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ほろ酔い夜話第七夜!

 さてさて、ほろ酔い夜話も第七夜目。昨夜もがっつり十数名の参加者(参加者というか朗読者というか酒飲み者)が、片手に酒、片手に本というシチュエーションで思い思いに朗読を。

 今回は静岡新聞社さんが取材に来ていただいたので、たぶん数週間後くらいには静岡県で、ほろ酔い夜話の話が読める!はずですな。東京ではどこで手に入れたらいいのか?東京支社に行けば買えると思うけど・・・また訊いておきますね。

 それにしてもこの狭い空間に押し合い圧し合いひざすり合わせてなんとか座り込んだみなさん。始まるのを神妙な面持ちで待っていらっしゃる(笑)。やはり初めてだと勝手もわからず、これが呑み屋だったら、早く注文取りに来い状態でしたが、少し遅れてなんとなく始まりました。

 いつものように自己紹介などしながら順番に話す合間に、なんだかんだと脱線しつつ頃合いを見て一番バッターに定着しているこさかさんが、なれた口調で朗読開始。今回は絵本ではなく堀江敏幸さんの本。こさかさんの朗読がお手本になり、次からの人が朗読しやすくなるのでやはり不動の一番バッターですかね。

 その後、酒の飲みはゆるく人数も多いので一つの話題に収斂していくというよりは、各参加者の朗読した本についての説明やそこからひろがるいろんな話・・・ていう感じ進行。カラーブックスの人相学から、マタギ、田中小実昌、茨木のり子、吉野弘、名嘉司央里、岩合光昭、鳥の絵本、田渕由美子、山尾三省、沢木耕太郎、最後に胸をうつ詩の朗読で締め。その後、お開きの時間まで呑みながらゆるく歓談・・・というところ。

 いつものごとくみなさんの朗読は新鮮な言葉の響きを感じさせてくれます。裏方としてライティングなど作業に没頭していても、朗読の心地よさは伝わってくるのです。今回は自然ものというか、山とか狩猟とか動物とか鳥とかそんなテーマが多かったです。あと、詩の朗読というのも多くなってきました。

 鳥の絵本を朗読したのは、国分寺の丘の上(はけ)にある小鳥やさんのご主人。『ことりのおそうしき』という絵本。いきなり絵本らしくない展開の絵本で、空気がピシッとする感じの内容で印象深かったです。

 読み聞かせや、朗読という表現そのものについての言及や考察といったところからは遠く離れた、お酒で解き放された気分で朗読というこの「ほろ酔い夜話」は、とりあえずゆるいままで続いていきますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 今回、手動スポットライトの調子が悪くいい感じのライティングができず、申し訳なかったです。次回には改良型スポットライトを作って臨みますので。色が変わるとかやりましょうかね(笑)。次回は暑さもおさまってくる頃、初秋という頃ですかね。次回こそはとご検討いただいているみなさま、奮ってご応募ください(開催10日前くらいには告知します)。今回ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 今日の国分寺は曇り。涼しいです。

 今日流れているのは、ブライアン・イーノです。
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by yoshizo1961 | 2016-07-16 15:20 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)
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