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1967年の少年サンデー

 先日少年マガジンのことを書いたので、今回は少年サンデーを。

 手元にあるのは、1967年(昭和42年)の古びたサンデー。表紙は「おらぁグズラだど」のグズラ。当時の価格は大サービス60円!いまやその十数倍・・・。状態が良ければもっとするね。厚みは約2センチで、今の少年誌と比べたらかなり薄い。

 巻頭特集が「少年サンデー特派記者カナダ・アメリカの旅」だが、それはさておき特集ページの下段が広告スペースになっており、その広告のほうがなつかし度高すぎ!コビトの赤影チョコレートの広告だが、いまあったら相当いい値がつきそうだ。

 1967年あたりだと、さすがに記憶も定かではない。漫画は憶えているけれどテレビの実写やアニメとシンクロして記憶されているので、雑誌で読んでいたかは微妙。でもこの当時の連載アイテムはヴィンテージコミックスとしてレアなアイテムとなっていますな。

 この号の連載は、「アニマル1」川崎のぼる、「仮面の忍者赤影」横山光輝、「弾丸児」九里一平、「パーマン」藤子不二雄、「グズラ」坂井れんたろう、「どろろ」手塚治虫、「ジャイアントロボ」光プロ作品、「グリグリ」つのだじろう、「冒険ガボテン島」久松文雄、「青の6号」小沢さとる。その他に、読み物・特集・図解・読みきりまんが・大懸賞など。カッパクイズやガッポリパトロール、科学ニュースなんてものもある。

 この号発売の月(10月)にテレビで「ジャイアントロボ」の放映が始まっており、ロボの特集記事が多く載っている。敵の”ギロチン帝王”という名前のインパクトが強く記憶に残っている。いまこんなネーミング思い浮かばないもんなー。「パーマン」はいまでも露出度が高いから古く感じないけれど、当時はコピーロボットが欲しかったもんだ。「どろろ」もこの頃の連載。時代怪奇まんが、となっている。火の鳥と並んで手塚の作品の中では群を抜いて名作。「冒険ガボテン島」もいまや超レアアイテム。アニメ版のタイトル曲が懐かしい(昔ビートたけしがカバーして歌っていたのをテレビで見たことがある)。

 そんなわけで、「少年サンデー」も少年マガジン同様、子どもたちに多大な影響を与えた雑誌だったわけである。だから、ずーっと捨てずにとっておけばよかったね!いっぱいあったのに・・・残念。

 今日の国分寺は曇り。なんか雨降りそう・・・。明日は雨だよね、明日は定休日なのでお休みします。また金曜日に。金曜日は春分の日で祝日だけど、まどそら堂は開いていますよー!

 本日流れているのは、バッハです。
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by yoshizo1961 | 2014-03-19 15:09 | マンガあれこれ | Comments(0)
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