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国分寺ブックタウンフェス2018無事終了

 昨日はブックタウンフェスで古本釣り堀&碧野圭さんとの対談を。

 釣り堀はブックタウンスタッフのりかさんが手伝ってくれたので、ていうかほぼ最初から最後までりかさんにお任せ。ほんと助かりました。公園より人出は少ないと思っていたけど、意外と多くの子どもたち(大人含む)が釣りをしていってくれたので、かなり忙しかったです。本来自分が持ち場としてやらなければならないんだけど、実は平静を装っていても対談の方に気を持って行かれていました。

 対談前には事前打ち合わせもし、話の展開もあんちょこまで作ってあったんですが、実際始まるとその辺りはすっ飛び、まくらのクイーン話くらいまではシナリオ通りだったんだけど、お客様が思いのほか多かったこともあり、まじめな、ていうか核心の本の話にいきなり突入って感じでした。

 対談の内容はさておき、こういった多くの人の前で話をするっていうのは、いつものテンションではだめでかなり高揚したところから話さないと伝わりにくいっていうことがよくわかりました。日頃からぼそぼそ喋る系なので、そのテンションでは話は盛り上がらないので、こういうときは芸人さんのように大きな声と大袈裟な表情でやかましいくらいのほうがちょうどいいのかも。ま、そのくらいのパフォーマンスができるようになるには、あと100回くらい対談しないと無理ですかね(笑)。

 ほぼ碧野さんの本屋さん話で進行しましたが、大きく外すこともなく、無事終了してホッとしました。終わった後も少々放心し、釣り堀でもボーッとしてるだけ(笑)。りかさんがいてほんとよかったです(笑)。聞きに来てくださった皆さま、釣り堀をしてくれた子どもたち、ありがとうございました。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、「ミュージック・ライフ 1975年2月号」シンコー・ミュージック。75年当時のクイーンが出てる。特集ページ巻頭はブライアン・メイ。フレディじゃなくて。この当時は人気絶頂。
はー。店にあったクイーンの来日公演のパンフ売らなきゃよかった・・・。

 今日流れているのは、サキソフォンの曲です。
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# by yoshizo1961 | 2018-11-25 14:14 | 国分寺あれこれ | Comments(0)

手をつなごう

 こないだ副店長と歩いていて、新築建売住宅の脇を通りかかった時、なぜだか小学生時代に学校で教わったダンス、えーと、何て言ったかな、ほんと出てこない、何とかダンス、ほれ、オクラホマミキサーとかかけて踊るやつ、うーん、まあいいや。そのダンスのことを思い出したわけ。

 いまどきの小学生はそんなダンスを習ったりしないのかな、って話してたんだけど、今どきのダンスの授業っていえばやっぱヒップホップ系だから、みんなおんなじ振り付けとはいえ個々に踊るわけだよな、と。だったら、オクラホマミキサーみたいに円形で男女が手をつないでのんびり動くあのパターンはないってことだよな、と。

 小学生の頃は、好きな子と手をつなげる絶好の機会、ていうかそれくらいしかないわけで、文部省(当時は文部省ね)はいいことしてくれたわけですよ、ほんと。大っぴらに手をつなぐというまたとないチャンスなわけだが、ここが子どものよくわからないところで、うーとかえーとか言って、ちゃんとつながないわけですよ、ほんとはしっかり握りしめたいと思っているのに(笑)。

 照れ隠しっぽく指先だけ触れるってな感じで、今思い出せばバカとしか言いようのない子ども心だったわけですな(笑)。とはいえ、好きな子が目の前に迫ってきて、あと二人目でつなげる、っていうあたりで曲が終わる、とかよくあった(泣)。次の曲は跳ねてばっかりでつなげないなんてことになると、子ども心とはいえ厭世感たっぷりな悲哀がこみあげてきたもんです(笑)。

 ま、そんなこと話してたんですが、今どきはそんなダンス流行らないんでしょうかね。子どもらはリズム感たっぷりでヒップホップ系のダンスばっかりなんでしょうか。だったら手をつなぐっていうのもない?こんど小学生に訊いてみようかな。

 今日の国分寺は晴れ。昨日書いたように、明日は本多公民館でブックタウンフェスがあります。ぼくは朝からそちらへ。夕方帰ってきます。こちらのお店は副店長が開けてます。ブックフェスでは古本釣り堀。それと碧野圭さんとの対談もあります。日曜日は、ギャラリーchibimadoで「暮らしの本と雑貨」展。副店長がおります。お店はぼくです。なお、土曜日はバタバタですのでブログもお休みさせていただきます。

 今日の気になる一冊は、「三好達治詩集」。新潮文庫。三好達治といえば、太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。ですかね。ほかにもお店には「駱駝の瘤にまたがつて」の古い版がありますよ。

 今日流れているのは、クロノス・カルテットです。
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# by yoshizo1961 | 2018-11-23 16:42 | お店あれこれ | Comments(0)

ブックフェスと「暮らしの本と雑貨」展

 今週末の土曜日、国分寺北口・本多公民館を会場にしてブックタウンフェスが開かれます。まどそら堂も古本釣り堀で参加。他にも恒例の「あなたが作る物語」(それぞれ1行づつ書いて小説を完成させます)や、ビブリオバトルなど。

 「書店ガール」の作者である碧野圭さんをお招きして、対談などもあります。その対談相手がこのワタシ。なんと!まともな対談をイメージしてはいけませんよ(笑)。そういうのは得意じゃないですから。でもなんとか碧野圭さんの世界が垣間見れるような話の展開にしていかないといけませんので・・・といっても、ま、素人だし無理かな(笑)。

