「みなさん、さようなら」成瀬みやか

 成瀬みやか。東経大3年生。近々消滅する、21世紀プログラムの学生。

 あはははは
 あはははは
 先生さようなら
 みなさんさようなら

 ・・・って、元も子もないというか、身もふたもないというか。さらっと言ってくれたわりには、何か一物ありそうな始まりだ。後述する「へらずぐち」創刊号表紙のイラストレーション(こちらも成瀬みやか作)からインスパイアされたであろうこの詩のあっけらかんとした失望感は、本当のところは、本人が目指すであろう希望の裏返しのようにも見える。

 希望に満ち溢れて、大きく手を振って歩きたいのにそうさせてくれない社会と自分自身に、ひとこと言っておきたい。それは独りよがりな不満でも愚痴でもない。日々、考えて考えて出した答えが、あっているのか間違っているのかそれが知りたいだけ。多少ひねくれているかも知れないし、物事を斜に見てるところもあるかも知れない。けれども、ただ物事の本質を知りたいだけなのだ・・・・・・っていうのは、彼女の詩を詠んで、勝手に想像を膨らませた感想だ。まったく違うのかも知れないが。

 この詩に触れた方は、この詩は小学生が書いたものだと誤解するので面白い。よく詠めばそんなこともないと理解されるが、ほー、小学生の作品もあるんだねと、みんな言う。何故か?・・・それはお店で。 

 詩の制作以外にも、文章も書き、身体性を持ったパフォーマンスもし、小説も書き、マンガも描く万能型タイプ。大学では教養研究会なるサークル活動もし、「へらずぐち」というマガジンも発行している。まどそら堂の「虎の穴」では中心メンバーとして気焔を吐く。こういった何から何まで表現し倒す逸材にはそうそうお目にかかれないと思うので、興味のある方は「虎の穴」へどうぞ。こちらも→成瀬みやかフェイスブック
 今日の国分寺は晴れ。今日は少しへばり気味、気合いをいれなければ!

 今日流れているのはボブ・ディラン。「HIGHWAY 61 REVISITED」です。
b0304265_17252616.jpg

 
[PR]
by yoshizo1961 | 2014-05-19 17:20 | 展覧会情報 | Comments(0)
<< 「絶望と青空」骨皮 筋 「詩的遊戯」新田倫平 >>