「ほっ」と。キャンペーン

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どうせハゲですよ4

 先日の朝、テレビを見ていたら小澤征爾が出てきた。真っ赤なダウンジャケット(ユニクロ?)を着て、真っ赤なスニーカー(ニューバランス)を履いて。

肉体的には修羅場を乗り越えて、寄る年波すらはね飛ばすかのようないでたちで現れた小澤征爾だったが、その一癖もふた癖もありそうな顔の表情より、なぜか目がいってしまったのがその髪。

 総白髪ではあっても、そのアーティスト然とした長髪が顔より主張する。ふさふさと、頭に乗っかったそのリアリティ。齢をとってもここまで髪の毛が植わったままのアタマ。うらやましい。

 思えばその日は、イギリスからウイリアム王子が来日したというニュースでどの局もそのニュースばかりだったが、キャサリン妃が同行していないのでいまひとつ盛り上がらないような・・・。キャサリンが一緒ならほとんどキャサリンの映像で埋め尽くされるだろうが、しかも雨に降られて冴えない天気の来日で、ことさらウイリアム王子の髪の毛が淋しく映る・・・。

 王子は自分の頭の毛を自虐ネタでよく使うらしいが、あの長身でイケメンなんだから、髪の毛がふさふさと、しかもロックミュージシャン風で決めてたらさぞかし見栄えもよかろうに・・・と同情しつつも、同じくイギリスのサッカー選手のルーニーみたいに増毛するという選択もせず、ありのままで勝負するその姿勢には、同じく薄毛としては拍手を送りたい。

 小澤征爾とウイリアム王子が頭の毛を交換したら・・・と想像しようとしてやめた。となりでいっしょに見ていた副店長が、じっとわたしの頭を見た後に、ウイリアム王子みたいー♡と言いやがって、王子には悪いけどムッとした朝でした。

 今日の国分寺は晴れ。うららかな土曜日、お散歩途中に古本屋に寄り道などしてみては?

 今日流れているのは、スーパーグラス。「アイ シュド ココ」です。久し振りに聴いたわ・・・
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適当な画像がなくて・・・
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by yoshizo1961 | 2015-02-28 14:42 | 虎の穴あれこれ | Comments(0)

土門拳「死ぬことと生きること」

 最近よく来られる年配のお客様は、カメラをやっていたそうで日本の写真家についてやたらと詳しい。なかでも土門拳がお好きなようで、土門拳のポスターなど、紙モノにご執心。
 
 そういうわけで、おなじみの「古寺巡礼」などの定番著作物などをチェックしていたとき、そういえば、写真は知っていてもまともに土門拳の書いた文章を読んだことないなーと。そこで「死ぬことと生きること」(1974年)をまともに読んでみたら、これがやたらと面白かった!

 文章に味わいがあるねー。今の作家は使わないだろう言い回しや言葉使い。いやいや、約40年前の文章だから古臭い言い回しだとかではなく、味があるのですな。そんなこと言うとエラそうに聞こえるけど、正直、書かれた文章でほっこりしたのは久しぶりだった。この感じは、森下雨村の「猿猴川に死す」以来。言葉の軽妙さと使い回しの妙で、読んでいてどんどん引き込まれていく。

 思えば写真も文章も、描写力そのものなわけで、土門拳という眼を通して表現されるものが、土門拳的な面白さを持っていないわけがない。話が回りくどいときもあるけど、それも味になっている気がする。起承転結というか、話のもって行きかたがうまいし。だから引き込まれてしまうんだろう。
 
 いいもん教えてもらったなと。今度そのお客様が来たらその辺も聞いてみるかな。頑固そうなおじいさんなのでちょっとこわいんだけど(笑)。

 今日の国分寺は晴れ。朝から暖かいね。それより花粉がつらい!花粉症の人にはつらい数か月が始まった・・・

 今日流れているのは、原田知世。「シングルコレクション」です。たまにはね・・・
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by yoshizo1961 | 2015-02-27 13:59 | 本あれこれ | Comments(0)

ニコニコ週間

 先週のお話。

 開店前のお掃除で、玄関前に捨てられているタバコの吸い殻を拾うたびに、どうしてこう簡単に捨てるのかと憤る。が、タバコを喫っていた昔の自分だって簡単にポイポイ捨てていたから、人のことを言えないのかもしれない、とも思う。

