『古書店地図帖』~関東・甲信越・東海・関西~なる本が入荷。初版は1967年で、入荷本は1970年・増補改訂版の3刷。
古書店の住所、電話番号と共に地図が載っているが、1970年と言えば46年前。当時、国分寺にあった古書店は3店。椎名誠のみなさんがよく知っているあの『さらば国分寺書店のオババ』の国分寺書店が駅近くに。東元町の、たぶん国分寺街道沿いに不二書房。初めて聞いた古本屋。取り扱いが一般書、教養書、文学となっている。西元町には新生堂書房なる古本屋があったのか。西国の方かな?取り扱い品目は文学書、雑誌。
僕が住みだした80年代前半にはすでにこの3店ともに無かったので、どんな雰囲気だったのかわからないけど、古本好きはこの3店をはしごしてたのかも。3店ともに南口だし。
80年代に南口の駅前にあった三多摩図書さんはこの時代にはまだなかったんだね。タイムスリップして行ってみたいけどね。70年代と80年代の古本屋へ。
西荻を見ると、知っている古書店が!あの盛林堂書房!取り扱い品目が、法律経済、文学書、特に山岳書とある。今も山岳書は並んでいるし。
他にも知っている古本屋が少し載っているということは、ちゃんとした老舗はちゃんと残っているんだねーと。栄枯盛衰はあるけど、残るところは残るんですな。見ていて誌上でタイムスリップできました。
今日の国分寺は曇り。明るくなってきた・・・
今日流れているのはサクソフォンの・・・