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スー・チー!

  今日は映画の話。

 近々日本でも、チャウ・シンチーの映画「西遊記」が公開されるようだ。チャウ・シンチーといえば、「少林サッカー」、「カンフーハッスル」で有名だが、またまた傑作を作ってくれた。

 チャウ・シンチーは俳優としても監督としても最高!ジャッキー・チェンも好きだが、そのお笑いセンスはチャウ・シンチーの勝ち。お笑いセンスというか抜けた具合というか。ご存じかと思うが、日本の作家で「不夜城」などのノワールものでおなじみの、馳星周(はせせいしゅう)は、周星馳(チャウ・シンチー)の名を入れ替えてペンネームとしているが、馳星周もチャウ・シンチー的香港センスに魅了されたくちなのだろう。

 この「西遊記」は去年香港で公開されている。相変わらずのチャウ・シンチーぶりだが、チャウ・シンチー本人は出てこない。主役は三蔵法師だがその他の妖怪どもがいい味をだしていて笑わせてくれる。が、しかしいつものおバカテイストだけでなく、今回は悲恋ものの味わいが深く、いい感じだ。なんといっても妖怪バスター役で出てくる舒淇(スー・チー)が一番いい!

 舒淇(スー・チー)は台湾の俳優さんだが、香港でブレイクして今日に至る美人俳優。20年弱前に香港でスー・チーが出ている映画をオールナイトで観に行ったことがある。香港の映画館では(オールナイトの緩い時間であったためか)そこらじゅうで携帯の音は鳴るはみんな騒いでうるさいはで、しかも字幕が中国語(北京語なのか広東語なのかはわからず)と英語の2段組みで見にくいしあまり意味はわからなかったが、スー・チーが観れたから満足だったことを憶えている。

 結構月日も経ち、それなりの年齢のはずだが相変わらずきれいで魅力がある。この「西遊記」はスー・チーなくしては語れないのであった。月をバックに踊るスー・チー!いいねえ!
続編も作るだろうから今後も楽しみだ。憂さ晴らしにはもってこいの映画です。

 今日の国分寺は晴れ。風がもう冬ですな。

 今日流れているのは、ビートルズ。飽きもせず。

by yoshizo1961 | 2014-11-18 14:23 | SF・ミステリ | Comments(0)
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