 他にも社会のルールに沿えない人に対して、憤ることが多い今日この頃。とは言っても、若い頃はそんな人と同じような社会性の無い人だったんじゃなかったっけ?と自分で突っ込む。

 なんだろうね、若い頃は屁とも思わなかったことが、今は重たかったりする。齢をとると気になることが多くなりすぎるのかな?神経が細やかになる・・・というんじゃなくて、細かいところまで頑固になるというか。

 まあ、迷惑だろうと思われることをしてはいけないと思えるようにはなってきたのだから、それだけでもいいのかもしれないけど、自分はもとより他人のすることが腹立たしいと思ってしまう懐の狭さは相変わらず。それがそれをする人の弱さだと理解できたとしても、どこか納得できなくてムカつくこともある。

 その週は、たまたまいくつかの懸案事項が重なっていた週で、こころが狭くなると軋轢を生みそうなこともある気がして、そうならないために予防線を張ることにした。どうしたかというと、その週の最初から一週間、毎日ニコニコして過ごす!という「ニコニコ週間」なるものに挑戦することに。ヤマ場の週半ばを前に、数日前からニコニコして過ごし一週間ニコニコしていれば、世の中うまくおさまるのではないかと。

 といっても、朝から晩まで笑顔でいられるわけもないから、なにか突き刺さった時にすぐニコニコ週間という言葉を思い出し、声にも出して言ってみれば不思議なくらい心が落ち着いて、感情のコントロールが容易にできた。これは使えます!

 その週も無事過ぎて、自分の中の縛りをほどく。付け足すと、これは誰かにも話しておいて二重に縛っておけばより強くなる。ニコニコ週間をすることを聞いていた副店長が、愛読していたネコマンガに載っていたネタをヒントに、今度はなんでもかんでもステキ!だと思う「ステキ週間」をやれば?と言うので、今度こころが狭くなりそうなときにやってみよう・・・と思いながら玄関前、バス停の掃除をするのでした。

 今日の国分寺は晴れ。雨は明日?明日は木曜日、定休日です。また金曜日に。ではでは。

 今日流れているのは、レモンヘッズ。レディオヘッドではなくて・・・
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by yoshizo1961 | 2015-02-25 15:42 | お店あれこれ | Comments(0)

新入荷情報46

 本日は入荷情報です。もう品出ししてあります。


  [SF]
「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」カート・ヴォネガット・ジュニア/ハヤカワ文庫/2001年・14刷
「飛翔せよ、閃光の虚空へ!」キャサリン・アサロ/ハヤカワ文庫/1999年・初版
「稲妻よ、聖なる星をめざせ!」キャサリン・アサロ/ハヤカワ文庫/2000年・初版
「ウォー・サーフ 上・下」M・M・バックナー/ハヤカワ文庫/2007年・初版
「クラーケン 上・下」チャイナ・ミエヴィル/ハヤカワ文庫/2013年・初版

[コミックス]
「はいからさんが通る 番外編」大和和紀/KCフレンド/昭和57年・27刷
「A列車でいこう」大和和紀/KCフレンド/1990年・1刷
「やけっぱちのマリア1」手塚治虫/秋田書店/平成元年・21版
「のび太の大魔境」藤子不二雄/てんとう虫コミックス/昭和60年/3刷
「ねじ式・紅い花」つげ義春/小学館/1988年・初版
「スモール・プラネット」たむらしげる/青林堂/1985年・初版
「水晶狩り」たむらしげる/河出書房新社/1990年・再版

[絵本・児童書]
「じしゃくはめいたんてい」玉田泰太郎・ふくだいわお/童心社/1996年・7刷
「りんごがひとつ」いわむらかずお/銀河社/2003年・34刷
「ごんぎつねとてぶくろ」新美南吉童話選集/大日本図書/1973年・1刷
「しゅっぱつしんこう!」三田村信行・文 柿本幸造・絵/小峰書店/2003年・42刷
「しりたがりやのこいぬとおひさま」ヘルツィーコバー/偕成社/1984年・17刷
「タンタンの冒険旅行 青い蓮」エルジェ/福音館書店/1993 年・2刷
「少年少女シートン動物記1」オオカミ王ロボほか/偕成社/1983年・28刷
「少年少女シートン動物記2」灰色グマの一生ほか/偕成社/1982年・20刷

