2017年 01月 25日 ( 1 )

戸梶圭太の『なぎら☆ツイスター』読んでみた

 戸梶圭太の『なぎら☆ツイスター』を読んでみた。

 ノワールもの?くらいの感覚で読み始めるが、もちろん噂通りの戸梶節炸裂の仁義なき戦いなのであった。

 エログロのグロはまだオーケーな俺だが(なんとなく戸梶的になってる)、エロのほうはちょっといらないかも。煽情的というよりなんか苦しい・・・。グロい表現はまだね・・・。お話の展開も、これでもかー的つきまわしでちょっと疲れるんだけど、そんなこと言ってもついつい続きを読みたくなって、文庫版600ページ読み切った。

 那木良という架空の過疎の町で起こるやくざな戦い。読んでてやさぐれてくるかといえばそういう世界でもなくて(ま、戸梶的気分にはなってくるが)、でも気持ち悪いとこ飛ばしてもやっぱドツボ的退廃感にどっぷり、それでも展開が早いので停滞することなく読み進められるエンターティンメントな小説。

 でも何か残るかと言えばそうでもない・・・なんというか時間つぶしに場末の映画館にフラッと入って観たいわけじゃないけど観るともなしに観ていたら、どんどん引き込まれて居眠りもせず最後まで観てしまった・・・って感じ?エンドロールまでじっくり観て映画館を出てからあれは何だったんだろうって感じかな。

 香港映画のノワールものに感化されて育ったので(笑)、こうした話は割と好きなほう。戸梶圭太、また他の読んでみようかな。

 今日の国分寺は晴れ。寒いですなー、ほんと。

 今日流れているのは、クロノス・カルテットです。
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by yoshizo1961 | 2017-01-25 13:45 | 本あれこれ | Comments(0)