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雨が降ります国分寺

 しかしまだまだ降るらしいこの雨。

 太陽の光が待ち遠しいなんて思いつつ、ビショビショの傘を下げたまま店内に入って来られるお客様に、どうか傘立てをお使いくださいと頭を下げつつ、湿気を帯びた冷気のままの店内で蚤の市用の本のビニールがけなどを。

 今日は土曜日、古本デー。だからといって割引サービスなどあるわけでもなく、いつもとかわらぬ土曜日なんだけど、気合いだけは入れておこうという意味合いで古本デー。叫ぶだけでも何かが変わるのです。

 それにしてもよく降る雨ですな。秋雨だとはいえ、こんなに降るのもめずらしい。いまクリーニング中の入荷本の中の、70年代の洋児童書が大当たりで、なんだか挿絵とかが最高によくてその本などを眺めつつ、こんな雨の日にゆっくりじっくり読みたいものだなぁ・・・とか思うわけです(読めないんだけどねw)。

 ま、それはさておきお知らせです。明日の日曜日は用事があり、店主はお店におりません。副店長がお店を仕切っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。終日おりませんのでブログもお休みさせていただきます。また月曜日に。

 ではでは、また。

 今日の国分寺は雨。

 今日流れているのは、ブライアン・イーノです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-21 14:12 | お店あれこれ | Comments(0)

コーヒーでくつろぎたい

 梅雨時みたいな、秋雨前線。ブレードランナーじゃあるまいし、毎日毎日この雨ではきついもんがありますな。酸性雨じゃないですよね(笑)。

 寒いので(今日は幾分暖かいらしいが)服の重ね着して体が重い。未来には超薄手の生地で着ているのか裸なのかわからないくらい軽い服ってできていそうですが、そんな冬服欲しいです。

 ま、それはいいとして、こんな雨の日はコーヒーなどを飲みつつ寛ぎたいもんです。と言いつつ今朝は豆を挽き、美味しいコーヒーをいれて飲みましたが、朝、出先で時間調整の為カフェでまたコーヒーを飲み、また午後のコーヒーでもいれようかな・・・というところ。

 ちょっと飲み過ぎですかね?いつもはそんなに飲みませんが・・・。

 遠くへ出かけるとたまに無性にコーヒーが飲みたくなりますが、そんなときに美味しいコーヒーに出会えるとうれしくなります。ま、家で淹れるコーヒーがいちばんうまいんですが(自画自賛)。

 雨の午後、古い喫茶店の古びた窓の横の席に座って、ガラス窓を伝う雨粒を見つめながら飲むコーヒー、いいですなー。北口のでんえんですかね。行きたいけど仕事中(笑)。今度休みの日に雨が降ったら行きましょうかね。

 みなさんもなんだかコーヒー飲みたくなってきたでしょ?そろそろコーヒーで寛いでください。

 今日の国分寺は雨時々曇り。

 今日流れているのは、フランク・ポールです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-20 14:21 | お店あれこれ | Comments(0)

夕日を追いかけて

 高校3年生の冬。冬っていっても11月くらいか、いや、今ぐらいか?そうだね、今ぐらいだと思う。じゃあ秋かな。
 
 学校が終わると部活(美術部)には出ず、速攻で海まで行って、海に沈む夕日をスケッチするという、17,8歳ならではのセンチメンタリック衝動ともいうべきか、そんなことをしていた。

 そう、たった数回だったけど・・・。いつもは部活で時間ギリギリまで学校にいるって感じだった。Iくんという同級生と二人でとにかくチャリをこぎまくり、必死こいて海まで走る。この季節はすぐ夕日が沈むので、学校終わってすぐ行かないと間に合わないのだった。

 学校から海まで自転車で行くなんて馬鹿げていると思えるくらい相当な距離があり、今だったら絶対行かないけど、当時は夕日が海に沈むシーンを見たくてしょうがなかった。何故なんだろうね。天竜川沿いの道を汗をかきつつ、手はかじかむという熱いのか寒いのかよくわからないままひたすら走る。海に到着すると、川の入り江から海岸沿いにめぐらされた防波堤に這い上がり、半身を海側に投げ出し遠州灘に沈む夕日をみつめる。辺りはオレンジ色に染まって、水平線の上をたなびく雲だけが青みがかったグレーに。

