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ほろ酔い夜話裏話

 ま、何はともあれ、いいリズムで進行中の「ほろ酔い夜話第八夜」の後半、Kさんの絵本の朗読が始まった。

 ぼくと副店長は裏方仕事に専念しているので、何やかやと照明の操作などをしながら耳だけダンボにして聞いているわけ。そうはいっても動かなければならないので、どっぷり聞いても居られない時もある。その時もぼくはスポットライトの紐を引っ張るのに集中し、副店長はお燗のお湯を沸かしたりと細々動いていた。

 紐がのびないように押さえていると、背後でククッ・・・と何やら笑いをこらえる声が。振り向くと、副店長が笑っているのだった。どうやらKさんの朗読がツボにはまったようなのだ。というのもこさかさんが朗読している今回の絵本は、三匹のこぶたのパロディで、いいオオカミが悪いブタに脅されて家を壊される話。どうもその悪いブタにはまってしまったらしく、ブタが悪さをするたびに体を揺さぶりながらウケているのだった。

 みんなはいいオオカミの立場に立って聞いているので、悪ブタが出てくると、ヤダーっていう雰囲気になるのに、副店長は悪ブタの立場に立って、ていうか悪ブタになりきって聞いているらしく、小さな声でブゥブゥと悪ブタの真似をして笑っているのだった。

 お話はオオカミも悪ブタも仲良くなってハッピーエンドなんだけど、そうじゃなくてやっぱ最後に悪ブタを食べてしまいましただろー!と無茶なことを言い合って、そんなブラックなオチであるわけないけどそれもいいかもと(笑)。それ以降悪ブタは、しばらく副店長のマイブームとなり、悪そうな顔でブゥブゥ言っているのであった。

 今日の国分寺は晴れ。

 今日流れているのは、押尾コータローです。
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# by yoshizo1961 | 2017-02-15 15:40 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)

新入荷情報87

 本日は新入荷情報です。よろしくお願い致します。


【いろいろ】

「夜猫ホテル」文・舟崎克彦 画・落田洋子/パロル舎/2005年/2刷
「時間の園丁」武満徹/新潮社/1996年/4刷
「ダンス音楽 日本民謡名曲選/本間みのる編曲/共同音楽出版/社1952年
「可愛い童謡名曲集」全音楽譜出版社/昭和22年
「原孝太郎と東京六重奏愛演集 宵待草」星楽社/昭和21年
「ベルナルダ・アルバの家」フェデリコ・ガルーシア・ロルカ/ぶどうの会/第8公演/1955年
「WHERE THE WILD THINGS ARE」MAURICE SENDAK/SCHOLASTIC INC.1983年
「COMIC MENAGERIE」Merrimack Publishing Corporation/1984年
「別冊流行通信 VOL.1 創刊号」株式会社流行通信/昭和58年
「別冊流行通信 VOL.2 創刊第2号」株式会社流行通信/昭和58年
「Oliveオリーブ 7月18日号」マガジンハウス/1994年
「作法の遊戯 ’90年春・美術の現在」水戸芸術館/1990年
「版画芸術 知られざる木版画絵師」阿部出版/2007年
「東南アジアのヒンドゥー・仏教建築」千原大五郎/鹿島出版会/昭和57年
「ガラスの壁」芝木好子/新潮社/昭和59年/初版/函
「落葉の季節」芝木好子/読売新聞社/昭和60年/初版/函
「紫の山」芝木好子/講談社/昭和58年/初版/函
「流民の都」石牟礼道子大和書房1973年初版
「アンドレ・ジィドの日記1933-1939」新庄嘉章譯新潮社昭和15年12版函
「あまとりあ 1月号」あまとりあ社1952年
「あまとりあ 9月号」あまとりあ社1951年
「ナチ・ドイツ第三帝国の興亡2 戦争への道」東京創元新社昭和38年4版
「不思議の国のアリス」ルイス・キャロル岩波少年文庫1978年24刷
「みにくいあひるの子」アンデルセン絵・味戸ケイコサンリオ・ギフト文庫1975年
「やっかいな機関車」ポプラ社1973年
「森の絵本」長田弘・作荒井良二・絵講談社2012年21刷
「ひとまねこざる」エッチ・エイ・レイ岩波の子どもの本1984年29刷
「星の王子さま」愛蔵版サン=テグジュペリ内藤濯訳岩波書店2001年2刷


 今日の国分寺は晴れ。明日は火曜日ですのでお休みです。また水曜日に。

 今日流れているのは、ボサノバ系です。
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# by yoshizo1961 | 2017-02-13 12:15 | 入荷情報 | Comments(0)

こんにちは日曜日

 ほろ酔いの余韻がまだお店の中に残っていて、いつものルーチンワークをうまくこなせないという・・・。ま、いい意味での余韻なので。いつもあんな感じのイベントができればいいなと。

 今回のほろ酔いは、参加した皆さんがいい感じだったと言ってくれる・・・うれしい。ぼくは裏方なので違う意味での実感を持っているが、一度くらいは参加者の側で臨んでみたい(笑)。何を読むかなーと、悩むのが楽しそう。

 アンティークアヴェニューでは、お隣のお隣の新店舗さん(ん?まだ店名って公表されてない?)が来月にはオープンするし、ちびまども来月には稼働する予定。やらなきゃいけないことが山ほどあるけど、なんとかこなさないと。

 ま、なんといっても本が主役なので、これは!という良い本をたくさん並べられるように、商売の方をちゃんとしないとね。それにしてもやっぱ日曜日でこんなにいい天気ともなると、お客様も足を運んでくれるのでうれしい!毎日が日曜日ならいいのに!

