ミイラ先生

 夏休みに読んでみよう第4弾。楳図かずおの「ミイラ先生」。

 今回の本はコミックス。しかも楳図かずおのミイラ先生なんて、その辺探しても普通見当たらないアイテムなので、読みたい!ということでしたら、まどそら堂でお求めになってくださいませ(笑)。

 気軽に手に入る本をおすすめするのがいいんだけど、ま、夏ということだし、楳図かずおの中でも、夏の夜にふさわしいアイテムっていったらここら辺かなー、と。

 楳図かずおの怖い系の絵って、コマの中の黒ベタと、風が吹いている様の曲線が不気味なんですなー。楳図かずおの絵だと、ヒューとかゴーとかなんてことない擬音も怖い(笑)。普通の時はきれいな先生が、ヒュー、ゴーでしわくちゃの怖ーいミイラ先生に!ってかなりベタな怖さだけど、わわわー!と怖くなるところがいいです(ぜんぜん解説になってない)。

 暗闇にぎらぎらと光る二つの眼・・・怖いっす!それと後ろに短編がもう一つ載っていて、その作品、「ねこ目の少女」も怖ーい!ってただ怖ーいって言ってるだけですが(笑)。両方ともおすすめです。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、ピアノの曲です。
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# by yoshizo1961 | 2017-08-05 14:10 | マンガあれこれ | Comments(0)

パラレルワールド的読書

 夏の読書・おすすめシリーズ第3弾は、物理本!「パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ」ミチオ・カク著 斉藤隆央訳。

 タイトルはSFチックだけれど、現代物理真正面の本。ブラックホールやタイムマシン、もう一つの宇宙、多次元空間と聞けば、やっぱSFかと思うけれど、いやいや大真面目にそれらの興味津々なるテーマをぐいぐいと掘り下げてくれています。

 宇宙や多次元とかタイムトラベルなんかの話ってなんでこんなに魅かれるのか(自分だけ?)ってくらいに好きなんだけど、この本はそんな話をちゃんと物理として検証してくれているわけです。ま、物理としてなんて言い方は変かな?量子論やM理論、もちろんひも理論における可能性についての検証が素人にもわかりやすく書かれているので夏の読書にピッタリ(夏でなくてもいいけどね)。

 著者のミチオ・カクさんはニューヨーク市立大学理論物理学教授。超ひも理論の権威でもある。この間NHKのサイエンス番組に出ていたので、知っている方も多いのでは。「パラレルワールド」、物理好き、そして物理嫌いの方にもおすすめです。

 今日の国分寺は晴れ。また暑くなってきた?

 今日流れているのは、原田真二。ベスト盤です。
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# by yoshizo1961 | 2017-08-04 14:05 | 本あれこれ | Comments(0)

眠りの中の夢

 眠りの中で見ている夢は、どうしてこんなに突飛なんだろう?と思うことがよくあるけれど、昨夜もそんな夢を見た。

 どうやら素っ裸で出てきてしまった。パンツすらはいていない。どこかへ行こうとしているのか、帰ろうとしているのか、とにかく目的の地はあるのだけれど、なんだかよくわからない。とにかく行かねば。ああ、道の先に子どもらがたくさんたむろしている。マズいなー・・・。

 片手で大事な部分を隠しつつ、何事もなく過ぎ去ろうとしているんだけれど、それでもやっぱ素っ裸なので変な人には変わりない。そういえばこの間はパンツのみでズボンをはかずに来たっけ、なんて記憶がよみがえる・・・。あの時はパンツはいてるだけまだましだったかななどと思いつつ、なんだかよくわからないうちにアスファルトが凸凹で、道自体が波打ってうねうねしている大きな道路を自転車で疾走している。バウンドがついて飛び跳ねながらもなんとか走り続ける。地震で崩壊したような高速道路の端っこまで来て折り返す。もう服は着ているらしい。香港から電話が来たんだよ!と叫ぶ人。なんだかよくわからない。

