夏から秋へ

 もう、秋ですな。

 ひまわりが咲く庭で。大気は白と青。あたしはひまわりの花の下でおじぎする。誰にって?夢から覚めて起き上がれば、黄色い黄色いひまわりの、あした咲いたらと声がする。やわらかな風が葉を揺らすのは、白い空気と青い空。あの輝きの青空、手に届かないからひまわりのその黄色で中和すれば、ああ、だから言ったじゃない。種は食べられるって。ひまわり油をからだに塗って、ねっとりした黄色い夏におもねたい。(春野さくら第一詩集「ひまわりが咲く庭で」より 同タイトル)

 なんだか秋だけれど、お店の脇で鉢植えに種をまいたらひまわりが咲いたので(もう枯れてきました)この詩に目がいったのかな。とはいえ、もう秋ですな、ほんと。お店の前に風で舞ってくる葉っぱもなんとなく秋の色ですな。

 どんぐりころころどんぐりこおいけにはまってさあたいへんどじょうがでてきてこんにちはぼっちゃんいっしょにあそびましょぼっちゃんいっしょにあそんだがなんだかおうちがこいしくて・・・・・・途中から間違ってると思うが、どんぐりころころ、の季節ですな。はぁー。こないだどんぐり拾ったので。

 秋刀魚喰ゐたや金はなし
 否そんな秋刀魚如きのお代すら
 事欠くけふの懐の侘しきことかなおとついの
 あの言葉さへ言はなければ
 此処にかうして小銭の幾つかをものとして
 煙い七輪抱へて貪り喰う秋刀魚の骨のいとしさよ
 さう思へば悪かったあやまらうこのたうり
 であるからサンマ喰はせておくれなお願ゐだ
 (新明治詩集(2)坪田多五朗「秋」より)

 サンマ食べたくなってきた。ジジっと焼かれて焦げ目のついた油ののったサンマ!大根おろしを添えて、熱々のところを。うっ、うまそうだ。秋はサンマですがな。ご飯は栗ご飯がいいですな。仕込みのとき剥くのが面倒だが、ホクッとしてほんのり甘い。栗ご飯の詩はなかったか?・・・見つからない。

 そして月見ですかな。やっぱ。河原に行ってすすきの一本も探してきて、団子でもこさえますかね。月見酒、っていうのもいいですな。

 月見の詩も見当たらないので、この辺で。今日は秋と、関連する詩を並べて風情たっぷりに組み立てたかったけどうまくできませんでした。要するに秋ですな、ということです。ではでは。

 今日の国分寺は晴れ。いい天気です。

 今日流れているのはフランク・ポール。ポコポコ系です。
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by yoshizo1961 | 2014-09-09 14:04 | お店あれこれ | Comments(0)
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