「そういえばさぁ、」創刊準備号

  みなさん、クルミドコーヒーっていうカフェを知ってる?西国分寺の駅の近くにあるおしゃれなカフェで、地元では有名なお店。いい感じの空間で、まったりとできるところなんだけれど、そのクルミドコーヒーが出版社もやっていると知ったのは、詩人でエッセイストの小谷ふみさんの著作に出逢ったことから。小谷さんの「やがて森になる」を出した出版社がクルミド出版だったというわけ。

 それからの縁でクルミド出版の小谷さんの本をお店でも置かせていただいている。そんな経緯から、クルミド出版でバリバリ働いている今田さん(20代後半の好青年)とも知り合いになった。たまにお店にも顔を出してくれて、好きな本を買ってくれるありがたいお客様でもある。その今田さんが、雑誌を創刊するというじゃないか!

 話には聞いていたので、どんなものができるのか楽しみにしていたら、どうやら最近創刊準備号がでたらしいという情報が。フェイスブックによれば、(クルミドコーヒーに行かねば買えないと思ったら)国分寺南口の国分寺マンション地下のアンティークアベニューにある「おばあさんの知恵袋」にも置いてあるという。

 「おばあさんの知恵袋」は三田村慶春さんという国分寺の生き字引ともいうべき方がやっておられる絵本のお店。読み聞かせやコンサート、ギャラリーも併設していて、こちらも国分寺では有名なスポットだ。最近三田村さんもご自分の絵本を出版されている。その絵本をうちのお店でも置かせてもらおうかな、と思っていたところだったので寄るついでに買ってこようと思っていた矢先に、創刊準備号を携えて、今田さんご来店。

 おー、できましたか!と、手渡された小冊子をしげしげと。A4二つ折りくらいのサイズでシンプルなデザインの雑誌なのであった。タイトルは「そういえばさぁ、」。コンセプトをそのまま表現したズバリなタイトル。ひらがなの字面からくる印象もほっこり感があっていいんじゃないか?などと、手のひらの上でころころ転がして見ていると、おおっー!まどそら堂を描いたイラストが、裏表紙のど真ん中に載ってるじゃないか!

 やったー!と喜んで、載せてくれたんだー、ありがとねーと言いながらも、ウン?これって・・・?タイトルの「そういえばさぁ、」の下に、“最近あの本屋、なくなったよね・・・”って書いてあるじゃない!中をよく見ると、特集が”そういえばさぁ、あの本屋、なくなったよね・・・“で、国分寺における本屋の歴史を、国分寺で本に関わってきた方たちの証言というかインタビューでもって追っかけている内容だった。本屋地図も載っていて、そこにはもうすでにない本屋と現在営業中の本屋が混在したものになっていたから、国分寺での本屋の栄枯盛衰を垣間見れるので、面白いだけでなく資料性もあっていい感じなんだけど、表紙の”そういえばさぁ、あの本屋、なくなったよね・・・“というヘッドコピーを見た後で裏表紙のうちのお店のイラストを見ると、なんだかうちのお店がなくなっちゃったみたいな印象を受けるじゃないかー!と。

 こ、これってどうよ?という表情で今田さんの顔を覗くと、あー、そういえばそうですねー・・・と言いながらも顔はニコニコ笑っているのであった。今田さんというのはそもそも顔が常ににこにこしているので、笑っているのか普通なのかわからないんだけど、そこまでは考えていませんでした的なさわやかさで笑っているので、こちらもいっしょになって笑ってしまい、おいおい、これはネタで使わせてもらうよ、とツッコミを入れても、いいですよー、どうぞどうぞとかわされてしまうのだった。

 そんなわけで、「そういえばさぁ、」創刊準備号、まどそら堂にもあります!国分寺の本屋の歴史が一目瞭然!小谷さんも寄稿してるよ!西国まで行けない方は、まどそら堂でお求めください。創刊号が楽しみだー!(いつか中身に載せてくれー!)

 今日の国分寺は晴れ。暖かい?お知らせ:對木裕里さんが出品している展覧会”Feb"は明日まで。神奈川県民ホールギャラリー第4展示室にて。お近くの方はぜひ!

 今日流れているのは、イーグルス。ベスト盤です。
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by yoshizo1961 | 2015-02-21 14:42 | お店あれこれ | Comments(0)
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