NHK日曜美術館黒潮の系譜『田中一村作品集』が、再入荷。
縦35㎝×横26㎝という大きな版のこの画集は、田中一村の作品を知るには絶好の作品集となっている。一村については以前にも書いたことがあり、それでもこの画集を見ると、また何か言いたくなるという不思議な魅了を持った作品集なのである。
ていうか田中一村の絵を生(なま)で観ることができればその凄さにたじろぐこと請け合いで、この作品集でもってしても生(なま)の迫力には及ばないが、その片鱗には触れられるのである。「アダンの木」の背景のさざ波など泣けますよ。
田中一村の画家としての生活やその画業についてどうのこうのは今回は触れないが、ま、とにかくこのでっかい作品集で一村の力ある絵と対峙して、ううっとなってほしい。この画集は探せばその辺にいっぱいある気がするが、実際はそうでもなくて、しかもでかいのでネットで買う場合なんか送料がバリバリかかるわけであるので、ここはひとつまどそら堂で買っておくか・・・ていうのがベストだと(笑)。
ま、それはいいとして、『田中一村作品集』おすすめです。
今日の国分寺は晴れ時々曇り。風が冷たい。
今日流れているのは、ポール・マッカートニーです。