[その他]
「死ぬことと生きること」土門拳/築地書館/1974年・3刷
「酒談義」辰野隆編/日本交通公社版/昭和24年・5版
「自伝 泥棒」D・マッケンジー/光文社/昭和32年・初版
「日本酒入門」中尾進彦/カラーブックス/保育社/昭和49年
「やきもの入門」田賀井秀夫/カラーブックス/保育社/昭和49年
「歌麿」菊池貞夫/カラーブックス/保育社/昭和50年
「哲学の改造」ジョン・デューウィ/岩波文庫/昭和47年・5刷
「マチョ・イネのアフリカ日記」西江雅之/新潮文庫/昭和62年・初版
「日本の切手 1971」産報/1971 年
「氷川清話」勝海舟/講談社文庫/昭和49年・1刷
「草競馬流浪記」山口瞳/新潮文庫/昭和62年・初版


 今日の国分寺は曇り。雨降らないでねー!

 今日流れているのは、ビートルズ。「リボルバー」です。
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by yoshizo1961 | 2015-02-24 15:32 | 入荷情報 | Comments(0)

絵本は深く

 今日もお店を開ける準備で玄関前をほうきで掃いていたところ、小さな女の子とそのママが交差点の方角から歩いてくる。たぶんバスに乗るんだろうな、と想像する。

 その通りでお店の前のバス停へ。すると小さな女の子だけ、バス停には背を向けて、まだ準備ができていないお店に入ってしまう。外でほうき掛けをしながら見ていると、玄関口に置いてある絵本のカゴからお気に入りの絵本を見つけたらしく、ママに読んでとねだりはじめた。

 もうすぐバスが来るからと、取り合わないママ。ほどなくしてバスが来たのでそのまま乗車していった。バスに乗り込む前に、またねと声をかけると、小さな女の子が手を振ってくれる。

 どんな絵本が気に入ったのかなとカゴを見てみると、さっきの小さな女の子にそっくりな女の子が主人公の絵本だった。思うに子どもはほんとに絵本が好きで、ママに読んでもらえばうれしいんだろうな、と。

 読み聞かせをしてもらった経験がないので、その辺の絵本愛が希薄だというのは自覚していたけれど、何年かでもこうして取り扱っていると絵本のいいところも見えてきて、子どもにとっての絵本の存在は大きいのだと理解しはじめた。

 相変わらず詳しくないけど、面白いかどうかはなんとなくわかるような・・・。子どものみならず大人でも魅了する絵本というものもあるのだな、ということもわかってきた。絵本は深いなぁ、と。国分寺には「おばあさんの知恵袋」という絵本専門店があるから、わからないことは聞きに行けば教えてくれそうだし、もう少し詳しくならねばと。

 絵本・・・か。グッとくる絵本が読みたいな・・・誰か、いい絵本があったら教えてください。

 今日の国分寺は晴れ。雨もあがって異様に暖かいですな。

 今日流れているのは、オアシス。「(What's the ・・・」のアルバムです。久し振りに聴いたよ・・・
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by yoshizo1961 | 2015-02-23 13:59 | ちいさなお客様 | Comments(0)

過去へのタイムトラベル

 過去へのタイムトラベルの方法を見つけた!

 ・・・また始まったかって?いやいや、今度こそ科学的根拠に裏付けられてるよ!日経サイエンスに載ってた記事から考えたことだから。日経サイエンスに、記録した映像をバーチャルで観られる視覚装置(ゴーグルみたいの)と、それが観られるソフトがあればタイムトラベルできるっていうような記事があって。

 そこから考えたんだけど、リアルな全方向バーチャルが可能な視覚装置と、それを実行するソフトと、あらゆる映像情報(時間と空間すべての)があれば、その映像を撮り始めた時空までならタイムトラベルできるんじゃないか!?