 呆けたように夕日を見つめたら、おもむろにスケッチブックを開き、パステルで速攻描き。パステルと、ゆびと、手のひらでグワーっと。あっという間に沈んでしまうから夢中になって描く。とはいえ対象はだだっ広い海と空、半分沈んだ太陽とたなびく雲があるだけ。いくら描いても何枚描いてもほぼおんなじ絵になってしまうのだった。

 永遠にゆらぐ波間と、夕日の赤が同調して混じり合うその色合いは、時間を飛び越えた何かを感じさせてくれて、たとえば無いとか在るとかそんなことまで考えてしまいたくなるようなそんな時間だった。17年しか生きていないのにずーっと存在していたような気になって、いまここに在るすべてはこのオレンジ色というか濃いバーミリオンの世界の中で生まれたんだという、何だか突拍子もないそんな気持ちになったのだった・・・だって若かったからね。

 東村アキコの「かくかくしかじか」を読んだことと、今の時期だったなーということで、そんなことを思い出したんだけども、今の自分にはその描きたい衝動がまだあるのかないのか?どっちかな。

 今日の国分寺は雨。どしゃぶり・・・

 今日流れているのは、リー・オスカー→ブラックサバス→ポール・ウェラー・・・です。
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by yoshizo1961 | 2017-10-19 15:44 | 美術あれこれ | Comments(0)

のんびり国分寺

 久し振りに晴れましたねー。

 今日は一週間ぶりくらいの晴れ間。洗濯するしかないですな。さきほどあたりから薄雲が広がってきて、スカッとした晴れではなくなってきたけど。それでも降り続いた雨の鬱屈を振りほどいてくれるようで。

 昨日は定休日だったんだけど、小金井警察署で古物講習会があり、午後はてくてく歩いて小金井まで行ってきました。途中、東経大のキャンパスを歩き、学生気分を味わい(全然学生に見えないけど)、裏から出てまっすぐ小金井へ。

 無事講習会を終えて同じコースを戻り、今度は東経大の裏門から入り、そのまま表玄関から出るコースを歩いていたんだけど、せっかくここまで来たのだからと、食堂のある建物にちゃっかり入って、新しくできたキイニョンさんで栗カボチャのスコーンを買ったりして。

 なんだかきれいな建物でしかもおしゃれな空間。キイニョンさんも雰囲気ぴったり。学生さんたちはそれぞれテーブルでスコーンを食べながらダべってました。時間がもう夕方近かったせいか、学生さんの数も少なく、のんびりした空間になっていました。

 東経大さんは街に開かれた大学なので食堂でご飯も食べられます。ま、授業には出られませんが。昔なら”モグリ”っていって勝手に授業など受けていたりするニセ学生もいたんだけど、さすがにこの時代にはそんな人はいませんなー。若けりゃばれないかもしれないけど・・・。

 お店に戻ってきて、本の整理でもしようかなと思ったけど、時刻も夕方だしせっかくの定休日なのでそのまま帰りました。曇っていてどんよりとはしていたけれど、晴れにつながる曇りだったせいか、どこかのんびりとした国分寺でした。

 今日の国分寺は晴れのち曇り。

 今日流れているのは、サキソフォンの曲です。
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by yoshizo1961 | 2017-10-18 14:37 | 国分寺あれこれ | Comments(0)

新入荷情報96

 本日は入荷情報です。よろしくお願いいたします。

【文藝】
「若冲」澤田瞳子/文藝春秋/2015年/1刷
「櫛挽道守」木内昇/集英社/2013年/1刷
「リーチ先生」原田マハ/集英社/2016年/2刷
「過ぎ去りし王国の城」宮部みゆき/角川書店/2015年/初版
「あやし」宮部みゆき/角川書店/平成12年/初版
「スワンソング」大崎善生/角川書店/平成19年/初版
「風立ちぬ 定本」堀辰雄/ほるぷ出版/昭和57年※復刻版
「鍵」谷崎潤一郎/中央公論社/昭和32年/8版/函

