京都の古本屋さん

 昨日の恵文社つながりで京都の古本屋さんの話を。

 恵文社さんに唸ったあと、古本屋巡りを敢行!あらかじめ調べておいた古本屋さんを廻るが、なにぶん地理にも疎いし方向音痴で目当てのお店に行くまでが一苦労。やっとこさたどりついたら休みだったり。東京の古本屋も京都の古本屋も大きな違いがあるわけではないが、どことなく京都の古本屋さんは、のんびりほっこりしている気がするのは京都弁のせい?

 まずは恵文社の近くにある萩書房さんへ。一乗寺駅をはさんで恵文社さんの反対側に位置しているこじんまりとしたお店。お店の前にはオリジナリティー溢れる立て看板が置かれ、お客様を招いている。これは京都のめぼしいお店に共通していた事例で、手描きの、上手いのかヘタクソなのかよく判らない看板がどのお店にもあるのだった。萩書房のご主人はお客様との会話に熱中されていたので、じっくりと棚を拝見できた。レアなSFの文庫を一冊購入。文庫なれど清水の舞台から飛び降りる心持ちで買ったのであった。

 萩書房さんから白川通りを南へ。しばらく歩くと半分だけの車の、なんだかへんてこなオブジェがディスプレイされているやたらと目立つお店が。これがまたユニークな本屋、ガケ書房さんである。個性的な本と個性的な棚、面陳で置かれた本がずらり。こちらでは古本屋さんがする本の結束のしかたが載っている小冊子と草間弥生の本を購入。

 ガケ書房さんからまた南へ。今出川通りまで出て右折すると、これまた超有名な善行堂さんが。善行堂さんのお店の前にも手描きの立て看板。やっぱりこうなんだろうなーと思える感じ。善行堂のご主人は、帳場の前にどかっとボーズのいい音の出るプレーヤーを置き、瞳を閉じたままジャズを聴き入っておられた。片肘を頭にあて陶酔されていたので声をかけるのもはばかられ、何も買えなかった。恐ろしいほど大音量だったので、そおっとボリュームを落としたら怒るかなぁと思ったらやってみたい衝動にかられ、無意識にボリュームに手が伸びそうになったがなんとかこらえた。

 とにもかくにも立て看板に関してはとても参考になった。というより、そのほのぼのさ加減に気が楽になったというか。うちのお店の立て看板も、ほのぼの感を前面に出したくて自分で描かずにふたりの姪っ子に片面づつ描いてもらったものである。京都の古本屋巡りも面白いですよ。みなさんもどうですか。

 今日の国分寺は晴れ。寒いけど今日もドア開けっ放しだー!ところで今日は用事があり、いつもより1時間早く仕舞います。今日だけ18時までです。それと、明日16日(月)の夜19時から「Art虎の穴」があります。今回のテーマは「ポストしらけ」です。参加希望の方はお店までお問い合わせください。

 本日のBGMはトム・ウェイツの「レイン・ドッグス」です。夜じゃないとあわない?

b0304265_16291851.jpg

[PR]
by yoshizo1961 | 2013-12-15 15:18 | お店あれこれ | Comments(0)
<< 西国の夜(よ)は更けて まどそら堂のみずいろ >>