今日マチ子の『パライソ』を読む。
うーん、この世界観。スキかキライかで言えばスキゾーン。ひとくちにどうのこうの言いにくい世界ではある。線は細いし、脚色もなし。必要最低限の絵面と言葉。吹き出しも少ないからサイレントな映画でも観てるよう。
しりあがり寿かとも思える。うーん、そんなこというと違うのかな?根源に迫るようなテーマとあのシンプルな線。いまどきなんだろうなー、と思う。
小さい頃からマンガばかり読んでいても、娯楽としてのマンガとともに、考えるもしくは影響を受けるマンガがあり、その表現に心酔してしまったマンガも数多くあるから、ただ単に面白いだけではないこういったマンガに出会うと、すこしうれしい。
マンガ読んで考える・・・か。ただ単なるエンターテインメントでもないマンガなのだろう?今日マチ子さんがどういう人か知らないし、ググってもいないのでわからないけど、もう少し読んでみたくなる。先日、買取した本の中の1冊だったんだけど、読んでみないことにはわからないもんだね。それにこれって戦争なの?
少女×戦争×ファンタジー・・・ですか。混ざった黒い世界なんですな。解釈も必要ないのかも。でも人間の性(さが)ですかね。あと、戦争を描いた場面が・・・。僕なんかよりみなさんの方が詳しいでしょうけど、今日マチ子、おすすめです。
今日の国分寺は晴れ。晴れてるけど寒い!冷たい風がお店の中に・・・
今日流れているのも昨日と同じくキース・リチャード。うう、さむ・・・