会場のくすのきホールのおおきな窓には、にぶくどよんとした雲と、時折激しく降る雨と。それでも傘をさすかささないかぐらいまで戻ってきたのでよかった。
もちろんいい本がたくさん並んでいるけれど買えるものもなく、それでも数冊手にしてひたすら歩き回る。いちばん気になった昭和な紙芝居スタイルの本。ていうかおもちゃか。買うか買わまいかと悩んだあげく、一周してから検討しようとして一周したらもう忘れていたという・・・。あれを買っていたらお店で紙芝居のまねごとでもやれたのにと。なんで逡巡したかというと、紙芝居なら自分で描けばいいんじゃないのか、と思って。けれどもそんなに簡単にできるわけでもないので、今頃になって買っておけばよかったなーと。もうないだろうかね。
古本市ってやっぱただ単なる客として行っているわけだけども、昔感じていたものがそうでもない風に感じられて、やっぱ本屋を始めて感じ方が変わってきたのかなーと。疼きみたいなものが変化してきたような・・・。
探していた本には出会えず。ま、全部は見れなかったので残念でした。所沢古本市は来週13日まで。
今日の国分寺は晴れ時々曇り。
お知らせです。明日の日曜日は終日出かけていますので、お店は副店長が仕切ります。というわけで明日のブログはお休みします。
今日流れているのは、トウヤマタケオでした。