時間を旅する本

 昔の黒っぽい本(戦前から戦後すぐあたりの)の中には、内容よりも本の装丁とか活字の文字とか紙質とかいい感じの本が結構あるので、書籍としての価値よりも、そんな雰囲気重視で並べているものもある。

 ただそんなに売れることはない。というよりほとんど出ない。カッコいいと思うんだが(笑)。たしかに読む気はしないというか、古語っぽくてというか旧仮名が読みにくいというか(笑)。

 でも装丁がいいなーというものは、たとえばお部屋のインテリアとして飾ったりとか、お友達へのプレゼントとかいいと思うんですが(笑)。いやいやわりとまじめに言っています。

 でもそれにしたって戦前からなら軽く100年くらい存在しているということで、いったいどうやってそんなに長い時間捨てられもせず人から人へ渡り歩いてこうして残っているということがすごいと。

 器物に宿るなんとかみたいに、こうした本にもなにかしら宿っているのかもしれないですな。けっして怖い系の変なモノじゃなくて、静かな精霊のような。一冊くらいいつもカバンの中に忍ばせておいて、時間のある時にそっと取り出して手の中でその精霊を感じてあげればきっとすばらしい幸運を呼んでくれるかも・・・。うちのお店の奥にある木箱棚の上あたりにある本がおすすめ(笑)。どうぞよろしく!

 今日の国分寺は曇り。スカッといきませんな。

 今日流れているのは、またまた押尾コータローです。
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by yoshizo1961 | 2016-02-23 14:07 | 本あれこれ | Comments(0)
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