 目が覚めて夢でよかったーと胸をなでおろす。こういう夢ってたまにあるよね?現実だったらほんとに困りもんの夢・・・。意味もわからないし。・・・というたわいもないお話しでした。

 それはそうと、昨夜は副店長が眠りながら笑ってた・・・こっちのほうが怖いか(笑)。

 今日の国分寺は曇り。涼しいです。

 今日もフランク・ポールです。
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# by yoshizo1961 | 2017-08-03 14:24 | 副店長ネタ | Comments(0)

泥の河

 夏休みに読んでみよう第2弾。宮本輝の「泥の河」。

 戦争の傷跡を残す大阪で、河の畔に住む少年と廓舟(くるわぶね)に暮らす姉弟との短い交友を描く太宰治賞受賞作(文庫・説明より)。

 悲惨だとかみじめだとかそんなことを越えて胸に響く小説。だから若い人にこそ読んでほしい。多感であればあるほど、この小説の背骨を感じることができるはず。こんな時代があったんだなーという感想では終われない、深みと澱にどっぷりつかってしまう名作。宮本輝さんの作品では「流転の海」シリーズが大好きだけど、やっぱこの「泥の河」が原点ですかね。

 白黒画面を想像して読んでほしい。人はこんなに悲しいし、でもそれはあたりまえなのかもしれない。読んだ後でテレビとか見られないよ、たぶん。日常に戻りにくい読後感。そして余韻に浸りつつ眠ってほしい。この小説についてはこれまでも何度か触れているけど、何度読んでも力のある小説ってのもあるもんだと思います。「泥の河」、おすすめです。

 今日の国分寺は曇り。午前中、雨。

 今日流れているのは、フランク・ポールです。
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# by yoshizo1961 | 2017-08-02 13:58 | 本あれこれ | Comments(0)

今頃になってハマった八咫烏

 ただいま阿部智里(あべちさと)の『烏に単は似合わない』を読書中。

 人気の八咫烏シリーズの1作目。もう数年前の作で、しかもみんな読んでいるファンタジーなのでなにをいまさら・・・といわれそうだが、実は最近知って読み始めた(笑)。

 小野不由美や上橋菜穂子的なファンタジーの系譜に新たなる作家が現われていたとは!ま、今頃そんなこと言ってるのは遅すぎるんだけど、許してください(笑)。ファンタジー好きの知り合いに、いまこれ読んでるんだけど・・・って見せたら、ああ、もう読んだわよもちろん・・・と一蹴されて、ああ遅れてるんだーと。世の中的には新作の6作目までのスペクタクルをみんな心をときめかせて読んでいたらしいと知れば、なんで気が付かなかったのかと。

 でもいま読み始めたわけで、ということはこれから6作ぶっ続けで読めるわけだから、こりゃあ楽しめるぞ、と。自分の今年の夏の読書はこれで決まりですな。

 内容は、八咫烏の一族(ふだんは人間)が支配するいわゆる異世界ファンタジー。異世界?ああこりゃだめだと思われた方、それは読まず嫌いかもしれませんよ。泉鏡花や芥川龍之介にも通ずる世界ですし、小野不由美にしろ上橋菜穂子にしろこの阿部智里にしろみんなアジア系ファンタジーで阿部智里は和風なので、ディズニーとかハリーポッターとかのファンタジーぽさでもなく、キラキラ感もないですし。

 それに著者の阿部智里さんはまだ若く、大学の博士課程で学んでいる学生さんなのである。若き感性と想像力で物語をどんどん膨らませていくんでしょうなー。いいですね、そういうの。沸々と湧いてきちゃうんでしょうね。年取ると想像力も平坦になりがちですから、うらやましいですな。

 というわけで、八咫烏シリーズ、おすすめです。続編読みまくるぞー。

 今日の国分寺は晴れ。夕方は雨?明日は火曜日なので定休日です。また水曜日に。

 今日流れているのは、「オ人形ダイナ」です。
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# by yoshizo1961 | 2017-07-31 13:34 | SF・ミステリ | Comments(0)