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ほろ酔い夜話 第八夜!

 ほろ酔い夜話第八夜、無事終了。

 今回も盛り上がりました!モリモリ!ていうか自己紹介が終わった直後からいきなり朗読が始まったので、ペース早くないか?くらいの出だしだったけれど、参加者さんたち全員で12名だったし、みなさん意外と長めだったので時間も押したのでした。ま、ゆっくりゆるゆると・・・なペースだったら最終乗れなかっただろうしなー(笑)。

 今回は社会派が多かった!そんな印象。マンガを読む人いなかったし(笑)。それにもう超驚きの展開(自分的にだけど)もあったりでとにかく面白かったです!

 朗読の最中ではなかったけれど、歓談中に普通にお客様が入って来られて、普通に本を買って行かれたという(笑)、それは普通なんだけどなんか不思議な感じで、今回は印象深いほろ酔いとなりました。

 みなさんどんな本を読まれたかというと、まずは谷川俊太郎から始まり、ポリス・ヴィアン(フランス語付き!)、ボブ・ディラン関係、(刑務所のほろ酔い?)プリズン・ブッククラブ、アウシュビッツ、よみがえれ多摩湖線、おなじみ茨木のり子、私の浅草の沢村貞子、リリーフランキーが書いたみすゞの本のあとがき、さんびきのこぶたのパロディの3びきのかわいいオオカミ、苦海浄土の石牟礼道子、そして川崎洋編のこどもの詩・・・。ほろ酔い人達の澄んだ声がスポットライトの光の中で渦巻いてエクトプラズムと化し、国分寺の夜空に溶けてゆくのでした。

 なかでも驚いたのは、ほかでもないこのまどそら堂国分寺日記(「よみがえれ多摩湖線」)を読んでくれたSさん。うれしくて泣けました(ほんと)。手前みそなのでここではこのくらいにしておいて、今度あらためて国分寺日記について書いてみたいなと。Sさん、ありがとうございます!

 照明係をしながら聴いていたけれど、みなさん、すごく語る(笑)。ていうか主張をちゃんと持っていてそれをちゃんと表明する・・・これはできそうで、かといって、そうでもないのでみんなすごいなーと。自分は自分の思っていることを人前でちゃんと言えるかなーと、自分に立ち返って考えてしまいました。自分の思っていることをちゃんと言えるのはすごいことです。

 朗読を自分のものにして(上手い下手ではなくて)他者に対して(自分の中の自分にも)表現できるみなさんに敬意を。さいごの子どもの詩にはグッとなりましたが、そういう言葉に出逢えることがうれしいです。

 もちろん他にも楽しい朗読、笑いが溢れる朗読ありで、ほろ酔い夜話の多様な面白さを再確認した夜でした。

 次回は春ですな。芽吹きの頃、お待ちしております。

 今日の国分寺は晴れ。暖かいです。

 今日流れているのは、ボサノバ系です。
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by yoshizo1961 | 2017-02-11 18:22 | ほろ酔い夜話 | Comments(0)
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