【ちくま文庫】
「荒涼館1」C.ディケンズ/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫/2015年/8刷
「荒涼館2」C.ディケンズ/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫/2011年/4刷
「荒涼館3」C.ディケンズ/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫/2013年/5刷
「荒涼館4」C.ディケンズ/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫/2013年5刷
「とびきり愉快なイギリス史」ジョン・ファーマン/尾崎寔訳/ちくま文庫/1998年/4刷
「発明超人二コラ・テスラ」新戸雅章/ちくま文庫/1997年/1刷
「色の道商売往来」小沢昭一・永六輔/ちくま文庫/2007年/1刷
「思いちがい辞典」別役実/ちくま文庫/1999年/1刷
「いやげ物」みうらじゅん/ちくま文庫/2005年/1刷
「情報編集力をつける国語」藤原和博・重松清・橋本治/ちくま文庫/2007/年1刷
「解剖学教室へようこそ」養老孟司/ちくま文庫/2005年/1刷
「代替療法ナビ」上野圭一監修・有岡眞編著/ちくま文庫/2005年/1刷
「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」遙洋子/ちくま文庫/2005年/3刷
「トヨタの闇」渡邉正裕・林克明/ちくま文庫/2010年/1刷
「英後はこんなにニッポン語」ロビン・ギル/ちくま文庫/1989年/1刷
「おんなたちの町工場」小関智/ちくま文庫/2001年/1刷
「数学に魅せられた明治人の生涯」保阪正康/ちくま文庫/2012年/1刷
「世界がわかる宗教社会学入門」橋爪大三郎/ちくま文庫/2006年/1刷
「湯船に落ちた猫」吉行理恵/ちくま文庫/2008年/1刷
「目玉と脳の大冒険」荒俣宏/ちくま文庫/1992年/1刷
「悪人礼賛 中野好夫エッセイ集/ちくま文庫/1990年/1刷
「ことばが劈かれるとき」竹内敏晴/ちくま文庫/2002年/11刷
「思想の中の数学的構造」山下正男/ちくま学芸文庫/2006年/1刷


 今日の国分寺は雨。いつまで続くんでしょう・・・。明日は火曜日なので定休日です。また水曜日に。

 今日流れているのは、カーペンターズです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-16 13:41 | 入荷情報 | Comments(0)

「鉄腕アトム」コンプリート

 最近AI流行りですな。

 あと何十年かしたら、世の中はAIのロボットとか当たり前になっているのでしょうか。ロボットといえば鉄腕アトム。お店にはサンコミックス版の「鉄腕アトム」21巻+別巻の22巻揃いが入荷しております。ききめになっている別巻もちゃんとありますので、アトムファンの方、いかがでしょうか。
 
 最近はそうでもないけど、アトムって周期的に話題になりますよね。時流に絡みやすいのでしょうかね。ていうか未来ってAIバリバリだと思うけど、アトムってAI特有の諸問題をクリアしているように見えます。人間並みの思考ができるAIは体が鋼鉄でも、人間といえるんじゃないか?とも思えたりします。

 子どもの頃はそんなにアトムに夢中ってわけでもなかったのは、あまりにも有名で手塚マンガの代表過ぎて、半官びいきな気分がいまいち熱中しなかった原因かなと。AI搭載だったのかよくわからないけど、ジャイアントロボみたいに命令してればその通りに動くほうが機械機械していてわかりやすかったんだけど、最後に命令に背いて、自分の意志で太陽に向かって飛んで行ったロボはやっぱAI入っていた人間だったんでしょうか。泣きそうな話だったけど、あの場面の為だけにずっとただの機械のフリをしていたのでしょうか。

 ブレードランナーみたいに区別がつかないレプリカントみたいなのが多くなっていつか100%生身の人間はいなくなるかも。しかもそんなに遠い話しじゃないかもね。そんなわけで、「鉄腕アトム」サンコミックス版、コンプリートしてます。

 今日の国分寺は雨。冷たい雨です・・・

 今日流れているのは、サキソフォンの曲ですが、夕方からハードロックを・・・
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by yoshizo1961 | 2017-10-15 15:00 | マンガあれこれ | Comments(0)

まっすぐに

 昨夜のほろ酔い夜話第十夜、無事終了。

 参加者12名、スタッフ2名の14名。手狭な空間に無理矢理詰め込んだように座ってもらって、いつも申し訳なく思うんだけど、ま、広ければこのギュッとした親密感は生まれそうもないので、これでいいのかな、と。

