玉姫様の雄叫び

 戸川純の「玉姫様」を聴く。

 戸川純って?ていう人も多いかな。80年代に一世を風靡したアーティスト。そのかわいい風貌から想像できない変態的(すみません)視線を放ちまくる、よく言えば個性的な方(笑)。歌っている曲も一癖もふた癖もあり、それでいて何度も繰り返し聴けるアーティストの一人。

 ジャケのトンボの羽も懐かしい。この姿に触発されて、トンボの羽を背に着けたピノキオの絵を描いたことも。80年代の初め頃って、戸川純みたいなアーティストがいっぱいいたような気がするけど、この人は真正のいっちゃってるというか、アーティスト性をもった人だったなあ、と。

 たとえば森高千里を聴いていいなーと感じる音楽脳と、戸川純を聴いていいなーと感じる音楽脳はまるで違うのは何故なんだろうとたまに考える。感動神経みたいなものがあるとして、戸川純は消費するということとは違う、何かを示唆してくれるアーティストというか。森高は心地よい、ということなんだと思う。心地よくなりたいときばかりでもなく、前を向いていなければならないなんて時には戸川純が効く。

 ま、そんなことはどうでもいいこと。というわけで「玉姫様」をかけますかね。

 今日の国分寺は晴れ。お昼前にあの大林素子さんがまどそら堂にご来店!びっくりしましたがな・・・。それでもちゃんとサインもらいましたw。明日は定休日です。また水曜日に。

 今日流れているのは、戸川純です。
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# by yoshizo1961 | 2017-06-12 17:55 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

新入荷情報80

 本日は入荷情報です。よろしくおお願い致します。  


【いろいろ】
「夢野久作全集4」夢野久作/三一書房/1971年/2刷/函/※ドグラ・マグラ
「怪盗ルパン選集12地下牢の貴婦人」モーリス・ルブラン/偕成社版/昭和47年
「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ/ハヤカワ文庫/1992年/22刷
「怪僧ラスプーチン」マッシモ・グリッランディ/中央公論社/昭和61年/初版
「記号の森の伝説歌」吉本隆明/角川書店/昭和61年/初版/函
「小学四年生 国語算数宝典」小学四年生/四月号ふろく/小学館/昭和27年
「スクラップ帖のつくりかた」杉浦さやか/KKベストセラーズ/2005年/3刷
「いせ辰江戸千代紙」いせ辰/ピエ・ブックス/2009年/1刷
「クラウド・コレクター雲をつかむような絵」クラフト・エヴィング商會/筑摩書房/1998/初版
「乙女の教室」美輪明宏/集英社/2008年/2刷
「ジャズマンは黒い靴」高田喜佐/マガジンハウス/1988年/2刷
「たまごボーロのように」華恵/筑摩書房/2010年初版
「ボウエン幻想短篇集」エリザベス・ボウエン/国書刊行会/2012年/1刷
「四〇〇文字の小宇宙」永井梓/中央公論社/2014年/初版
「雨ふる本屋」日向理恵子/童心社/2013年/21刷
「雨ふる本屋の雨ふらし」日向理恵子/童心社/2012年2刷
「いくたのこえよみ」堀田けい/理論社/2015年/1刷
「FRANKENWEENIE」Disney
「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」パウロ・コエーリョ/角川文庫/平成18年/8版
「11分間」パウロ・コエーリョ/角川文庫/平成18年/初版
「第五の山」パウロ・コエーリョ/角川文庫/平成13年/初版
「悪魔とプリン嬢」パウロ・コエーリョ/角川文庫/平成16年/初版
「ベロニカは死ぬことにした」パウロ・コエーリョ/角川文庫/平成18年/8版
「THE DAVINCI CODE」DAN BROWN
「外資が変える日本的経営」G/オルコッ/ト日本経済新聞出版社/2010年/1刷
「21世紀型スキル」P.グリフィンB.マクゴーE.ケア/北大路書房/2015年/5刷
「ストリング理論第1巻」J.ポルチンスキー/丸善出版/平成24年/2刷
「ストリング理論第2巻」J.ポルチンスキー/丸善出版/平成24年/2刷


【ヴィンテージコミックス】
「キャプテンケン(1)」手塚治虫漫画選集17/鈴木出版/昭和37年/初版
「手塚治虫全集 鉄腕アトム2」ゴールデンコミックス/小学館/昭和44年/初版
「手塚治虫全集 鉄腕アトム12」ゴールデンコミックス/小学館/昭和44年初版
「ライオンブックス1集」手塚治虫/虫プロ/昭和48年
「ライオンブックス2集」手塚治虫/虫プロ/昭和48年
「怪奇幻想ホラーマンガ傑作選」文春文庫ビジュアル版/1989年/1刷

 今日の国分寺は曇り。

 今日流れているのは、ザ・バンドです。
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# by yoshizo1961 | 2017-06-11 14:25 | 入荷情報 | Comments(0)

