猫城記のインパクト

 今日は少し寒いね。帳場に座っていると足元がひえひえ。ドア開けっ放しだからね。冬場になったら、暖房の為にドア閉めないといけないか・・・。開店当初から余程ひどい雨とかじゃない限り、いつもドアは開けっ放しだったから、閉めるとなんだか妙な閉塞感が・・・。まあ、これだけ狭いわけだから仕方ないか。

 いつも思う事だけどドアのあたりに看板ねこでもいれば、ほっこりするだろうね。飼うわけにはいかないから、近所の飼い猫、もしくはドラちゃんがひょっこり遊びにくればいいのにって。けど、このあたりではねこちゃんは見かけないのでそれも無理そう。なので、お店の入り口、ホコリ除けの透明ビニールに、すごくかわいいねこちゃんの写真を貼っときましたので、それで癒されてください。

 って、ねこちゃんの話題から強引に老舎の「猫城記」。サンリオSF文庫のレアな一冊。

 サンリオSF文庫は1978年に始まって、全部で197冊刊行された。その中でも、老舎の「猫城記」は人気。というより、そうそう見当たらないので古書価が高い。うちのお店にあるものは、ヤケが少々強いので抑え目にはしてあるけど、それなりのお値段。

 あらすじには触れないけれど、中国の作家である老舎の、自国に対するシニカルな視点から書かれたもの。内容もさることながら、表紙絵のインパクトが凄い!読んでみたくなりませんか?

 お店には「猫城記」以外の老舎ものでは、岩波文庫版の「駱駝祥子」と、「老舎著作全集1」(中国語版)があります。

 今日の国分寺は、ほんと、寒いっ!

 本日のBGMはマイク・オールドフィールド。”INCANTATION”を繰り返しかけています。
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# by yoshizo1961 | 2013-10-04 17:22 | SF・ミステリ | Comments(0)

タイムマシンに乗って

 こんにちは。雨もあがって陽も差してるね。でもちょっとムシムシする・・・。

 まどそら堂は明日は、お休み。開店してしばらくは不定休にしており、いつ休みなのかと訊かれることが多かったので、木曜日に固定することに。

 せっかくのお休み、ゆっくりしてのんびりと過ごすのもいいけど、そうもいってられないし。少し前はいい加減・のほほん生活で、怠惰,お気楽、不摂生の三拍子(卑下過ぎ?)で生きてきたけれど、いまや、そうはいかないのである!
 天気がよければ、西荻あたりの古本屋さんを廻って、眼を養いたいところ(盛林堂さんの棚を覗きたい!音羽館とにわとり文庫さんにも行きたいし、モンガ堂さんにも!)だが、明日は無理そうなのでまた、次回・・・。
 
 本の整理や仕入れも・・・そうそう、当店はお客さんからの買い入れで成り立っていますので、まどそら堂に本を売りに来て下さい!SF系や、古くてもカワイイ本などよろしく!お願いします。
 
 実際、仕入れは大変。欲しいものはそうそう手に入らないし。古くていい本がどしどし入って来ないだろうか・・・(ここから店主の妄想⇒)タイムマシンがあれば、それに乗って昔に戻って買ってくればいいのではないか?いまレアな少年少女空想小説全集とか、少年マガジンやサンデー、キングなどの雑誌もきれいなまま買えるし、宮澤賢治の「春と修羅」の初版本も!・・・そうしたら儲かるなぁ。

 誰かがタイムマシンを発明したって話を聞いたら、すぐ教えてね。

 今日の国分寺はどことなく静か・・・って、お客さん少ないってことか。さびしいなぁ。

 本日のBGMはR・E・M。気合を入れろ!
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# by yoshizo1961 | 2013-10-02 16:07 | SF・ミステリ | Comments(0)

古本屋で絵を売る

 古本屋さんを始める時、古本以外に、昭和レトロな雑貨や、明治・大正あたりのちょっとばかり古めの器、紙ものなども並べたいと思っていた。実際、並べてはいるが、いまひとつ気がまわらず、おろそかな品揃えになっている。こちらもてこ入れして、週末など店頭に並べて、骨董市風にしてみたいとも思っているので、乞うご期待!