 今回は参加年齢の幅が大きく、子どもから大人まで多彩な感じ。初参加の小学5年生(母親同伴です)は、子連れならぬ親連れで参加したと(笑)。あくまで主体的に参加している頼もしい小学生から、ほとんどいきなりの参加となった女子高生の女子(変な言い方)、大学生、現役バリバリの女子軍団(母親組含む)、小鳥店店主、古本屋店主(僕じゃなくて)、カフェオーナー、本好きおじさん他の面々。みなさん存分に朗読して、お酒飲んで(未成年者は水)、おおいに語ってくれました。

 今回は手動スポットライトの不調が気になり、心ここにあらずで聞いていたので、深部まで聞き込めなかったんだけど、お酒の話から始まり、お酒が出てくる絵本、同人誌のコミックからZINE、自作の詩から電車、闇の話を引き継いだような光の話、若いけど深い詩、つながって鶴見俊輔の詩、スキヤキの絵本、梅原猛と縄文とケルトまで。

 直前のほろ酔いの設営をしていた時に初めて来店した女子高生は、なにやらイベントが始まるというので、店主の超かんたんな説明だけ聞いて、家にとって帰り着替えて本持って参加という、ほろ酔い史上最短のエントリー。しかし朗読した本(同人誌のコミック)は、目の前で聞いていたお母さん軍団の度肝を抜くようなリアルな内容で、彼女の感情を伴った朗読とあいまって、一同シーン・・・。エキセントリックな雰囲気を醸しつつ、十代の叫びを朗読。みんな圧倒されました。ほんと、いつだって青春はひとりぼっちなのです。

 このあたりからみなさんの硬さもとれてきていつものようなほろ酔いの雰囲気に。小鳥店主さんの朗読はちょっとだけだったけどその後のマラソンの話から派生して、漆黒の闇について盛り上ったり。続いて小学5年生の朗読は自作の詩。くさ(草)の詩。いやー、この詩のまっすぐに、まっすぐに・・・が響きました。将来性有望とみんなから褒められて、まんざらでもない顔してたかな(笑)。

 それからもズズ―っと流れるようにみなさん、気持ちを込めた朗読で盛り上げてくれましたが、最後にカフェ店主さんの朗読となりました。その前に朗読する本の内容やその周辺の話を懇切丁寧に解説していただきほとんどゼミか講義のようでした(笑)。グッと深い場になって、ほろ酔い夜話の深度も増したようです。

 自分も副店長も、一度はお客さんとして最初から最後まで同じように酒を飲みつつ朗読に耳を傾けてみたいなーと。次回はだれか照明係やってもらえる人募集しましょうかね?(笑)。
 
 というわけで第十夜、無事終了したんですが、終わってもみなさん名残惜しく話が続いていました。やっとみなさんが帰った後、片づけしていたら玄関に傘がどっさり(笑)。7本も!みんな酔っぱらってたんでしょうかね(笑)。こさかさん、みなさん、どうもありがとうございました!また次回もよろしくお願い致します。興味はあるけどまだ参加してないという方も次回はぜひ!詳しくはお店まで。

 今日の国分寺は雨時々曇り。傘は忘れないようにw

 今日流れているのは押尾コータローです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-14 15:14 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)

今夜です

 今夜7時からほろ酔い夜話です。第十夜になりました。

 早いとこ準備したいけど、営業もしなければならないので、スポットライト設営とかスペースづくりは6時過ぎたあたりから始めようかな、と。ですので6時近辺で今日の営業終了となります。たいがい何故かそう決めるとその時間帯にお客様がたくさん・・・ってパターンに。

 それはそれでうれしいんだけど、さっさと準備しとかないとみなさん早めに来たりして準備しづらくなるのですな。あー、でもこの雨。足元悪いとちょっとね。現在時点で参加者12名くらいなので、ちょうどいい参加人数かなと。当日参加っていうか飛び入り状態の方もたまにいらっしゃるので、最終的にどうなるかわからないけど。

 ぎっくり腰も快方に向かっているとはいえ、スペースづくりのためにクソ重い本箱などを移動しないといけないのでちょっと憂鬱。ゆっくり少しづつやってるわけにもいかんしなー。まずは積み上げ状態の本の整理でもするか・・・。

 今夜はどういう感じになるかな?実はミラーボールなんか仕込んでみんなをビックリさせようかと思っていたけど用意できませんでした(笑)。ミラーボールぐるぐるの中で朗読ってよくない?そうでもないか(笑)。ま、どんな具合だったかはまた明日。ではでは。