 あらゆる場所、あらゆる方向、あらゆる時間、あらゆるすべての映像を撮る技術あるいはシステムがあれば、あとはどれだけリアルにその映像の中に入ったような気になれるかだけ!リアルとバーチャルと見分けがつかないくらいの技術ならすぐできそうだし。そうなれば、たとえばその映像のアーカイブスが20年前までだったら、20年前のあそこのあの時間といった指定さえすればその場所のその時間に行けるわけだから、要はその映像の情報が完璧ならいいわけじゃないか?

 それはどういうことかというと、あらゆる場所に24時間カメラが回っているということで、もうどんな細かいところでも撮らなきゃいけないし、360度の情報もいるわけで、とにかくカメラだらけということに。ただそのカメラがたとえば何かの粒子くらいだったら年がら年中そのあたりに漂って映像を取り込んでるとか、そんな技術ができればいいんじゃないだろうか。

 そのシステムができればほとんどスタートレックのコンピーュータ―の部屋みたいになっちゃう。でもいつかできそうだ。不可能じゃないもんね。そう思いませんか?・・・と、ここまで書いてもう一度日経サイエンスの記事をちゃんと読み直すと、そこらじゅうにカメラを設置して画像を記録しておくという箇所以外は、ほとんど同じ話だった・・・。まあ、とにかく過去へのタイムトラベルはできる!(正確には、過去へタイムトラベルした気になれる)ということでした。

 今日の国分寺は曇り。雨降りそうです。

 今日流れているのは、押尾コータロー。こんな天気には似合いますな。
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by yoshizo1961 | 2015-02-22 14:12 | お店あれこれ | Comments(0)

「そういえばさぁ、」創刊準備号

  みなさん、クルミドコーヒーっていうカフェを知ってる?西国分寺の駅の近くにあるおしゃれなカフェで、地元では有名なお店。いい感じの空間で、まったりとできるところなんだけれど、そのクルミドコーヒーが出版社もやっていると知ったのは、詩人でエッセイストの小谷ふみさんの著作に出逢ったことから。小谷さんの「やがて森になる」を出した出版社がクルミド出版だったというわけ。

 それからの縁でクルミド出版の小谷さんの本をお店でも置かせていただいている。そんな経緯から、クルミド出版でバリバリ働いている今田さん(20代後半の好青年)とも知り合いになった。たまにお店にも顔を出してくれて、好きな本を買ってくれるありがたいお客様でもある。その今田さんが、雑誌を創刊するというじゃないか!

 話には聞いていたので、どんなものができるのか楽しみにしていたら、どうやら最近創刊準備号がでたらしいという情報が。フェイスブックによれば、(クルミドコーヒーに行かねば買えないと思ったら)国分寺南口の国分寺マンション地下のアンティークアベニューにある「おばあさんの知恵袋」にも置いてあるという。

 「おばあさんの知恵袋」は三田村慶春さんという国分寺の生き字引ともいうべき方がやっておられる絵本のお店。読み聞かせやコンサート、ギャラリーも併設していて、こちらも国分寺では有名なスポットだ。最近三田村さんもご自分の絵本を出版されている。その絵本をうちのお店でも置かせてもらおうかな、と思っていたところだったので寄るついでに買ってこようと思っていた矢先に、創刊準備号を携えて、今田さんご来店。

 おー、できましたか!と、手渡された小冊子をしげしげと。A4二つ折りくらいのサイズでシンプルなデザインの雑誌なのであった。タイトルは「そういえばさぁ、」。コンセプトをそのまま表現したズバリなタイトル。ひらがなの字面からくる印象もほっこり感があっていいんじゃないか?などと、手のひらの上でころころ転がして見ていると、おおっー!まどそら堂を描いたイラストが、裏表紙のど真ん中に載ってるじゃないか!