 さてさて、レトロ雑貨系以外にも、どうしても並べたかったものは、美術作品。店のドア上のシャッター戸袋にはわかりやすく、絵、彫刻と表示しているが、インスタレーションでもコンセプチャルな作品でも。

 お店に来ていただいたお客様であれば、既にご承知の通り極セマな店内なので、どこにそんな展示スペースがあるのかと突っ込まれそうだけれど、まあそこはそこで、どうにか空いているほんのわずかなスペースに、手前味噌だが、自分の作品を並べている。が、並べているのは残念ながらコピー。原画がご所望とあれば、すっとんで持ってきますが(笑)。

 少しばかりエクスキューズさせていただくと、画像にある絵は、イラストレーションの原画のように見えるけれど、本作を想定したエスキース。実作としては、やたらでかくてテクスチャーバリバリの絵なのか彫刻なのかわからない、へんてこな作品にしようと思っている。

 もちろん自分の作品だけではなく、作家の作品も並べたいと思っている。実際近々、進行している企画もあるのでこちらも乞うご期待!

 今日の国分寺は降ったり止んだり。雨はきらいじゃないけれど、古本屋には、つらい・・・なぁ。

西荻のにわとり文庫さんに行く途中に、「雨と休日」という名の音楽のセレクトショップがあるけどお店の名前としては秀逸!
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と感心してしまったことがある。「雨と読書」・・・これもいいけど、出版社の季節もののコピーみたいか・・・「晴耕雨読」って自家製手描き栞の裏に書こうかと、思ったけどやめた。・・・ってなんの話だっけ。
 いま、雨は止んでいるね。明日も雨かなぁ・・・雨だと100円均一台を外に出せないので店の中が狭くなって困るんだよねぇ。只でさえ狭いのに、足の踏み場が・・・お客様にはご不便かけますが、どうぞ、よろしく。

 本日のBGMは押尾コータロー。雨によく合います。
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# by yoshizo1961 | 2013-10-01 17:03 | 美術あれこれ | Comments(0)

どうやって生きているのか

 住んでいるところの近所に住んでいる友人から、開店祝いでいただいた植物のつくりものを、ドアの横の手作り棚に置いてみた。つくりものではあるが、植物自体は本物なのでややこしい。吉祥寺にある、おしゃれでかわいい花屋さん(吉祥寺だったよね?間違ってたらゴメン)に特注で作ってもらったものだそう。そんなすばらしい作品なのに、ほんと申し訳ないことに、底面に付いていた木の皮の台座が取れてしまった・・・。ごめんなさい(近々直します)。

 不思議なことに、この植物は水をやらなくていいそうである(空気中の水分を吸収して生きているらしい)。人間も皮膚呼吸で腹いっぱいになったら?

 今日の国分寺は少し曇りぎみ。なんか腹減ってきた・・・

 本日のBGMはクラフトワーク。一日中聴いてると、やっぱ、ちょっとね・・
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# by yoshizo1961 | 2013-09-30 16:19 | お店あれこれ | Comments(0)

草間彌生は永遠

 現代美術の女王は、草間彌生で決まり。ちゃかして言っているのではなく、本当にそう思う。世界中で彼女ほどの美術家はそうはいない。傑出した彼女の作品は至って単純に見えるが、そこまでに至る道のりは相当のものだったに違いない。


 さて、ここに、現代美術を志す者が一人いたとする。彼、もしくは彼女が草間のようになりたいと思ったらどうすればいいか。

 その問いが、いつも頭の中にある。でも、答えも同じように頭の中にある。

 本当に美術を志す者は、その真剣さを行動で表現しなければならない。その本質である作品そのものは、自分の中でどうにか生み出さねばならないが、それを自分以外の他者に伝える為に、全力で走らなければならない。

 それが、あなたにはできますか?否、できていますか?そう訊かれて即答できるだろうか。

 草間はしばらく前に放映されたテレビ番組の中で、このような意味のことを言っていた。「わたしは、世界の草間になれるだろうか、世界の草間彌生に」と。ここまで評価されていても、本当の美術家には、終わりがない。


 今日の国分寺は晴れ。少し曇ったけれど。

本日のBGMは、70年代のロックが詰まったオムニバスの「The Golden Age of our school days」をメインに。Gillanの「Second Sight」がお店に鳴り響く!
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# by yoshizo1961 | 2013-09-29 18:42 | 美術あれこれ | Comments(0)