まどそら堂

  何で古本屋なんてやってるんだろう?って考えだしたら胃がキリキリ痛む。自分が選んだ道だから(道ってほどエラそうなもんじゃない)、?マークはつかないが、たまに自問するときもあったりする。

 先日、学芸大の学生さんが講座のためにお店のことを色々インタビューしてくれて、話をしている時は威勢よくまっとうなことをつらつらと喋ったりするわけだけれど、ふと空いた会話の合間にそんな自問がフッと浮かぶのだった。

 古本屋は楽しいよ。お客様とも話ができて、だいたいが本好きで。アート関係の話も通ずる人も多いし。国分寺はそういう文化系の人が多いのかわからないけれども、話ができる人が多くて面白い。

 そういったコミニケ―ションがとれる場ということなら、カフェでも呑み屋でもいいのかもしれないとも思う。けれどもそういう方向に向かわないのだから、やっぱ古本屋なのだろうか。昔の人は、食い詰めてやることも無くなったら古本屋にでもなるしかないかなどと言うのが文化人的敗北の弁だったらしいが、ま、そんな楽なこともなく、しかしまっとうな古本屋さんを営なもうとしているわけでもないようなそんな自分。

 古本と新刊本もあり、かわいい雑貨やレトロでキッチュなものも扱って、それでカフェもありバーもあり、居酒屋と定食屋でもあるそんな食の空間と、もちろんギャラリーもありミニシアターもあり、ライヴもできてイベント満載で、店の裏には自家農園があり店の中庭にはくつろぎスペースがありバーベキューもできてそれでいて駅の近く・・・というそんな店を国分寺でできたら最高。運営は若い人たちにやってもらって自分は夕方くらいから顔をだせばいい・・・なんて店だったらもっといい(笑)。

 夢・・・とかじやなくてそうなるよう日々想念していることが大事。バーカと言われようが、できるわけないじゃんと小ばかにされようが、想念していれば成るのである(と思う)。

 凸凹な毎日で、気が触れそうなことばかりでも、とりあえずお店を開ければ座る場所があり、落ち着いていれば落ち着いてくるもの。今日もまどそら堂に救われる自分であった。

 今日の国分寺は晴れ。少し曇り?明日は木曜日なのでお休みです。また金曜日に。明日はお店のレイアウトをすこしいじるのでシャッターが開いているかもしれませんがお休みです(笑)。

 今日流れているのは、Yasuaki Shimizu のバッハのサキソフォンの、です・・・
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by yoshizo1961 | 2016-02-03 14:53 | お店あれこれ | Comments(0)
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