 とはいえ自分はいいけど碧野さんにはちゃんとね・・・ということで多少緊張してきました。碧野さんは文学系だけじゃなくてロック系とか映画とかも詳しいので、知らない辺りを突っ込まれるとタジタジかも。ま、年代的に近いので通じるとは思いますが。そうか、質問とか考えとかないとなー。いきあたりばったりな会話でやり通せればいいんだけど(笑)。

 このブックタウンフェスが終われば来月にほろ酔い夜話があってそれで今年のイベントは締めかな。1月のスタンプラリーから始まって毎月なにかしらやっていたので、体力的にきつかったかな。若ければ毎週イベントでもOK!てこともないか(笑)。

 ではではブックタウンフェス、どうぞお越しくださいませー。おっと、それと25日の日曜日は、(ギャラリーうぉーく参加)ギャラリーchibimadoにて「暮らしの本と雑貨」展を開催します。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。10:00~16:00.副店長がおります。

 今日の国分寺は晴れ時々曇り。

 今日の気になる一冊は、「駒子さんは出世なんてしたくなかった」碧野圭。キノブックス。書店ガールもさることながらこの著作もなかなか。好きな作品です。

 今日流れているのは、「オペラ座の夜」です。
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# by yoshizo1961 | 2018-11-22 14:34 | お店あれこれ | Comments(0)

クイーンでこみ上げる

 昨日の定休日は、週末開催されるギャラリーうぉーく出店のため、ギャラリーchibimadoで展示の準備。めどが立ったので早々に国分寺を離脱し、副店長とふたり、立川にある爆音上映の映画館にかけつける。

 夕方前の回の座席を確保し、それまで近所を散歩。あっという間に上映時間となり、映画館の座席に体をうずめる。これから観る映画はもちろん「ボヘミアン・ラプソディー」。

 20世紀FOXのサインにすでにブライアン・メイのギターが被ってる。映画が始まってものの3分、あれってウェンブリーだっけ?ライブエイドの会場の幕間から入っていくフレディ・マーキュリーの背中越しに見える観客の熱気、その瞬間に涙腺がぐわーんとしてこみ上げて嗚咽しそうになる。

 その時(ほんとに)爆音で流れている「Somebody to love」のなんと愛しいこと!こんなにつくりこんでいた曲だったっけ?って思いながら。数日前までクイ―ンは店でかける曲の合間に聴いていたくらいで、好きだけど、好きなのは当たり前、って感じで日常のロックだったんだけど、こうして映画の中で聴いていると、やっぱいいバンドだったんだな、と。

 後半のゲイ、エイズに関する流れはまた別の重みをかもしていたけれど、クイ―ン、フレディ・マーキュリーの楽曲の良さや作り込み、売れたアーティストがぶち当たる壁とか、バンドの不仲とか、ありがちであってもグイグイ引き込まれてしまう。

 ボヘミアンラプソディーだってまともに詩を読んで聴いたことなかった。それにクイ―ンだよ、普通にいままで聴き続けてきたじゃないか。こうして映画の中で聴いてあらためてグッとくるとは。

 映画はいいな。ロックはもっといい。もう昨日からしあわせ。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日の気になる一冊は、本じゃなくってレコード。「A Night At The Opera」。Queen。オペラ座の夜、うちから持ってきた。洋書木箱の棚に並べてみた。ボヘミアン・ラプソディーも入ってるよ。非売品。

 今日流れているのは、もちろんクイーン。Fくんが録ってくれたCDから。
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# by yoshizo1961 | 2018-11-21 15:07 | ミュージックあれこれ | Comments(0)

ほの白く肺はちぢまり・・・

 今日も肺はちぢまり、浅い呼吸で過ごす。

 和のような色合いと洋のような形の背の高い器に盛られたトマト仕立てのスープを、中華のおさじですくっていただけばその時ばかりは横隔膜も広がり呼吸が楽になる。そんな食事が毎日できて、疲れていても自分の足で歩けるならそれだけで十分幸せ。

 いつもいつも煩悩に絡めとられてあれにもこれにも執着して、落ち着きのない生活を繰り返しているのは、本当は何も捨てたくなくて、腕の中にすべてをかき集めてひとつも漏らさないよう歯を食いしばっている餓鬼のよう。

 風呂に入って湯船につかっていると、色々な執着が頭の中で渦巻いて、本来なら寛ぐべき湯の中でその執着をどう振り払うかばかり考えていたりする。囚われないようにと自分に言い聞かせ、執着を断ち切るよう刀を振り下ろす格好をしたりすれば、誰かが見たらほとんどいってしまった人にしか見えないだろうな、と。

 今日もたくさんの失敗をした。ああすればよかったこうすればよかった、あれはまずかったな、なんで気が付かなかったんだろう、そんなこと。毎日毎日そんなことを積み重ねて、ま、それは仕方ないことだけれども、もうちっと聡明になれないものか。

 今日も今日とて本に囲まれて過ごす。本の背を見てお客様と話してレジを打つ。本だって疲れたり楽しかったりするのかな。

 今日の国分寺は曇り。小雨。

 今日の気になる一冊は、「和英えじてん」。ピエ・ブックス。子ども向けイラスト英単語集。子ども向けなれども自分レベルではついていけない・・・。英語をペラペラ話せるようになりたいね。外国人のお客様が来ても特に怖気づくことはないけれど、会話がポンポンいかないところが悲しい。でも意外だったのは、来日して間もない留学生さんの日本語レベルと僕の英語レベルが同じくらいだったときがあって、逆にお互い少ない語彙だけで確認し合って意思疎通ができておもしろかった。伝わればうれしいのです。

 今日流れているのは、ピンクフロイド。「Wish you were here」。あなたがここにいてほしい。
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# by yoshizo1961 | 2018-11-19 14:29 | お店あれこれ | Comments(0)