先日、宮本隆司さんの写真展を観に行った。九龍城砦を撮った写真。
正直言って写真に造詣が深いわけでもないので、九龍城でなければ足をのばさなかったかもしれなかった。九龍城見たさに出向いたわけだったのに、会場に入るなりその写真の世界にいきなり引き込まれた。
写真ってこんなにすごいものだったか?もちろん宮本隆司さんの写真がすごかったんだけど、写真という媒体自体をちゃんと感じていなかったんじゃないか、というか。
被写体のインパクトがあるからと言ってこれだけの何かを醸し出すわけもなく、宮本さんが切り取るその在り様というか、視ているそのままの在り様というか。伝えるというよりカメラのレンズが自分の網膜と融合して、フィルムに焼き付けるというより脳に念を残すというか。あれこれ考えてないというか、考えることもできずシャッターを切るというか。
ま、写真観てこんなに心が動いたのは久しぶりだった。写真、すごい。ちよっと写真について色々考えてみよう。
今日の国分寺は晴れ。またしても暑い!
今日流れているのはマイクオールドフィールド。オマドーンです。