 今日の国分寺は雨。寒いですな。

 今日流れているのは、「オ人形ダイナ」です。
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by yoshizo1961 | 2017-10-13 15:15 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)

絵を描いていますか

 ある日の閉店時間を回った時間帯、そろそろ片づけようかと思いつつも、うだうだしていた夜。

 ちょっとけだるそうな感じで女の子が入ってきた。いや、女の子っていっても二十歳前後な。大きなビニール製の袋や何やら買い物袋を抱え、なんだかアンニュイな雰囲気を漂わせ。お店の隅に荷物をぞんざいに置いて、棚を見つめる。

 この子が帰ったら片づけよう。そう決めて事務仕事を進めつつ見守る。けっこうしっかり本を見ていた彼女、ヴィンテージ雑誌を1冊買ってくれた。帳場の前で伏し目がちに雑誌を差し出すそのしぐさがどこかめんどくさそうで、機嫌でも悪いのかなと。

 でもよくよく見れば、ていうかどうみても美術系にしか見えず、武蔵美か?と聞いてみると、そうじゃなくて浪人中だという。近所の美術予備校の生徒だと。別に不機嫌なわけでもなく、美術系特有の斜に構えた雰囲気バリバリなだけだった。

 来年受験だね。自信はあるのか?と問えば、そうでもないと。いや、絵のスキルがどうのじゃなくて、自分の表現ができているか自信がないのだと言う。でも美大受験なんてスキルを見るしかないじゃないかって言うと、そんなことじゃなくて自分の絵が描けているかが問題なんだってムキになって言う。頭の中は絵のことでいっぱいだ。自分も美術系だったと言うと、すかさず今も描いているのか?と聞かれグサッとくる。帳場に掛けている絵を見せると、面白いって笑ってくれる。

 彼女は普通に美大系の受験生なんだと思うけど、大学に入ることが目的で勉強しているわけでもなく(もちろんそうでもあるんだけど)、自分が描きたいもの、描きたいという表現欲求や衝動について、毎日朝から晩まで考え続けているんだって顔をしてた。だから何を見ても、誰かと話をしていてもご飯を食べていても、美術のことばかり考えているんだろうなと。

 鼻筋の通ったかわいい子で、同世代の子のようにおしゃれすればアイドル系にも見える感じの子だったが、髪の毛はボサボサ、手のひらは絵の具だらけで、ずた袋を引きずるようにしてうつむき気味で帰って行った。また来いよって言うと、うんって。でも、もう来そうもないかな。そんな気もする。

 うちに帰って東村アキコの「かくかくしかじか」を再読する。あの子とは違うけど、なんだかしんみりした。

 今日の国分寺は晴れ。明日はほろ酔い夜話第十夜があります。

 今日流れているのは、押尾コータロー、クィ―ンです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-12 16:18 | 美術あれこれ | Comments(3)

プチぎっくりきました

 定休日明けのまどそら堂、始まっております。

 数日前からプチぎっくり腰状態。重たい本の段ボール箱など何度もかついでいたためか(気を付けて動くんですが)、ちょっとやっちゃったみたいです。ま、しょっちゅうやっているので、あーまたか状態ですが、痛みのせいで動きが制限されてどうにもよくありません。

 腰の他にもあちらこちら具合が悪かったりするので、もうどうでもいいんですけど、いい加減体力つけろよっていうか、運動なり、筋力トレとか(まず無理)、何でもいいのでどうにかしろよっていろんな方から言われる始末・・・。

 もちろん副店長からはさんざん言われますので、考えていないわけじゃないですけどね・・・。ちょっと前までは一日中歩き回っても平気な脚だったのに、最近じゃあちょっと歩くとヘタレてしまい、肺の弱さも相まってまともなウォーキングもままならぬ状態ですがな。

 歩くくらいならどうにか続けられそうだと思ってたけど。あー、マジでなんとかしないと。

 とりあえず今日は蚤の市に持って行く本の値札つけとかビニールがけとかやりつつなんとか営業中。座っているより立っていた方が楽なのが悲しい・・・。

 今日の国分寺は晴れ時々曇り。

 今日も押尾コータローです。
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by yoshizo1961 | 2017-10-11 15:32 | お店あれこれ | Comments(0)