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ガロ系 

 ガロ系、まとまって入荷しました。

 「つげ義春作品集」青林堂/昭和50年/初版
 「水木しげる作品集」青林堂/1969/初版
 「佐々木マキ作品集」青林堂/1970/初版
 「林静一作品集」青林堂/1972/初版
 「滝田ゆう作品集」青林堂/1969/初版
 「鈴木扇二作品集」青林堂/昭和51年/初版・限定500部№448/署名入り
 「つげ忠男作品集」青林堂/1977/初版・限定800部№235
 「勝又進短編集」青林堂/1976/初版・限定1000部№294/署名、日付入り
 「男一発」辰巳ヨシヒロ 青林堂/1972/初版
 「神の悪フザケ」山田花子 青林堂/1996/第4版
 「蛭子能収の人生日記」蛭子能収/1990/第2版

 つげ義春は説明不要?「ねじ式」は超有名。水木しげるも同様。佐々木マキは絵本作家のイメージが強い?村上春樹の初期の著作の装丁画でも有名、ずっと女性だと思っていた。林静一の代表作といえば「赤色エレジー」、それよりもキャンディーの小梅ちゃんのイラストの方がみんな知ってるかも。横顔の女性像はやはり竹久夢二ですかね。滝田ゆうの代表作は「寺島町奇譚」か。鈴木扇二の代表作は「オートバイ少女」、水木しげるのアシスタントだった人。絵のタッチは”かわいい水木しげると、つげ義春と蛭子さんを足して2で割った”感じで結構好き。つげ忠男は「釣りに行く日」(エッセイ)など、釣り好き漫画家として有名。つげ義春の弟。勝又進は短編集の他に「赤い雪」「深海魚」などが代表作。山田花子の暗さは絶品、いましろたかしにも通じる後ろめたさがある。蛭子さんも説明不要?路線バスの旅、いつも観てます。

 ガロ系の作家達の作品は、脱力していても観念的でも、ともかく哲学的でいいですね。商業主義ではない清貧さが救われます。作家も版元も食えないけれども、ポリシーがまず第一っていうところは見習いたいものです。さあ、がんばって品出ししよう!

今日の国分寺は雨→曇り→晴れ。明日から寒くなるそうですから、風邪など引かないよう気をつけて。

 本日のBGMはくりんぺらい。ぽこぽこミュージックです。
ガロ系 _b0304265_15502770.jpg

by yoshizo1961 | 2013-11-10 15:50 | 入荷情報 | Comments(2)
Commented by 成瀬 at 2013-11-10 22:44 x
うわーっめっちゃ興奮します。ガロファンです。特につげ義春と鈴木翁二が!(1992年二月『鈴木翁二特集』の号持ってます)
近いうちに伺います(^∀^)ノ
Commented by yoshizo1961 at 2013-11-11 13:44
成瀬さま
 コメント有難うございます。鈴木扇二、なかなかいいですよね。ぜひ寄って下さいませ。お待ちしております。
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