やさぐれますよ、ほんと。

 西村賢太の『やまいだれの歌』を読む。タイトルのやまいだれは部首のやまいだれだが、やまいだれのみの表記ができないので暫定的にやまいだれとしてある(意味わかりにくい)。

 もう西村賢太を読むのはやめようと思っていたが(いつも読後に後味悪くて、なのにいつもなぜか主人公の北町貫多に同調してやさぐれてしまうため)、かの作家の初長編ものではあるし、あの秋恵も出てこない年代の話なので(秋恵ものがいちばんやさぐれる)、ま、大丈夫かなと思い読み始まると、これがやはりというかどっぷりと西村節にハマり、帰りの電車も降りる駅を乗り過ごしてまで読み続けてしまうのだった。

 今回は『苦役列車』の頃に近く、秋恵も出てこないので安心して読み進めていたが、やはり貫多のまわりくどい思考と、結局ドツボにはまっていくその行動に辟易気味になってきて、ならば読むのをやめればいいのに、あにはからんや、結局中毒患者のようにむさぼり読むという、相反する稀有な読書体験なのである。

 あいかわらずのヘンテコな言い回しが絶妙でこれが癖になる一つの要因なわけだが、たしかに作家が影響を受けた大正とか昭和の作家のへたくそな文章をへたくそ風に真似て、いや、へたくそを自分の文章に昇華して、へたくそ風に書くそのスキルはプロ中のプロなのであった。しかしその実は上手い!のでほんと、脱帽です。

 そういうわけでまたしても西村賢太にはまってしまったわけでした。やさぐれても知りませんが『やまいだれの歌』、おすすめです。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、カーペンターズです。
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# by yoshizo1961 | 2017-06-10 15:29 | 本あれこれ | Comments(0)

ノストラダムスの大予言勢ぞろい

 ノストラダムスの大予言?うーん、タイムリーでもないし?

 なんでまた・・・って言われても答えようがないけれども、まどそら堂としては、引き下がるわけにはいかないなーって(笑)。要するにただ単にこの時代感が好きなわけであって、あのみんな揃って恐れおののいたあの感じが(笑)。

 正直、真剣に怖かったんだけど。ま、子どもだったしね。いや、平成生まれのお子様たち(っていってももう大人か)には理解しづらい話だと思うが、大人も子どももみんな揃って1999年には人類滅亡だと思ってたんだから、ホント。

 こういう時代のあだ花的な本が、好きで好きで。もうめちゃくちゃベストセラーだったんだから、流通量も半端じゃなくてまだまだその辺にぼろぼろありそうなんだけど、あえてこの本たちをレアアイテムとしてピックアップしてもいいのでは?と。もちろんそんなこというのはまどそら堂くらいなので(笑)。よその古書店行っても全然レアアイテムじゃないですから(笑)。

 それでもそうした時代を象徴するアイテムはちゃんと保護保全しなければ!と。かつての『日本沈没』同様、ちゃんとね(笑)。ああ、楽しいなー。ノストラダムス本、まどそら堂にありますよー。

 今日の国分寺は晴れ。梅雨はどこへ?

 今日流れているのは、ピンクフロイド「あなたがここにいてほしい」です。
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# by yoshizo1961 | 2017-06-09 14:36 | 本あれこれ | Comments(0)

ハッシュ!

 シー!今日もひっそりと「ハッシュ」を聴く。

 最近のマイブームは、ディープパープルの「ハッシュ」。サイケな雰囲気漂う旋律と、♪ナナナナナ~のフレーズがツボにはまってしまい、レコードを繰り返し聴きまくってる。このアルバムはディープパープル初期のアルバムなので、「バーン」みたいな感じでもなく、ビートルズのヘルプなんかもカバーしてたりするのが面白い。なんかプログレ風のヘルプで、やっぱその頃のサイケな感じっていい感じ(変な言い方)。

 ま、大きな音でかけることもできず、また、本を探す後ろでディープパープルはうるさそうなので(笑)、頃合いを見てお客様がひける頃にひっそりと聴くわけです。それでも♪ハッシュ、ハッシュ~ってところで自分もハッシュ、ハッシュと歌ってしまうのでした。

 バーンなんかが大好きだけど、ハッシュみたいな当時の時代感というか、こんなことを求めているんだよっていうか、たぶん当時の若い人たちが共有していただろう自由への渇望感もしくは賛歌みたいなものがこの曲に感じられて、ただいまヒッピー文化に関心ありありの自分にはぴったりな曲なのです。

 それにしてももう何十年も前のロックに感応している、または感応できるということがいいことなんじゃないかと。そんなことないですか(笑)。

 今日の国分寺は晴れ。時々曇って入るけど、梅雨入りとは思えぬ青空が。

 今日流れているのは、ケイト・ブッシュです。
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# by yoshizo1961 | 2017-06-08 14:19 | ミュージックあれこれ | Comments(0)