買取で思う事

 この時期は、買取希望のお客様が多いので、ほぼ毎日何かしらの本を買わせていただくのだが、おおっ!という本が出てくると、うれしい反面、買取予算の心配もしてしまうというのが正直なところ。

 しかししかし、正直買えない本もある。いや、できるならばわざわざ重たい本をお店まで持って来ていただいているのですべて買取したい気持ちはやまやまだけども、こればっかりは申し訳ありません、という本にもたびたび出合う。

 どんな本が買えないのかと言われてもケースバイケースなので、なんとも言えないけれども、例えば百科事典はちょっと・・・とか、もう触るのもはばかられるほどの埃まみれ本とか。どんなに埃まみれでも中にはいい本はあるとは思うんだけれども・・・。

 要らない本だから売るのだと言われると、その要らない本はやはり誰も要らないんじゃないだろうかと思うときもある。持っていたい本だけども売らざるを得ないという本は、それなりに売れていく。廃品回収に出す、と古本屋に売る、の境はどのあたりなのか。状態は廃品回収だけれど、それでもいくらかになればいいか・・・という本に出会うと少し悲しい。いい本だということはそれは売る方も買う方もわかっていても、この時勢では売れないだろうという本に出会うとこれもまた悲しい。

 買わなきゃ成り立たないので戯言を言っていても仕方ないが、もう毎日のことだと考え込んでしまうのだった。

 今日の国分寺は晴れ。いい天気のためドア開放中。

 今日流れているのは、クロノス・カルテットです。
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by yoshizo1961 | 2016-03-15 14:46 | お店あれこれ | Comments(0)
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