さっきからお腹の調子がいまいちで、鼻水はとめどなく落ちてくるし、体の機能が誤作動しっぱなしなのであった。あたたかい飲み物などをいただいて、心を落ち着け体のリズムも整えられればいいのだけれど、矢継ぎ早やのくしゃみにさえぎられてリズムもくそもないのであった。
ドアを開けているとお客様は入りやすいだろうと思いつつ、花粉様は入って来てほしくないので閉鎖中。閉めたドアの外と内ではいったい何が違うのかなどと茫漠と考えていたら、ひょっとして宇宙の果てはここにあるのではないかと閃いた。
望遠鏡で宇宙を覗いたら、星が遠ざかっているのをハッブルさんが見つけたという。ということは宇宙は膨張していることになり、定常不変なものではなかったということだけれども、膨張しているというか、星々が互いに遠ざかりつつあるということは、宇宙の果てもどんどん向こうに行ってしまっているというわけだ。
が、しかし星と星の間がひろがっているというだけであって、宇宙の何にもないところ自体はそのまんま何もないわけで、要は星とかちりとか、ガスとか何か物質やダークマターみたいな見えないけど何かあるという変なものが分布しているだけで、その辺境のいちばん端っこが宇宙の果てということになり、それならば物質の横にある何もないところはどこだって宇宙の果てといってもいいんじゃないだろうか?
ということで、まどそら堂のドアは宇宙の果てなのであった。こころして開けてくださいませ。
今日の国分寺は曇り。今日は東経大の入学式のようです。人がいっぱい。というわけで今日はやっぱドア開けっ放しに!
今日流れているのは、ブライアン・イーノです。