 やったー!と喜んで、載せてくれたんだー、ありがとねーと言いながらも、ウン?これって・・・?タイトルの「そういえばさぁ、」の下に、“最近あの本屋、なくなったよね・・・”って書いてあるじゃない!中をよく見ると、特集が”そういえばさぁ、あの本屋、なくなったよね・・・“で、国分寺における本屋の歴史を、国分寺で本に関わってきた方たちの証言というかインタビューでもって追っかけている内容だった。本屋地図も載っていて、そこにはもうすでにない本屋と現在営業中の本屋が混在したものになっていたから、国分寺での本屋の栄枯盛衰を垣間見れるので、面白いだけでなく資料性もあっていい感じなんだけど、表紙の”そういえばさぁ、あの本屋、なくなったよね・・・“というヘッドコピーを見た後で裏表紙のうちのお店のイラストを見ると、なんだかうちのお店がなくなっちゃったみたいな印象を受けるじゃないかー!と。

 こ、これってどうよ?という表情で今田さんの顔を覗くと、あー、そういえばそうですねー・・・と言いながらも顔はニコニコ笑っているのであった。今田さんというのはそもそも顔が常ににこにこしているので、笑っているのか普通なのかわからないんだけど、そこまでは考えていませんでした的なさわやかさで笑っているので、こちらもいっしょになって笑ってしまい、おいおい、これはネタで使わせてもらうよ、とツッコミを入れても、いいですよー、どうぞどうぞとかわされてしまうのだった。

 そんなわけで、「そういえばさぁ、」創刊準備号、まどそら堂にもあります!国分寺の本屋の歴史が一目瞭然!小谷さんも寄稿してるよ!西国まで行けない方は、まどそら堂でお求めください。創刊号が楽しみだー!(いつか中身に載せてくれー!)

 今日の国分寺は晴れ。暖かい?お知らせ:對木裕里さんが出品している展覧会”Feb"は明日まで。神奈川県民ホールギャラリー第4展示室にて。お近くの方はぜひ!

 今日流れているのは、イーグルス。ベスト盤です。
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by yoshizo1961 | 2015-02-21 14:42 | お店あれこれ | Comments(0)

究極の答えとは・・・

  こんにちは。今日も左肩が痛み、右側の腰と背中の真ん中あたりがズドーンとするので、なんだかんだとしなければならないこともいまいち動きが悪く、しかもこの世の理だとか宇宙の果てなどどう考えても解らない事柄ばかり気になって、しかもそんなこと考えてるヒマがあったら本の整理でもしろよと自分でツッコミをいれているばかりで、何にもしてないというか、思考もからだも停止状態。

 こういう時には美味しいスイーツでも食べて頭に養分を与えなければならないなどと都合よく考えてみるが、店をほっぽって買いに行くわけにもいかず、今食べるなら大福よりリキュールの効いたフランス系スイーツかな、と思ってみるだけで我慢する。

 どこも痛くない絶好調の状態で、財布は満タン、おろしたてのイカす服を着て数日遊び歩く・・・などと考えてみようとするが、どうにも現実感がなく、うまくイメージできない。想像するだけでも、現実逃避の最たる手段だったがそれすらできない低調思考。こういった毎日の波の高低は誰にもあるだろうが、古本屋だったら、高価なレア本が数冊売れてくれればいきなり波が高みに届くだろうに・・・とは思うが現実はそうではないのでまたしても低い波に没入。

 こう愚痴ばっかり言ってると、読んでくれている方にも失礼だと思うので、唐突だけどさっきまで考えていた、宇宙とか生命の究極の答えとは何かという問いについてお答えしようと思う・・・その答えはこれまた唐突だけれど、「42」である!なんだそれって?

 グーグルで生命、宇宙、すべての答えって検索してみればそんな答えが・・・。とまあその話はSF小説の「銀河ヒッチハイク・ガイド」ダグラス・アダムスの話。SF好きには有名な問いで、グーグルもジョークで載せている(ほんとの話です)ので、検索してみてください。つまりいつものごとく愚痴話から本の紹介に無理矢理ひっぱっていこうとしているんだけど、よく考えたらずいぶん前に「銀河ヒッチハイク・ガイド」は売れてしまっていて、いま在庫してなかった・・・。

 コンピーュータ―が750万年かけてその答えをはじき出そうとして、ついにその答えが出るわずか5分前に地球が・・・とにかくおバカなコメディSF。低調な時こそこんなSF読んで低い波を打ち砕こう!うん、なんとか愚痴から本の話につながった!

