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春はSF

 棚を移動したり、本の入れ替えなんぞをし、SFの文庫(ハヤカワ・創元・サンリオ)は低層の棚にひとまとめにしてみた。SF好きならハヤカワの青い背に反応するはずという、玄関から正面性を持った位置に配しているのですぐ目に入るはずなのだ(SF好きにはね)。

 しかししかし、SFはもうそんなに受けないのかなー、と思えるほど反応なし。ま、古くさいのばっかりだからか?スタンダードなSF中心で、最近の傾向のものがあまりないから?

 また血湧き肉躍るSFを読みたいもんだ。『虎よ!虎よ!』みたいな。え、古い?・・・そ、そう?そういえば、ちびまどの頃よくお店に来ていたSF好きの学生さんはどうしちゃったのかなー。とんとお見えにならないのは、就活、いやもうとっくに就職したのかもな。就職すればSFどころじゃないかもね。

 SF・・・たしかに現実の方で手一杯だと手に取ることもないかもね。現実離れした話は時として白けることもあるし。けれども人生も現実もぶっ飛ぶくらいのSFがあったら。人それぞれ相対的に感ずるわけでどれがぶっ飛んでどれがぶっ飛ばないのかは何とも言えないけど、センスオブワンダーというものは、いつの時代のだれにでも同じように感じられるものだと思うので。

 最近の流行の作家さんももちろんいいと思うけど、ハインラインとかPKディックとか今や古典みたいな作家もいい味ありますよ。春はSFでいかがですか?

  今日の国分寺は曇り時々雨。寒いです。

 今日流れているのはビートルズ。アビーロードです。
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by yoshizo1961 | 2016-04-03 16:09 | SF・ミステリ | Comments(0)
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