 今日は定時であがって、家でゆっくり晩御飯ですな。テレビでも見ますかね。・・・て普通のオヤジのような、あー、普通のオヤジですな。そんな気分の日曜の午後でした。

 今日の国分寺は晴れ。2月22日(水)19:00より国分寺カフェスローにて、「スロースクール夜間部」が開かれますが、そこでなんとこの僕がお話をすることになりました。国立本店の加藤さんと司会進行の修さんとの対談形式です。もし時間がありましたらお越しください。本と街についての話です。詳しいことはまたお知らせします。22日の水曜の晩は開けておいてくださいね!

 今日流れているのは、ブラック・クロウズです。
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# by yoshizo1961 | 2017-02-12 16:21 | お店あれこれ | Comments(0)

ほろ酔い夜話 第八夜!

 ほろ酔い夜話第八夜、無事終了。

 今回も盛り上がりました!モリモリ!ていうか自己紹介が終わった直後からいきなり朗読が始まったので、ペース早くないか?くらいの出だしだったけれど、参加者さんたち全員で12名だったし、みなさん意外と長めだったので時間も押したのでした。ま、ゆっくりゆるゆると・・・なペースだったら最終乗れなかっただろうしなー(笑)。

 今回は社会派が多かった!そんな印象。マンガを読む人いなかったし(笑)。それにもう超驚きの展開(自分的にだけど)もあったりでとにかく面白かったです!

 朗読の最中ではなかったけれど、歓談中に普通にお客様が入って来られて、普通に本を買って行かれたという(笑)、それは普通なんだけどなんか不思議な感じで、今回は印象深いほろ酔いとなりました。

 みなさんどんな本を読まれたかというと、まずは谷川俊太郎から始まり、ポリス・ヴィアン(フランス語付き!)、ボブ・ディラン関係、(刑務所のほろ酔い?)プリズン・ブッククラブ、アウシュビッツ、よみがえれ多摩湖線、おなじみ茨木のり子、私の浅草の沢村貞子、リリーフランキーが書いたみすゞの本のあとがき、さんびきのこぶたのパロディの3びきのかわいいオオカミ、苦海浄土の石牟礼道子、そして川崎洋編のこどもの詩・・・。ほろ酔い人達の澄んだ声がスポットライトの光の中で渦巻いてエクトプラズムと化し、国分寺の夜空に溶けてゆくのでした。

 なかでも驚いたのは、ほかでもないこのまどそら堂国分寺日記(「よみがえれ多摩湖線」)を読んでくれたSさん。うれしくて泣けました(ほんと)。手前みそなのでここではこのくらいにしておいて、今度あらためて国分寺日記について書いてみたいなと。Sさん、ありがとうございます!

 照明係をしながら聴いていたけれど、みなさん、すごく語る(笑)。ていうか主張をちゃんと持っていてそれをちゃんと表明する・・・これはできそうで、かといって、そうでもないのでみんなすごいなーと。自分は自分の思っていることを人前でちゃんと言えるかなーと、自分に立ち返って考えてしまいました。自分の思っていることをちゃんと言えるのはすごいことです。

 朗読を自分のものにして(上手い下手ではなくて)他者に対して(自分の中の自分にも)表現できるみなさんに敬意を。さいごの子どもの詩にはグッとなりましたが、そういう言葉に出逢えることがうれしいです。

 もちろん他にも楽しい朗読、笑いが溢れる朗読ありで、ほろ酔い夜話の多様な面白さを再確認した夜でした。

 次回は春ですな。芽吹きの頃、お待ちしております。

 今日の国分寺は晴れ。暖かいです。

 今日流れているのは、ボサノバ系です。
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# by yoshizo1961 | 2017-02-11 18:22 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)

凍る日

 昨日の話。

 冷たい雨がみぞれになり、いつしか雪に変わる。

 凍りつきそうな大気で満ち溢れたお店の外には出たくない(笑)。すごく寒い。今年いちばんの寒さかな?そんな感じだから人も歩いていない。お客様も入って来ない。

 暖房をガンガンかけて店内は暖かくしていたら、つい居眠り。かなり熟睡中だったが、扉が開く音がして眼が覚める。お客様来店!こんな凍える日に古本屋に来てくれるありがたいお客様なのだ。居眠りの世界から速攻で帰って来て、いらっしゃいませーと叫ぶ。

 お客様は無言のまま(あたりまえだが)、店内の棚を見上げて移動。ああ、こんな日に買ってくれたらサービスしまっせ!的心持でいたが、さて。

 雪は冷たい雨に変わり、辺りも少しづつ闇を纏い始める。どんよりとした雲が覆いかぶさっているから闇もどことなく重い。こうして今日は終わってしまうのだとしたらちょっとつらい。

 さきほどのお客様がSF本を1冊買ってくれた。こんな天気の日に古本屋に来てくれてありがとう、と言ったらきょとんとしていた。数秒のタイムラグの後、意味を理解してニコッと笑ってくれた。やっと眠気も覚める。

 お客様と入れ替わりに3人のかわいいお嬢さん方がご来店。しずかに店内を回遊。ああ、やっといつもの感じに。こんな凍える日にまどそら堂にきてくれてありがとね!ほんと、うれしいです。

                 ◆    

 今日の国分寺は曇り。朝方は晴れ間もあったけどまた曇ってきた。今夜は「ほろ酔い夜話 第八夜」があります。あったかくしてお出かけください。

 今日流れているのは、押尾コータローです。
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# by yoshizo1961 | 2017-02-10 13:59 | Comments(0)