2017年 08月 12日 ( 1 )

古い本の魅力

 古い本の魅力って何?・・・というところについて考えてみた。

 あくまでも私見の範囲を越えない考察ではありますが、僕が感じてしまうところは、あの経年劣化の美しさと褪めて落ち着いた色合いと手触り、そして古ぼけた匂いと共にその本が経てきた時間を想像してしまうところかな。想像というより、その本に感応してしまうということかも。

 古い本にはその本独特の何か、というか宿っているような何かを感じてしまうことがたまにあるんだけど、いまだかつて、いやな感じの本には出会っていない。うちの本棚の最上段とか本箱の洋書とかの中にもそんな宿っていそうな本が数冊あるけど、みんないい感じというか、ゆったりと時間を過ごしてきて、何も言わないんだけど存在感を醸し出しているというか。うちの本たちを守ってくれているような気もするし、やっぱそんな古い本っていい感じなのです。

 自分の中で、古いものに感ずる愛着とは別に、知と理が詰まった「本」というものに特別な何かを抱いているのかも。言葉というのは情報という面だけでなく、それそのものを言い表すものであるし、そんな言葉の集積である本が時間を経て、なおかつ凄みを増すということがあるんだろうなと。

 古い、いい本に出合うとうれしくなります。だから古本屋になったのかな・・・。

 今日の国分寺は晴れ時々曇り。

 今日もブライアン・イーノです。
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by yoshizo1961 | 2017-08-12 13:33 | 本あれこれ | Comments(0)