誰もいない

 先日、久し振りに寅さんを観たんだけれども、40年くらい前の日本の風景っていいなぁと思うのだった。高度経済成長の始まりから終りくらいまでの日本って、何やかんやと言ってもまだまだいい感じだったんだなぁと。

 昭和40年代くらいって、いまの中国みたいに大気汚染やらヘドロの海とかもうすごいことになっていた気がするけど、それでもなんだかのほほんとしていたような。道の畔や川のほとりには雑草ではあってもきれいな花が群生していたり、家並みも木造の古い家ばっかりでなんだか落ち着くし。

 自分だって子供の頃にその時代を過ごしてきたのだから、記憶もあるしその頃の空気も憶えている。今の家並みはほとんど新建材の家ばかりで、あの頃より大気や川はきれいだけれどどこもかしこも画一化してどこにいっても同じ。

 未来はどうなっているんだろうね?100年、いや50年先の未来にはこの世はどうなっているんだろう?寅さんの風景はどういう風に見られるのか?僕らが江戸時代を想像するような感じなのかな?もちろんその頃にはこの世にはいないと思うので知りようもないが、寅さんの頃を回想して懐かしがっている人はいないのだということが不思議と言えば不思議。100年くらい経つと世界はまったくちがう世界になっているというか、当時の人が一人もいないということが。自分と同世代の人は、というか自分を含めて友達とか知り合いとかみんないない世界がいずれ来るわけで、その後の日本はいい感じの風景になっているのかなんてことも知りようもない。さて、また寅さんでも観るかな・・・。
 
 今日の国分寺は曇り。体がだるいです・・・

 今日流れているのは押尾コータローです。
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by yoshizo1961 | 2016-02-22 13:19 | SF・ミステリ | Comments(0)
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