 今日の国分寺は晴れ。少し曇ってるかな。

 今日流れているのは、クリンぺライ。基本に立ち返って・・・。
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by yoshizo1961 | 2015-02-20 13:44 | Comments(0)

卒業旅行と「深夜特急」

 もうすぐ卒業シーズンですな。今ごろは卒業旅行に行く時期?自分たちの頃はそんな旅行はなかったような・・・うらやましい今日びの学生さんたち。

 旅行本の定番というか、バイブルと言ってもいい沢木耕太郎の「深夜特急」。読んだことが無いという学生さんがいると強力におすすめしているので、うちの鉄板本となっている。単行本だと3冊、文庫本だと6冊だけど、最初の香港・マカオ編で打ちのめされた人は必ず続きを買いに来てくれる。インドあたりがディープなのでどうしてもその辺りまでは読んでもらいたい。ゴールのイギリスまで読み切れば、旅行という概念も変わるだろうと思う。

 旅というものは人を成長させてくれるもの・・・と、どこかで聞いたことがある。たしかにその通りだと思う。物見遊山な旅であっても、なにがしかの感慨を持ち帰る。その特別な感慨を味わいたくてまた旅に出る。そんな旅を繰り返しているうちに人間味がひとまわりもふたまわりも大きくなる。

 海外なら、行った先の文化や歴史・地理に触れるだけでいろんなことが感じられる。カルチャーショックもいい意味で刺激になるしね。国内だとやはりどこへ行っても同じ言語の同じ顔の暮らしだから、自分から差異を見出さないと面白味が無い。いやいや、国内であっても、違う場所に行けばそこはそこであらゆる差異を発見できる・・・というのはたしかにそうだが。要はその人次第ということか(あたりまえですな)。

 お店で、今年卒業の学生さんたちから卒業旅行の話を聞いたりするので、そんなことを考えた。就職したら、おいそれと長期の旅行には行けなくなるしね。去年のこの時期、卒業を控えて進路に悩んでいた学生さんに「深夜特急」をすすめて、旅に出ちゃえば?とそそのかしたことがあるけど、あの学生さんはどうしているだろう。古本屋のオヤジの話を真に受けて、インドあたりで沈没してはいまいか・・・ちょっと心配です(笑)。

 今日の国分寺は雨。雪もチラホラ。さみいなぁ。昨日もお知らせしましたが、都合により、明日18日(水)は臨時休業、翌19日(木)は定休日で連休させていただきます。お店、ブログともにまた金曜日に。お待ちしております。ではではまた。

 今日流れているのは、ビョーク。「ポスト」です。
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by yoshizo1961 | 2015-02-17 15:19 | お店あれこれ | Comments(0)

骨皮さんの新作

 久し振りに骨皮筋さんからハガキをいただいて、その便りに以下の詩が添えられており、いつものごとくこの場で出してくれということなので、今日は骨皮さんの発表の場ということに。では、どうぞ。


「たちどまる」 骨皮 筋


 人間はどうしてこうしているのかな

 人間はどうして殺し合うのかな

 人間はどうして生きているのかな

 幸せになりたいです、そうですね、僕もです

 人間はどうして苦しいのかな

 人間はどうして淋しいのかな

 どうしたらいいのかわからない時、相談できる人はいますか

 人間はどうして泣くのですか 

 泣けることってなんですか

 ああ、

 空は青い、涙が出る、息ができない

 やることなすことすべてが裏目になるのは

 思い切り腕を振り上げて泣き叫ばないからだろう

 そうすれば生きていけるのに

 人間は。


 ※骨皮 筋(ほねかわ すじ):昨年5月の詩の展覧会に出品していただいた詩人(自称)

 
 世相と自分について書いたんですかね。骨皮さんにしてはソフトな感じがします。骨皮さんはどうにかやってるみたいだけど、またお店の方にも顔を出してもらいたいものです。そうはいっても色々あって・・・という言葉も書き添えられていました。書き続けていれば、いずれどうにかなると思う・・・というのは違いますか?違ってたらごめんなさい。でもまた連絡してください。よろしく!

 今日の国分寺は晴れ。月曜日ですね。明日また告知させていただきますが、今週は都合により、水曜日は臨時休業、木曜日は定休日ということで連休させていただく予定です。

 今日流れているのは、一柳慧。マリンバの作品。お店がいきなりアールヴィヴァンか日曜美術館風になっています。
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by yoshizo1961 | 2015-02-16 14:56 | 詩あれこれ | Comments(0)